札幌市民にとって、プールや温泉目的で日帰り利用の多いガトキンことガトーキングダムサッポロですが、今回はファミリールームを体験すべく宿泊することにしました。
本記事ではガトキンのファミリールームのレビューや、チェックイン後またはチェックアウト後のプール利用などについてまとめました。
ガトーキングダムサッポロって?
ガトキンの正式名称は「シャトレーゼ ガトーキングダムサッポロ」で、札幌市北区にあるプール・温泉・ビュッフェと日帰りでも宿泊でも楽しめる家族向けホテルです。
「家族にやさしいリゾート」と謳っている通り、赤ちゃんや小さなお子様への対応が厚く、フィットネスなどもあるため平日も朝から晩まで幅広い年齢のお客さんで賑わっています。
アクセス・シャトルバス
札幌市内の温泉と言えば南区の定山渓ですが、ガトキンは札幌駅と同じ北区に位置します。
無料のシャトルバスが札幌駅と麻生駅から出ているので(現在は2時間おき)、これを利用しない手はありません。
札幌駅からは40分、麻生駅からは20分で到着します。
価格帯
宿泊料金は素泊まりで大人1人あたり8000円台~、朝夕のビュッフェ付きでも1万円~で宿泊可能です。
2歳までは完全無料で、3~6歳までの未就学児は食事と温泉・プールにそれぞれ追加料金が発生します。
こちらは部屋に置いていた料金表です。わかりやすかったので掲載させて頂きます。
ファミリールームに泊まってみた
ガトキンには和室、洋室などの他に季節等のテーマのある部屋が多くあるため、何度訪れても部屋を変えることで毎回新鮮です。
今回泊まったのはガトキンに3つあるファミリールームのうち、海を連想させるような青が基調の「アクア」です。
52.99平米と大きなお部屋ですが、大人1人当たり8,800円~宿泊可能でした。
部屋
こちらがファミリールームアクアのドアです。
9階の奥なのでエレベーターまで少し遠いですが、分かりやすく部屋を間違えることはありません。
こちらはアクアのにあった同じくファミリールームの「フォレスト」です。今度きたときはこちらにも泊まってみたいです。
玄関も広々、段差もありません。
子連れには玄関で靴を脱ぐタイプが一番です。
子供がお絵かきできるような低い椅子とテーブル、壁には備え付けの玩具が2つ。
身長計もついています。
部屋にはテレビが2台もあります。
スマートテレビではないので、YouTube等見る場合はFire TV Stick等の持参が望ましいです。ホテルによっては入力切替ができないようにしているホテルもありますが、この部屋はFire TV Stickで見れました。
天井一面には星と魚がいます。
夜電気を消すと、暗い部屋の中で大量の魚が浮かび上がり、夜の海感が出ます。
嬉しいのがこのベッドの大きさと低さです。
ベビーベッドやベッドガードの貸出もありますが、広いので子供を内側に寝させれば落ちる心配もなく、万が一落ちても低く、下はカーペットなので大事には至らなさそうです。
ベッドが結構硬めなのですが窒息の心配が減り、赤ちゃん向けに感じました。
窓からの景色は屋外プールです。
夜になるとキレイですね。
反対側の窓からはレストランを見下ろせるため、部屋に居ながら食事会場の混み具合が確認できます。
備品・設備・アメニティ
ファミリールームには子連れに嬉しい備えがいっぱいです。
クローゼットは広く、子供用ハンガーもありました。
お風呂は広く、テレビ付きでベビーソープも置いてあります。
こちらのテレビは古めで画質は非常に悪いですが、こどもはテレビ付きお風呂が珍しく喜んでいました。
私がお伺いしたときは(2021年11月上旬)コロナによる営業時間の短縮により朝のお風呂がやっていないため、お部屋のお風呂も利用しました。
トイレも広く、オムツゴミ箱と補助便座がありました。
洗面所には子供用コップ、歯ブラシ、スポンジのほか、哺乳瓶の消毒セット(錠剤も)があります。
サイズ別の子供パジャマ(100・120・140cm)、防水シーツ、ブランケット、ピクニックシートまでありました。
残念なのは冷蔵庫によくあるサービスのお水が無かったことくらいです。
持参するか、売店や自販機で手に入れましょう。
また冷蔵庫に冷凍機能がないのもちょっと残念でした。
食事はビュッフェ
