アウトドアブームや人気Youtuberの影響もあってか、近頃ブームの「屋外アスレチック」。
そんな中、札幌市内にも2023年7月2日に「札幌アスレチックパーク」がオープンしました。
本格的なアスレチックというと、自然豊かな森の中が想像されますが、今回オープンしたのは「札幌市内の住宅地」ということで、観光客というよりは市内の人が気軽に行ける施設のようです。
そこで、実際に未就学児と小学生を連れて「ツリートレッキング」と「ネットコース」の2つのコースを体験してきました。
本記事では、札幌アスレチックパークの予約方法や体験の様子、料金や支払い方法、設備等についてまとめています。
札幌アスレチックパークがオープン
2023年7月2日、屋外型のアスレチック施設「札幌アスレチックパーク」がオープンしました。
教育施設の敷地内とのことで、平日は併設の認定こども園、小学校の子供たちが使用するため、一般利用は「土日祝、夏休み等の長期休暇期間」となります。
住所
札幌市豊平区西岡1条7丁目2-21の「こりっつ認定こども園」内にあり、
- 地下鉄南北線 澄川駅 徒歩15分
- 中央バス 西岡中央公園 徒歩6分
とアクセスはイマイチのため、車での利用が多そうです。
もちろん駐車場も併設しています。
運営会社は?
「札幌アスレチックパーク」は田中学園(立命館)が所有しているようです。
しかしアスレチックの補助などは療機関等の給食業務の受託等を行っている「株式会社エムズフード」が請け負っているようです。
コース・システム・料金は?
屋外アスレチックというと、小学生未満不可や身長・体重等の制限が厳しいものが多いですが、札幌アスレチックパークは3種のコースが設けられているため、老若男女参加できます。
- ツリートレッキング
- ネットコース
- レクチャーコース
コースの詳細は表の通りです(タップで拡大)。
予約の流れ
札幌アスレチックパークを利用するには予約が必要です。
公式ホームページから予約が出来ます。
以下はスマホでの予約手順ですが、パソコンでも流れは同じです。
トップ画面を下にスクールすると、予約カレンダーが出てくるため、予約可能な「○」をタップします。
予約は当日~2~3か月先まで可能です。
次に対象コースを選択します。
土曜日も園児が利用するためか、午前中はネットコースが利用不可の場合が多いです。
(日・祝は朝から利用可能)
空いている黒字の時間帯を選択し、
氏名、メールアドレス、人数(大人含めて6名まで)を入力して「予約する」をタップします。
これで予約が完了です。
ちなみに、我が家は2名ずつ「ツリートレッキング」と「ネット」に分かれたため、それぞれのコースで予約を行いました。
届いた予約完了メールには「人数の記載」がないので、予約完了画面をスクショするのがオススメです。
空いている場合には、予約なしでも受け付け可能ですが、予約優先のため、待ち時間が発生する可能性大です。
当日でも予約可能なため、予約をしてから向かいましょう。
受付・支払いの流れ
到着したら駐車場(16台で満車になることは無いと思われる)に停め、
奥の建物に行って受付します。
受付時間を名前を伝えると「公式ラインの免責事項の確認」を開くように言われます。
(必然的にLINEお友達登録となるようです)
項目にチェックして、
同意ボタンを押したら、事前に支払いを済ませます。
早く到着しましたが、先約がいたため、予約時間になるまでは室内などで待機します。
空きがあればすぐに開始できるかもしれません。
アスレチックをやってみた
実際に体験したアスレチックを「ネットコース」と「ツリートレッキング」に分けてまとめました。
ネットコース編
受付した建物の横に、ネットコースとツリートレッキングがあります。
奥に見えるのはこども園です。
地面にはウッドチップが敷き詰められています。
最初はネットを登っていくのですが、通り抜ける穴が小さくて大人は少し大変です。
また、未就学児は1人で登れないので、親が一緒に入って持ち上げる必要がありそうです。
混み合っている場合には以下のような他の場所からネットコースに入ることができます。
また、こんな長いネットの道を通ったりするのですが、私が行ったときは至る所に蜘蛛の巣があったので要注意です。
さらに、全て木に繋がっているため、途中途中、大木の横をすり抜けなければならなず、大柄な人は厳しいかもしれません。
ネットコースのメインは巨大トランポリンです。
飛び跳ねるもよし、空いていれば寝転んだりもできます。
そのほか、ブランコ(低いので立ち乗りになる)や
ちょっとしたアスレチックもありましたが、
トランポリンで沢山飛び跳ねたりして遊ばない限り、ネットコースは10分で回り切ってしまいます。
我が家の4歳でもかなり物足りなかったのですが、かといって年長未満はツリートレッキングもできないので、ネットコースだけをやりにくるのはオススメできないな~と感じました。
人によるとは思いますが、うちの場合は無料の公園で良かったかな・・・
ツリートレッキング編
さて、続いてはツリートレッキングです。
時間になったら外に行き、係の人に声をかけるとヘルメット等を装着してくれます。
(軍手は持参ですが、その場で購入も可能。200円とのこと。)
最初だけ説明を受けたらスタートです。
こんな風に捕まりながら歩いたり、
シーソーのような木の上を歩いたり、
飛び石みたいに進んだり、
重りのようなものに抱き着いて進むコースや、
揺れる橋のようなコースも。
高い場所なので落下が心配ですが、常にハーネスをロープに繋いでいるため、落下の心配はありません。
ハーネスは2丁掛けと呼ばれるものを使っていて、片方を外すと、もう片方が外れない仕組みになっていました!
