子供を外で思いっきり遊ばせることが出来る札幌市内の施設の1つに、東区の「サッポロさとらんど」があります。
さとらんどと言えば、遊具や炊事広場でのBBQ、体験農園、レンタルサイクルやおもしろ自転車等々、暖かい時期に行くことの多い場所ですが、雪の積もった冬も楽しめる施設なんです。
実際に、冬季開催の「バナナボート」を目当てに子連れでさとらんどに行ってきました。

本記事では、サッポロさとらんどの冬のレクリエーションのレビューの他、
- 混雑状況
- 対象年齢
- 食事事情
などについてまとめています。
冬季のレクリエーション
冬季(2025年は1/7~)は、お外レクリエーションの他、室内では普段と変わらぬ様々なワークショップ(パフェ作り体験等)が開催されています。
外で体験できるのは以下の通りです。
- そり、チューブ滑り(無料)
- バナナボート(有料)
- 馬そり(有料)
- トラクター遊覧(有料)
- えさやり(有料)
- スノーシュー(有料)
- スノーストライダー(有料)
どれも「さとらんどセンター」付近で行われているため、夏場のように広い敷地を移動せずに済み、親は楽ちんでした。


実際に幼児連れで体験してきた模様を以下にまとめています。
貸出無料・そり、チューブ滑り
まずは無料のそり・チューブ滑りから。
緩やかな山でのソリやチューブ滑りが、無料レンタルで楽しめます。
2024年はチューブとソリでレーンが分けられていましたが、2025年仕切りがありませんでした。

無料レンタルのため、チューブは人気で、常に「チューブ返却場所」に待ち列が出来ている状態です。ソリの数にも限りがあるので、持参するのがおすすめです。

なお、チューブのレンタルに特に時間は決められていないため、土日祝であればなかなか戻ってこないことも。


チューブ滑りがメインの人は、平日か、他のイベントが始まる前(9:00~9:30頃)に到着すると混雑前にチューブ滑りが好きなだけ堪能できそうです。
現金必須!チケットは早め購入がおススメ
冬休み・イベント期間はほぼ毎日、それ以外は土日祝に有料のレクリエーションが開催されますが、チケットの購入方法は現金のみです。
また、今年は多くのレクリエーションが去年より倍の価格に値上がりしていることもあってか、昨年よりかなり空いていたように思います。

さらに、チケットは全て券売機へと変更になりました。
受付で両替もしてくれますが、千円札と100円玉をかなり使います。


我が家の場合、家族4人で「バナナボート」2回、えさやり、飲食を楽しんだらあっという間に8,000円を超えていました…!
また、去年は「当日限り有効」の各チケットでしたが、2025年は冬のアクティビティを営業する2月24日までが有効期限のため多く買い過ぎてしまっても、次回以降に利用することができます。

その他、売店や外イベントの飲食も現金のみのため、キャッシュレス派もさとらんどでは多めの現金を用意するようにしましょう。
昨年は営業時間の短い馬そり等のチケットがあっという間に完売していましたが、

2025年は休日にもかかわらずチケット売り場の列もほぼありませんでした。


何度もチケットを買うのは面倒なので、午前のうちにまとめて買うのがスムーズです。
バナナボート
1番人気のバナナボートは時間帯によっては行列の場合も。
しかし、3台のスノーモービルで1度に2~4名を乗せるため、回転が良いです。


並びたくない人は、朝イチまたは終了間際(午前なら12時前)に行くことでほとんど待つことなく楽しめます。
大人も子供もそれぞれヘルメットを装着して乗ります(保護者同伴必須)が、2025年からは「3歳以上」の年齢制限が加わりました。(2024年は年齢制限がなく、抱っこ紐のまま乗る人、小さな子を股の間に挟んで乗る人を多く見ました)。

1周約2分ですが、なかなか激しく、お尻が突き上げられるように揺れるため、大人も落とされないように掴むのに必死です。

子供たちの反応は、大泣きする子ど大喜びする子の2極なようです。

価格が倍になったといえど、数百円でこの体験ができるのは、他の施設と比較しても激安です。
馬そり
夏場は「馬車」ですが、冬は「馬そり」です。
こちらは年齢制限はなく、は「1周約5分」です。

