非接触の推進や効率化、人手不足などを補うことを目的とし、スーパーだけでなく今やコンビニや飲食店でもセルフレジや注文時のタッチパネルが導入されています。
当ブログでも以下の代表的なチェーン店で、セルフレジやタッチパネルの実践をしています。
- セルフレジ
- タッチパネル
- やよい軒
- びっくりドンキー
- ガスト
- 吉野家
- すき家
- 松屋(松券セレクト)(サービス終了)
- 松屋(店内飲食)
- 松屋(お持ち帰り)
- はま寿司デジタルレーン
- レジカート
- スマホレジ
ファミリー向け回転寿司のタッチパネルオーダーは最早常識となっていますが、回転寿司大手の「はま寿司」と「スシロー」の一部店舗では、従来の回転レールを無くし、デジタルビジョンにお寿司が流れる「デジタルレーン」が導入されています。
本記事では、はま寿司とスシローのデジタルレーン導入店舗や導入店舗の探し方についてまとめています。
はま寿司
まずは「はま寿司」のデジタルレーンについて。
公式サイトに掲載が無いものの、はま寿司では2023年4月頃から一部店舗にて、タッチパネルとは別に「デジタルレーン」が登場しているようです。
SNSでバズってましたが、私もSNSでこの存在を知りました(実際のレビューは後述します)。
店舗検索はできない
私もこのデジタルレーンを体験したい!ということで設置店舗を探してみました。
しかしはま寿司公式サイトの店舗検索では、「回転レーン」「ストレートレーン」の絞り込みはできるものの、デジタルレーンについては検索することが出来ません(本記事作成時点2024.5.24)。
また、ストレートレーンは「タッチパネルで注文した商品がテーブルに流れてくる方式」を、回転レーンは「商品が流れている方式」を指すようで、どちらもデジタルレーンの導入を表すものではありません。
はま寿司に聞いても分かりません
デジタルレーン導入店舗について掲載が無いため、はま寿司を運営しているゼンショーの問い合わせ窓口に聞いてみたところ、
把握しておりません。
の一点張りです。
フランチャイズならまだしも、はま寿司はすべて直営店だそうで…。
本部でも店舗の設備について把握していないそうです。
直接最寄りの店舗に電話するしかない
というわけでデジタルレーンの導入店舗を探すには、古典的な方法ですが「最寄り店舗に電話をしてみる」しかありません。
私も最寄り店舗に電話すると、ちょうど詳しそうな人が対応してくれたため「札幌近郊の導入店舗について(札幌在住のため)」聞いてみると・・・
社員?さん
- 札幌苗穂店
- 札幌栄町店
- 札幌中央市場前店
- 小樽築港店
- 江別店
などにあります。
と教えてくれました。
デジタルレーン導入店舗
具体的なデジタルレーンの導入店舗についてリサーチしてみると、例えば以下の店舗でデジタルレーンが導入されていることが分かりました。
- 東京都:環八大鳥居店
- 愛知県:岡崎大西店
- 京都府:舞鶴店
他にも導入店舗はあるようですが、確実な店舗名が把握できませんでした。
デジタルレーンを体験してみたい人は、最寄りの店舗に聞いてみましょう!
札幌の例からすると、続々と導入店舗が増えているようです!
リフレッシュオープン店舗に期待
はま寿司公式サイトでは「リフレッシュ工事による一時休業店舗のお知らせ」というトピックスが複数あり、2024年に入ってから多くの店舗がリフレッシュオープンをしている、またはこれから工事予定であることが分かりました。
工事の内容については触れられていないものの、休業期間が10日~1ヵ月ほどと長いため、デジタルレーンの導入を含めた大幅リニューアルであることを期待したいです。
店舗に聞いたところ「デジタルレーン」は店休せずとも閉店後などに簡単に設置できるそうです。そのため、リフレッシュオープンをしていない店舗にも設置されている可能性大です(2024.6.3追記)。
スシロー
次にスシローのデジタルレーンについて調査してみました。
スシローでは2023年9月21日より、一部店舗にて大型ビジョンを使用した「デジタルスシロービジョン」、通称デジローを導入しています。
画面側の人しか操作できないデメリットはあるものの、はま寿司とは違う大きな画面で操作しやすそうです。
店舗検索はできない
デジローの設置店舗ですが、本記事作成時点(2024.5.24)では、スシロー公式サイトの店舗検索でもデジロー導入店舗を検索することは出来ません。
デジロー導入店舗
そこでスシロー本社に聞いたところ、「客側でデジロー設置店舗を検索することはできない」という回答と同時に、2024年5月23日時点で以下3店舗にデジローが導入されていることが分かりました。
- 東京都:新宿西口店
- 大阪府:江坂店
- 愛知県:天白焼山店
しかし、マイナビニュースにて以下の掲載があったため、6月以降のリニューアルオープン情報を要チェックです。
6月6日リニューアルオープン予定のスシロー岐阜正木店を皮切りに、6月上旬から9月末の期間でデジロー導入店舗を新たに16店舗拡大する。
マイナビニュース
【動画あり】はま寿司 デジタルレーンを体験してきた
実際に導入店舗に行き、デジタルレーンを体験してきました。
私の行った店舗ではカウンター席には通常のタッチパネルのみで、テーブル席にのみ「タッチパネル」と「デジタルレーン」が設置されていました。
タッチパネル側で操作を開始するとデジタルレーンも利用できるようになるようです。
実際の動きはこんな感じです(音量注意)。
画面の中で商品がゆっくり流れていき、早くスクロールすると商品も早く流れていきます。
デジタルレーンで注文するには、商品を下方向にスライドさせます。
すると以下の画面になり、個数を選択して注文を確定させる流れです。
ワンタップで注文できるわけではないため、子供の誤操作も防げます。
あとは、こんな風にお寿司の到着も教えてくれます。
半シャリは選べない
はま寿司では、一部のメニューで「半シャリ」が選択できます。
しかし、例えば同じ「えび」でも、デジタルレーンでは「半シャリ」の選択はありません。
その他、「店員呼び出し」や「会計」も通常のタッチパネルのみ対応しています。
レーン側の人はデジタルレーンで、通路側の人はタッチパネルで各々注文できるメリットがありますが、機能的で使いやすいのは従来のタッチパネルです。
触りすぎるとフリーズする
テーブルの当たりが悪かったのか、子供が喜んで画面をスライドさせまくっていたからか、我が家のテーブルのみ何度も画面が固まり、「アプリを終了します」等のメッセージが。
店員さんにパソコンから再起動してもらったものの、後半はほとんどデジタルレーンが使えずに終わりました。
まだまだ改善の余地はある機能と言えそうです。
おわりに
魚べいの「新幹線やルーレット」、くら寿司の「ビッくらポン」と子供が喜ぶ仕掛けの多い回転寿司ですが、スシローの「だっこずし」とはま寿司の「はまっこセット」はイマイチインパクトに欠けていたように感じます。
実際にはま寿司のデジタルレーンを体験しましたが、画面が固まったり、半シャリが選べないなどデメリットもあり、基本は従来のタッチパネルで、デジタルレーンは話題のためというような印象を受けました。
しかし、スシローのデジタルビジョンはかなり大きなパネルとのことなので、そちらも北海道に上陸次第レビューしたいところです。
当ブログでは、他もに「飲食店」や「子育てに関する記事」を多くまとめていますので是非併せてご閲覧ください。
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