ただこのハーネスは外すのにちょっと力が必要で、1~2年生くらいはコースが1つ進むたびにハーネスを外して、次のコースに付け直して・・・という作業が大変でした。
親が1人の場合には、親が先に進んでも後に進んでも子供1人でやらなければならない場面が出てくるため、保護者が2人必要、もしくは居合わせた大人と連携する必要がありそうです。(他に人がいなければ係の人を呼びましょう)
色々なコースを順々に進み、最後はターザンロープに乗り、
ゴールのネットで着地してフィニッシュです。
お疲れさまでした、器具を外して終了です。
最大90分のコースでしたが、子供と一緒でも60分程度でした。
一方通行のコースのため、前の人の進みが悪かったり、子供が怖がってなかなか進めないなどとなるともう少しかかりそうです。
中には途中でリタイアしている方も。
そんな時は係員に声をかけると、最寄りの途中退出エリアから降りられます。
設備・トイレ・室内休憩は?
受付をした建物には、洗面所やトイレがあり、土足厳禁のためとてもキレイです。
この建物はカフェとしての側面もあるため、階段を上ると
テーブルが沢山あり、個室も1つありました。
玩具も豊富です。
窓からはアスレチックの様子が見られるため、付き添いの家族はここで休憩しているのも有りです。
食事・ドリンク
飲食物の持ち込みは不可ですが(外で飲むペットボトルや水筒は何も言われません)、室内には無料の水があります。
その他、各テーブルにあるQRコードからカフェメニューの注文が可能です。
私が訪問した時は、アイスクリームとソフトドリンクがありましたが、時期により食事ものだったりとメニューが変わるようです。
流れに沿って注文をすると、
こんな感じで運ばれてきました。
アイスはけっこうたっぷりで、真偽は不明ですがレディーボーデンの味がしました。
同じテーブル番号で注文すれば、後から注文した商品もまとめて会計が出来ます。
支払い方法
アスレチック料金は前払いですが、食事代金は注文した座席のカードを持っていく後払い制です。
どちらもクレジットカード・電子マネー・QR決済が可能で、現金は不可です。
具体的には、以下の通りです。(2023.8.9確認)
- クレジットカード(タッチ決済可)
- 電子マネー
- QUICPay
- iD
- コード決済
- d払い
- PayPay
- 楽天Pay
- メルペイ
Suicaは使えますか?と聞いたところ、「準備中」とのことだったので、これから更に支払い方法が拡充されると思われます。
その都度、お得なキャンペーンを行っているコード決済でも良いですが高還元クレカならいつでも一定の還元率が得られます。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。
リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年8月13日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に1,600円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
クーポン
2023年8月31日まではLINEお友だち登録で、以下の割引が適用されます。
- ツリートレッキング:全員1,000円割引
- ネットコース:全員200円割引
こちらは割引後のレシートですが、1人が友達登録をするだけで2,400円オフになりました。
ツリートレッキングの人はネットもできるの?
ネットコースに比べると高額なツリートレッキングですが、ツリートレッキングとネットコースは別物であり、ツリートレッキングの中にネットコースは含まれていません。
どちらもやりたい場合には、両方を予約するか、ツリートレッキングを予約していても空きがあればその場でネットコースも申し込みが出来ます。
当日にコース変更は出来る?
予約枠の関係上、「ネットコースで予約→やっぱりツリートレッキングがしたい」は不可な場合が多いようですが、「ツリートレッキングで予約→怖そうだからネットコースにする」は可能です。
支払い後は変更できませんので、心配な場合は受付前にちらっと様子を伺うのがオススメです。
キャンセルは?
予約をキャンセルする場合には、予約完了メールに記載のURL、もしくはこちらのキャンセルフォームからキャンセルが可能です。
貴重品は?
貴重品等を預けるロッカーはありませんので、大事なものは車に置いておく、もしくは最低限(スマホのみ)などで出かけることをオススメします。
スマホであればポケットに入れておけそうですが、ツリートレッキングはハードなためボディバッグでも邪魔になりますし、飲み物を持ち運ぶ余裕はないと思われます。
どちらにせよ施設内の支払はキャッシュレスのみなので、現金は持ってこないのが安心です。
おわりに
2023年夏にオープンした、札幌市豊平区の屋外アスレチック施設「札幌アスレチックパーク」にて、ツリートレッキングとネットコースを体験してきました。
ネットコースはリーズナブルではあるものの、正直ちょっと広い公園に行った方が子供は喜ぶなと感じましたが、ツリートレッキングはやる価値ありの、札幌市内で気軽に本格的なアスレチックが体験できる貴重な場所だと感じました。
ただし、コースは1つであり、難易度別に分かれているわけではないため、1度体験すれば満足できそうです。
高いところが得意で体を動かすのが好きなお子さんがいる方(大人だけでもOK)にとてもオススメのスポットです。
他にも北海道内を中心に、子連れ向きのホテルや施設についてまとめていますので、宜しければ合わせてご覧下さい。
- ホテル
- 洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌(ひかりのうた)客室露天風呂・フレンチ
- 定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌の別棟コテージ
- リゾナーレトマムに宿泊!星野リゾートトマムの残念な点・デメリットまとめ
- 【朝食】星野リゾートトマム トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムのレストラン
- 【夕食】星野リゾートトマム トマム ザ・タワー、リゾナーレトマムのレストラン
- ノースサファリサッポロ アニマルグランピング
- 非接触ホテル SAKURA定山渓
- ホテルナトゥールヴァルト富良野
- 【リニューアル後初!】水の王国ラグーン
- ガトーキングダムサッポロ ファミリールーム
- 森のソラニワ キッズスペシャルルーム
- 森のソラニワ露天風呂付特別客室
- ホテルマイステイズプレミア札幌パーク ベビーキッズルーム
- レゴランド・ジャパン・ホテル
- 公園・レジャー施設
- 北海道の冬の遊び場
コメント