お馬さんのお尻を前に颯爽と進みます。


待ちも無く、バナナボートに比べると人気も無いようですが馬そりは営業時間が短いためすぐに終了してしまいます。
乗る予定の人はすぐにチケットを購入し、すぐに並びましょう!
トラクター遊覧
トラクター遊覧(1周約5分)も待ち時間なしで楽しめました。
屋根付きで視界が良くないため、1番後に座るのがポイントです。


バナナボート、馬そり、トラクター遊覧全てに共通することですが、揺れが激しいため人によっては乗り物酔いの恐れが。
特にトラクター遊覧で私は酔いました。
えさやり
えさやりは夏場でも出来ますが、冬季も羊とヤギに人参をあげることができます。
こちらも午前が終わると、午後の販売まで待たなくてはならないため時間を気にして動きましょう!


スノーストライダー
今年は5歳までが楽しめる「スノーストライダー」が登場していました。


ストライダーにスキーアタッチメントを付けたものですが、購入するとなると安くないため、500円で体験できるのは嬉しいですね。
スノーモービル周遊体験
事前予約且つ日時が限られていますが、2025年は以下の日程でスノーモービルの運転が可能です。
2025年1月15日~17日、21日~24日、28日~31日
予約はネット受付のみで、1名4,000円(2人乗り時の2人目は2,000円 )となかなかのお値段です。

18歳以上のみですが、スノーモービルの運転をする機会はなかなかないため貴重な体験になりそうです。
貸し切り かまくら体験
意外と人気だったのが、30分 1000円(平日500円)の貸し切りかまくらです。

立派なかまくらの中で飲食が出来ますが、常に40~50分待ちだったため、かまくらの利用可能時間に合わせて飲食物を購入するとかまくらを存分に楽しめそうです。

冬の駐車場事情
夏場は第1~第6までの全1,808台収容可能なさとらんどですが、11月5日~4月28日までの冬季は第1駐車場(242台)のみの利用です。
私の行った冬の休日はイベント開催+晴天にもかかわらず、しっかりと第1駐車場に収まっていたため、駐車場問題はクリアできそうです。

駐車場とさとらんどセンターは近いですが、小さな子連れの場合はソリがあると移動が楽です。
1月11日~13日は地下鉄栄町駅発着の無料シャトルバスあったり、公共のバスを利用する手段もありますが、移動手段に困る場合のおすすめは断然カーシェアです。
タイムズなら冬タイヤも装備されており、気軽に利用できます。
またタイムズカーを申し込む予定の人は、お得な紹介キャンペーンを活用しましょう。
60分間(880円~1,760円)が無料になるeチケットがゲットできます。
親しい人にカード裏面の「IC管理番号を教えて!」と言えば、それが紹介コードとなりますので是非活用しましょう。

もしタイムズカーシェアを使っているお友達が身近にいらっしゃらなければ、私の紹介コード
0012201226
を使ってやってください。
冬の売店・レストランは?
冬期間は、さとらんどセンター以外の建物は閉鎖しています。
しかし、さとらんどセンターには十分な飲食スペースが設けられており、売店での「肉まんやソフトクリーム」のほか、食堂も営業しています。
十分な飲食スペースが設けられており、座る場所には困らなさそうです。

その他、キッチンカーや、

場合によってはイベントで温かい食事を提供していることもあるため、冬場でも土日祝であれば飲食の心配は不要そうです。

また、今年はマシュマロ、チュロス、せんべい、フランクフルト、バナナなどが焼いて食べる炉端焼きが大人気でした!

おわりに
夏季にお世話になることの多い「サッポロさとらんど」ですが、冬季も盛り沢山の内容で、冬の雪国ならではのレクリエーションが体験できました。
民間施設と異なり良心的な価格で冬のレクリエーションが楽しめるほか、冬はこじんまりとした空間で移動距離も少なく大変楽でした。
さとらんどは日々趣向を凝らしており、私が行った日は「お菓子のもらえるクイズラリー」や「ホワイトレンジャー」の登場があるなど、何度来ても楽しめます。


また、室内には充実したキッズコーナーがあるため、子供連れの最適なお出かけスポットです。
我が家はこれからも毎年冬のさとらんどにお世話になりそうです。
他にも北海道内を中心に、子連れ向きのホテルや施設についてまとめていますので、宜しければ合わせてご覧下さい。
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