生姜は「体に良い」「体を温めてくれる」と聞きますが、「生姜を毎日継続して食べる」ってやってみたらわかるのですが結構大変です。
しかし私は飽きることなく生姜を半年間食べ続けています。
本ページでは生姜の効能、美味しい食べ方、半年間続けて得られた効果をご紹介します。
生姜の効果・効能は?加熱した方が良いって本当?
体を温める効果で知られる生姜ですが、その効能は他にもあります。
- 消化促進
- 殺菌作用
- 血流促進
- 代謝アップ
- がん予防
- 認知症予防
- 糖尿病予防
- 生理痛を和らげる
- つわりに効く
そんな生姜ですが、生と加熱後では成分が変わります。
生の生姜を食べると冷え性には逆効果なことも。
ジンゲロール(生のショウガ成分)
生の生姜の成分、ジンゲロールの働きは
- 殺菌作用
- 胃腸の働きを助ける
- 体の末端を温める
- 解熱作用
体の表面は温めますが解熱作用で体内の熱は取り除かれてしまいます。
冷え性やダイエットには逆効果ですね。
ショウガオール(加熱したショウガ成分)
加熱によりジンゲロールからショウガオールに変化した生姜の効能は下記の通り。
- 体を芯から温める
- 血流促進
- 鎮痛作用
- 肩こり
ショウガオールの働きにより血流が促進され、体が芯から温まることで免疫力アップ、新陳代謝アップと良いこと尽くめです。
体温が1度上がると代謝も12~13%上がると言われていますから食べることが健康やダイエットになるのは嬉しい限りです。
体温が上がることで免疫力もあがりますので、感染症予防にも習慣づけていきたいものです。
副作用
体に良いからと食べ過ぎてはいけません。
生姜の摂取量は1日当たり10g程度、スライスにして5枚程度が目安です。
生姜を食べすぎることで起こる副作用は下記の通り。
- 胸やけ
- 腹痛
- 下痢
実際に私も食べ過ぎて何度も胸焼けしています…
おすすめの食べ方 生姜シロップって?
美味しい、飽きない、簡単なおすすめの生姜の食べ方は「食べる生姜シロップ」です。
生姜シロップは生姜を水と砂糖で煮るだけで簡単にできちゃう優れものです。
そのまま食べるも良しですが、おすすめの食べ方はこちらです。
- 炭酸水に入れて手作りジンジャーエール
- ヨーグルト
- 紅茶
- ソイラテやカフェラテ
自家製のジンジャーエールは甘すぎなくてめちゃめちゃ美味しいです。
コーヒーは体を冷やすのでカフェラテに煮た生姜を入れて食べるとプラマイゼロになる気がしています。
生姜シロップの作り方
簡単で美味しい生姜シロップの作り方です。
材料
生姜、砂糖、水だけです。
生姜も砂糖も何でも良いですが、毎日何度も食べるものなので生姜は国産を、砂糖はミネラルが豊富なきび砂糖や甜菜糖を使用するようにしています。
お好みで唐辛子、シナモン、黒コショウ(粒)、レモン汁などを入れてもピリッとして良いです。
鷹の爪は入れすぎると本当に辛くなるので少量で。
作り方
ピーラーで皮をむいた生姜を2㎜程にスライスします。
1パック全ていれて136gでした。
生姜の半量の砂糖をいれます。
砂糖の量はお好みなのでガッツリ甘いのが良ければ同量、甘さ控えめなら生姜の三分の一の量でも良いですが、今回は半量で。
生姜が136gなので同じくらい(130ml程度)の水を入れて強火にかけます。
シロップが多くほしい方はもっと水を入れてもOK。
私はシロップよりも生姜を食べることが目的なので水分少なめです。
ぐつぐつしてきたら弱火にして20分程煮詰めます。
はい、出来上がり。
砂糖が溶けてとろっとしたシロップになり、生姜もつやつやしています。
ある程度冷めたら煮沸消毒した瓶に詰めて冷蔵庫で保存します。
大きさ比較のためにシナモンボトルを置いていますが、これくらいの大きさの瓶で入りきりました。
冷蔵庫保存で1週間を目安に食べきってくださいね。
糖度が高ければ更に長持ちしますので、砂糖と生姜から出た水分のみで煮詰める場合は2週間が目安です。
生姜シロップのポイント
美味しい生姜シロップのためのポイントです。
①皮を剥く
生姜は形が歪で皮を剥くのが大変で面倒です。
キレイに剥こうとすると可食部が減って勿体ない…
なので何度か皮を剥かずに生姜シロップを作りました。
超極薄切りにすればそれほど皮は気にならないのですが、2~3㎜もあれば皮が口の中に残ってやっぱり美味しくないです。
②薄く切る
適当に厚く切ると繊維が口の中に残り吐き出す羽目に。
薄め薄めを心がけてください。
③発酵する?
