非接触の推進や効率化、人手不足などを補うことを目的とし、スーパーだけでなく今やコンビニや飲食店でもセルフレジや注文時のタッチパネルが導入されています。
当ブログでも以下の代表的なチェーン店で、セルフレジやタッチパネルの実践をしています。
- セルフレジ
- タッチパネル
- やよい軒
- びっくりドンキー
- ガスト
- 吉野家
- すき家
- 松屋(松券セレクト)(サービス終了)
- 松屋(店内飲食)
- 松屋(お持ち帰り)
- はま寿司デジタルレーン
- レジカート
- スマホレジ
そんな中、大手牛丼メーカーの松屋にもタッチパネル店やセルフサービス店が増えています。
松屋や、同グループの松のやの注文方法と言えば「券売機」による発券と清算が主流でしたが、新店舗では座席でのタッチパネル注文や食後の後払い店舗が増えており、また既存店でも自分で食器の上げ下げを行うセルフ店舗が増えています。
私の住む北海道にもタッチパネル対応1号店が出来たため、早速体験してきました。
本記事では、松屋・松のやのタッチパネル注文とセルフサービスの使い方やレビュー、お得な支払い方法などについて画像付きでまとめています。
松屋・松のやがタッチパネル注文に
券売機のイメージが強い「松屋」や「松のや」ですが、お持ち帰りは「入り口前の専用タッチパネル」、店内飲食は「各テーブルのタッチパネル」でそれぞれ注文をする「タッチパネル注文」のお店が増えつつあります。
導入店舗
松屋フーズの店舗検索から「お席でタッチパネル注文」に☑して検索すると調べることが出来ます。
本記事作成時点(2023.2.20)でのタッチパネル導入店舗は、
- 松屋が24店舗
- 松のやが20店舗
と少ないですが、着実に増えてきています。
またタッチパネル導入店舗のほとんどが「松屋+松のや」や「松屋+マイカリー食堂」の併設店となるため実際の導入店舗数は全国で24店舗ほどです。
つまり、タッチパネル導入店舗のほとんどが何かしらの併設店舗となります。
また、その多くが最近オープンした新店舗のようです。
また、タッチパネル導入店舗の多くは、お茶の用意や食器の上げ下げを自分で行う「セルフサービス」導入店でもあります
タッチパネルとセルフサービスを体験
実際に私の住む札幌にも北海道1号店となる、タッチパネル式の店舗がオープンしたため早速行ってきました。
今回利用した店舗は、「松屋と松のや」併設店であり、タッチパネル注文とセルフサービスの導入店舗でもあります。
注文方法
店舗に入ると、早速タッチパネルの案内がありました。
お持ち帰りの人は入り口前の専用タッチパネルから注文します。(会計は別)
お持ち帰り注文はこちらの記事をご覧ください。
店内飲食は好きな席に座ってタッチパネルで注文する、すき家方式です。
席はこんな感じで、カウンター席にも1組ずつのタッチパネルが設置してあります。
また、松屋と松のやの併設店のため、牛丼やとんかつ用の調味料が多く置かれています。
「注文→受け取り→会計」という流れのため、テーブルでは注文だけを行います。
今回は「松のや」の「店内」から注文します。
メニューを選んで、ライスの量を決めたら(松のやは大盛り無料)
右下の「注文する」をタップします。
「確定ボタン」を押せば、
注文完了です。あとは呼び出しがあるまで待ちましょう。
揚げ物は時間がかかるイメージでしたが、3分後「タッチパネル」からメロディが流れ、出来上がりを知らせてくれました。
2人分を注文しましたが、出来上がったものから順に知らせてくれます。
あとはフードコートのように「提供口」に行ってお盆ごと受け取ります。
余談ですが、揚げたてを期待していたらカツがめっちゃ冷めていました。
ご飯が進まないので牛丼が正解だったかも。
支払い方法
食事のお盆と一緒に「伝票」が渡されますので、食事が終わったら支払いをして帰りましょう。
支払いもセルフです。
レジの全体像はこんな感じで、私が行った店舗には2台設置してありました。
伝票のバーコードを読み込ませて、(会計ボードは横の回収ボックスへ)
支払い方法を選択して、
そのまま会計をするだけのシンプルな流れです。
セルフレジは現金、クレジットカードの他、多くのQRコード決済、電子マネー、交通系電子マネーに対応しています。(※ドライブスルー、松弁ネット、電話予約弁当では、QRコード決済非対応)
最後にレシートを受け取って終了。
また、セルフレジで驚いたのが「個別清算」機能です。
「個別清算」を押すと、支払いたい商品が選択できるため会社の人や友達と行っても、券売機のように自分の分だけを支払うことが出来ます。
これなら会社の同僚や友人と行ってもスムーズにお会計が分けられます!