食事は夕食・朝食共にビュッフェが基本です。
夕食は17~21時までと開始時間が早いのでプールでお腹を空かせた子供を待たせることが無いのが嬉しいです。
朝食も7~10時までと長いのでゆっくり寝ていられます。
ベビーベッドやベビーフードなども嬉しいポイントです。
個人的には、朝夕共にミニトマトやうどん、バナナなど子供が食べやすいものが多いのが助かりました。
チェックイン前・チェックアウト後もプール・温泉が利用可
ガトキンと言えばプールと温泉がメインですが、利用券を見せることでチェックイン前は13時~、チェックイン後も丸一日プールと温泉が利用できます。
21時までのナイトプールもあるため、チェックイン時間が遅くても夜まで楽しめます。
その都度新しいタオルが渡されるので何度でも気持ちよく楽しめます。
乳幼児と一緒だと、男女ともにベビーベッド近くのロッカーにしてくれるのも助かります。
私は11時のチェックアウト後はフロントに荷物を預け、途中、フードコートでの昼食も挟んで15時のシャトルバスまで温泉とプールを利用しました。
ロッカーに入りきらない荷物はフロントに預けられるので、チェックアウト後でも快適に利用できます。
冬時期だと中々売っていないスイミングパンツも購入して、存分にプールを楽しめました(3枚と書いてますが4枚入りでお得でした)。
ただチェックイン当日は何度も再入場ができるのに対し、チェックアウト当日は再入場不可なのでご注意ください。
また、空気入れはプールにありますが、面倒な空気抜きにはポケットサイズの携帯ポンプの持参がオススメです。
添い寝プランはカシポがお得?
添い寝プランを利用した3~6歳までの未就学児がプールと温泉を利用する場合、1日当たり250円の追加料金が発生します。
この250円はプール・温泉の受付時に支払いますが、利用日がカシポ半額デーだった場合はカシポを提示することで150円での利用が可能です。(未就学児の通常料金は300円なので半額の150円)
若干の違いですが、知っているとちょっとお得です。
カシポ半額デーやその他の割引についてはこちらの記事でまとめています。
室内遊具・外遊具も充実
ガトキンはフォトスポットも多いですが、
温泉フードコートでは絵本や滑り台などの遊具の他、無料で動く乗り物が子供を魅了します。
お外にも公園のような遊具があり、
結構楽しめます。
下の子はこの車がお気に入りでたくさん遊んでました。
チェックアウトもゆっくりで、館内で色々な楽しみ方ができ、まさにファミリー向け!
サービスの良さを感じます。
お得に予約する方法は?
予約は公式サイトの他、じゃらん・Yahoo!トラベル・楽天トラベルなどのメジャーなサイトからもご予約できます(リンクはガトーキングダムの予約ページ直リンクです)。
また本記事作成時点(2021年11月)は自治体キャンペーンが豊富に行われています(新しい旅のスタイル・We Love札幌宿泊キャンペーン・サッポロ冬割など。いずれも販売終了含む)。
なので
- まずは公式サイトでお得なキャンペーンプランが販売されていないかチェック
- お得なキャンペーンプランがない場合はじゃらん・Yahoo!トラベル・楽天トラベルなどでお得なクーポンが配布されていないかチェック
という順で予約を取ることをオススメします。
なお日帰り料金は2021年より値上がりしましたが、夏の繁忙期や土日祝を避けること、プランや割引サービスの活用でまだまだお得に利用できます。
おわりに
地元民にも日帰りで大人気のリゾートホテルのガトキンですが、宿泊でもオススメのホテルです。
特にファミリールームは大人も子供も過ごしやすく、お部屋での時間もかなり快適だったため、次回もガトキン宿泊時は別のファミリールームに泊まろうと思います。
チェックイン後に温泉・プール利用までさせてくれるなんて太っ腹ですよね。
他にも北海道内を中心に、子連れ向きのホテルや施設についてまとめていますので、宜しければ合わせてご覧下さい。
- ホテル
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- ホテルナトゥールヴァルト富良野
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