このレシピは発酵しない生姜シロップです。
発酵させるには気温により1~4週間かかるので、より手軽に出来る方法にしました。
ですが、暑い時期に冷蔵庫のドアポケットの1番手前に保管していたら勝手に1週間で発酵しガスが出てきました。
腐ったわけではないのでご心配なく。
乳酸ジンジャー、生姜黒蜜
毎週毎週生姜を買って切って煮詰めている暇なんかないわいという方は、市販の生姜シロップがおすすめです。
乳酸ジンジャー
ネットで買えるこちらの生姜シロップは乳酸菌入りで腸内フローラをサポートします。
黒糖の自然な甘みと、柚子の爽やかさが特長です。
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定期購入するのであれば公式サイトからがお得です。
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生姜黒蜜
生姜黒蜜は全て九州産の黒糖、生姜、麦芽糖のみをつかった安心安全の生姜シロップです。
製造日の当日に皮ごと搾汁してビン詰めしているというこだわりぶりで、皮ごとだから栄養も満点です。
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生姜を半年間食べた結果
私は自家製生姜シロップ(シロップより生姜メイン)を半年間食べ続けてきました。
食べ方、得られた効果をご紹介します。
食べる頻度
私はシロップ漬けの生姜を毎日、1回1枚(約2g)を3時間おきを目安に4~5回食べています。
寝起きにヨーグルトと、午前のおやつにソイラテと、昼食後にソイラテと、15時くらいにそのままつまみ、夕食時に炭酸水にレモン汁と共に入れて…という感じです。
生姜の体を温める効果は2~3時間しかもたないので、こまめに摂取します。
生姜の摂取目安は1日10gなので2g×5回でちょうど良いです。
冷え性改善
加熱した生姜を毎日3時間おきに食べ続けることで明らかに体温が上がりました。
冷え性が改善されたのです。
寒がりでいつも手足が冷たかったのですが、今では家族で1番暑がっている気がします。
ダイエット効果
体温が1度上昇すると代謝量は12~13%上昇するので食べるだけでダイエットになります。
確かにこの半年間、3㎏弱減量に成功しました。
もちろん生姜だけでなく、筋トレを始めたこともありますが、3kgも痩せるほど筋トレは一生懸命していません。
免疫力アップ
免疫力は体温が1℃下がると30%低下し、逆に1℃上がると最大5~6倍上がると言われています。
私は産後の寝不足の中、生姜生活を始めましたが全然風邪をひいていません。
生姜で体温が上がったことも要因の一つだと思いますが、毎日ヨーグルトメーカーで作った自家製ヨーグルトを食べていることも要因かと思います。
ヨーグルトメーカーの記事もありますので、宜しければご覧ください。
おわりに
生姜パウダー、乾燥生姜等色々な食べ方、製品もありますが個人的には甘くておいしい生姜シロップとシロップ漬けの生姜が食べやすくおすすめです。
体温が上がることで血流が良くなり代謝や免疫力がアップしウイルスや細菌に負けない強い体づくりをしてくれます。
また、結果的に内臓脂肪の解消やがん予防、認知症予防、骨粗しょう症予防と将来の健康にも繋がります。
病気になると通院や入院とお金も時間も費やしますし、自分だけでなく心身ともに家族にも大きなダメージとなります。
健康な体は不健康な体よりも余程生産性のある仕事、暮らしをしてくれます。
正しい食生活、運動、睡眠と共に手頃な生姜で病気やウイルスに負けない体づくりをしていきたいものです。
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