非接触の推進や効率化、人手不足などを補うことを目的とし、スーパーだけでなく今やコンビニや飲食店でもセルフレジや注文時のタッチパネルが導入されています。
当ブログでも以下の代表的なチェーン店で、セルフレジやタッチパネルの実践をしています。
- セルフレジ
- タッチパネル
- レジカート
- スマホレジ
そんな中、大手牛丼メーカーの松屋にもタッチパネル店やセルフサービス店が増えています。
松屋や、同グループの松のやの注文方法と言えば「券売機」による発券と清算が主流でしたが、新店舗では店内飲食・お持ち帰り共にタッチパネル注文が増えており、また既存店でも自分で食器の上げ下げを行うセルフ店舗が増えています。
私の住む北海道にもタッチパネル対応1号店が出来たため、早速体験してきました。

本記事では、松屋・松のやのお持ち帰り時のタッチパネル注文や支払い手順、お得な支払い方法などについて画像付きでまとめています。
松屋・松のやがタッチパネル注文に
券売機のイメージが強い「松屋」や「松のや」ですが、お持ち帰りは「入り口前の専用タッチパネル」、店内飲食は「各テーブルのタッチパネル」でそれぞれ注文をする「タッチパネル注文」のお店が増えつつあります。
導入店舗
松屋フーズの店舗検索から「お席でタッチパネル注文」に☑して検索すると調べることが出来ます。
本記事作成時点(2023.3.17)でのタッチパネル導入店舗は、
- 松屋が26店舗
- 松のやが22店舗
と少ないですが、着実に増えてきています。
またタッチパネル導入店舗のほとんどが「松屋+松のや」や「松屋+マイカリー食堂」の併設店となるため実際の導入店舗数は全国で27店舗ほどです。

つまり、タッチパネル導入店舗のほとんどが何かしらの併設店舗となります。
また、その多くが最近オープンした新店舗のようです。
また、タッチパネル導入店舗の多くは、お茶の用意や食器の上げ下げを自分で行う「セルフサービス」導入店でもあります
お持ち帰りでタッチパネルとセルフレジを体験
実際に私の住む札幌にも北海道1号店となる、タッチパネル式の店舗がオープンしたため早速行ってきました。
今回利用した店舗は、「松屋と松のや」併設店であり、タッチパネル注文とセルフサービスの導入店舗でもあります。

注文方法
店舗に入ると、早速タッチパネルの案内がありました。

入り口すぐに「お弁当注文コーナー(お持ち帰り専用)」があります。
注文用タッチパネルが2台と、上にはマクドナルドのようなお待ち番号と出来上がりの番号を表示する掲示板がありました。

早速、タッチペンを使って注文します。
まずは併設店なので「松屋」か「松のや」を選んで、

注文したいメニューをタップします。今回はスタンダードな牛めしを選択。
上部のボタンで「松屋」と「松のや」が切り替えられるため店舗をまたいだ注文も可能です。

次にサイズを選択します。
松屋の丼もの商品の場合、初期設定が「じかもり」になっているため赤枠の「おこのみ設定」から「セパレート容器」が選択できます。またつゆだくなどのオプションもここから設定します。


ボタンが小さくてわかりにくいので、改善の余地ありだと思います。
注文が決まったら右下の「注文する」をタップして

確定ボタンを押したら注文は完了です。(この時点で注文内容が厨房に伝達されるようです)

あとは下から出てくる伝票を持ってセルフレジに向かいます。

清算方法
上記のタッチパネル注文式は、松屋によくある券売機のように注文+清算は同時進行ではありません。
注文確定後に、別途セルフレジコーナーでの会計が必要です。
レジの全体像はこんな感じで、私が行った店舗には2台設置してありました。
まずは、伝票のバーコードをスキャンします。

不要な伝票はレジ横のボックスに入れましょう。

支払い方法を選択して、

そのまま会計をするだけのシンプルな流れです。(下部の「個別清算」から商品ごとに分けて会計が可能です)

セルフレジは現金、クレジットカードの他、多くのQRコード決済、電子マネー、交通系電子マネーに対応しています。(※ドライブスルー、松弁ネット、電話予約弁当では、QRコード決済非対応)