個別清算機能は全飲食店に導入してほしいくらいです。
株主優待券・サービス券は注文前に店員を呼ぶ
お席にも注意事項としてありますが、お持ち帰り・店内飲食に関わらず「株主優待券」「サービス券」で支払いたい人は、タッチパネルを使用せず店員さんに声をかけましょう。
松屋・松のやの株主優待 最高値メニューはこちらの記事でまとめています。
すき家を運営するゼンショーHDのように株主優待券にもQRコードを付けてくれるとありがたいですね。
ゼンショー株主優待券のQRコード利用についてはこちらをご参照ください。
普通の店とセルフサービス店舗の違い
今回利用した店舗は、「タッチパネル+セルフサービス」でしたが、従来通りの券売機式の店舗でも「セルフサービス」のみを導入している店舗はかなり多いです。
一体何がセルフなのかというと・・・
- 食券店舗でもテイクアウト、店内飲食ともに食券を渡す必要が無い(注文が自動で調理場に伝わっている)
- 商品は番号で呼ばれ、自分で取りに行く
- 食器も自分で下げる
- お茶や水もセルフ
- テーブル拭きもセルフ
のように「セルフサービス」導入店では商品を受け取る以外は店員さんと接する機会がありません。
こちらはドリンクのセルフですが、お茶と水が選べ、ホット、コールド、ぬるめまで選べます。
また、横には台拭きが設置されています。
まるでフードコートです!
お得な支払い方法は?
本記事作成時点の松屋・松のやでオススメのお支払い方法は、「Visa LINEPayクレジットカード(P+)」(ポイントプラス)です。
詳しくは以下の記事でまとめていますが、LINEPayのチャージ&ペイで支払うと5%OFFになります。
また、期間限定ではありますがJ-Coin Payでは10%還元キャンペーンを行っています。(本記事作成時点。2023年3月12日まで)
さらに、ごく一部の店舗では券売機にdポイントカードをかざすと、200円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
(※本記事作成時点では、タッチパネル店舗でdポイントに対応している店舗はありませんでした。)
クーポンは使える?
クーポンはテイクアウト・店内飲食ともに支払い時ではなく、注文時に利用することが出来ます。
タッチパネルの「クーポン利用」をタップしたら、
クーポンのQRコードを読み込ませるだけです。
松屋のクーポンはチラシの他、
公式Twitterでもよく「雨の日クーポン」が配布されています。
事前決済ならモバイルオーダーがおすすめ
座席でゆっくりと注文が出来る、タッチパネルですが券売機のように注文と支払いが同時ではないため、不便に感じる人もいるようです。
そこでオススメなのがモバイルオーダー。
詳しくは以下の記事でまとめていますが、松屋のモバイルオーダーは事前決済で、店内飲食にも対応しています。
テイクアウトなら松弁ネットがおすすめ
テイクアウトなら、松弁ネットもオススメです。
上記のモバイルオーダーもテイクアウト対応ですが、松弁ネットなら以下のようなメリットがあります。
- 事前決済と店頭決済が選べる
- 松屋ポイントの付与率がモバイルオーダーより大きい
- 時間指定が出来る
松弁ネットの利用方法やモバイルオーダーとの違いについては以下の記事でまとめています。
おわりに
松屋や松のやのタッチパネルを体験してきましたが、タッチパネル店舗の多くはセルフサービス方式であり、併設店が多いことが分かりました。
注文と会計が同時にできないもどかしさはあるものの、券売機のように後ろを気にせず席で落ち着いて注文が出来るのは良いものです。
また、セルフレジが嫌な人はモバイルオーダーや松弁ネットを利用するなど、自分に合ったサービスを選ぶことでより快適に利用することが出来ます。
松屋の他、吉野家やすき家に関する記事も多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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