あとはレシートを取って、番号が呼ばれるのを待ちます。

レシートには引換番号があるため、必ずレシートを取って待ちます。

タッチパネル前の掲示板にも番号が表示されますが、提供口から店員さんが「〇番のお客様~」と呼んでくれました。


空いている時間帯だったこともあり、会計より先に牛丼が出来ていました!
会計が終わらないと自分の番号が分からないため、注文後はすぐに支払いを行いましょう。
商品を受け取ったら、箸や紅ショウガをセルフで入れて持ち帰るだけです。

注文と会計を分けるのは一見面倒に思えますが、手間取りがちな会計を別端末にすることで効率的に注文が処理できます。
混んでいる時間帯は後ろに並ばれるのは結構プレッシャーなので、券売機よりアリだなと感じました。

ちなみに松屋は冷凍食品の牛丼・カレーも美味しくて、我が家の冷凍庫はいつもストックがあります。オススメです。

株主優待券・サービス券は注文前に店員を呼ぶ
お持ち帰り・店内飲食に関わらず「株主優待券」「サービス券」で支払いたい人は、タッチパネルを使用せず店員さんに声をかけましょう。
「店員呼び出しボタン」でもOKです。


優待利用なのにタッチパネルで注文してしまった場合は、会計前に店員さんに声をかければ支払い時に対応してもらえます。
松屋・松のやの株主優待 最高値メニューはこちらの記事でまとめています。

すき家を運営するゼンショーHDのように株主優待券にもQRコードを付けてくれるとありがたいですね。
ゼンショー株主優待券のQRコード利用についてはこちらをご参照ください。
お得な支払い方法は?
本記事作成時点の松屋・松のやでオススメのお支払い方法は、「Visa LINEPayクレジットカード(P+)」(ポイントプラス)です。
詳しくは以下の記事でまとめていますが、LINEPayのチャージ&ペイで支払うと5%OFFになります。
また、時々配布されるメルペイの「100P還元クーポン」は、会計時に使用するため注文時に使用するクーポンと併用が可能です。

さらに、ごく一部の店舗では券売機にdポイントカードをかざすと、200円(税込)ごとに1ポイントが貯まります。
(※本記事作成時点では、タッチパネル店舗でdポイントに対応している店舗はありませんでした。)
クーポンは使える?
クーポンはテイクアウト・店内飲食ともに支払い時ではなく、注文時に利用することが出来ます。
タッチパネルの「クーポン利用」をタップしたら、

クーポンのQRコードを読み込ませるだけです。

松屋のクーポンはチラシの他、

公式Twitterでもよく「雨の日クーポン」が配布されています。
事前決済ならモバイルオーダーがおすすめ
待ち時間短縮にもなるタッチパネルとセルフレジですが、券売機のように注文と支払いが同時ではないため、不便に感じる人もいるようです。
そこでオススメなのがモバイルオーダー。
詳しくは以下の記事でまとめていますが、松屋のモバイルオーダーは事前決済で、お持ち帰り・店内飲食共に対応しています。
テイクアウトなら松弁ネットがおすすめ
店内飲食には対応していませんがテイクアウトなら、松弁ネットもオススメです。
上記のモバイルオーダーもテイクアウト対応ですが、松弁ネットなら以下のようなメリットがあります。
- 事前決済と店頭決済が選べる
- 松屋ポイントの付与率がモバイルオーダーより大きい
- 時間指定が出来る
松弁ネットの利用方法やモバイルオーダーとの違いについては以下の記事でまとめています。
おわりに
松屋や松のやのタッチパネルを体験してきましたが、タッチパネル店舗の多くはセルフサービス方式であり、併設店が多いことが分かりました。
注文と会計が同時にできないもどかしさはあるものの、券売機のように後ろを気にせず落ち着いて注文・支払いが出来そうです。
また、セルフレジが嫌な人はモバイルオーダーや松弁ネットを利用するなど、自分に合ったサービスを選ぶことでより快適に利用することが出来ます。
松屋の他、吉野家やすき家に関する記事も多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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