もはや生活に欠かせないQRコード決済ですが、サービスの特徴の1つとして、「チャージ」が挙げられます。
本ページで取り上げるd払いを利用するときも「残高をチャージする」という行為ができるのですが、悩みが尽きないのが「端数の処理方法」です。
これまでは店舗で支払いに充てるのが主な残高の消費方法でしたが、2024年1月より「d払いタッチ」が、2月からは「Suicaチャージ」が追加されたことで、d払い残高やポイントの消費に新たな方法が加わりました。
本ページではd払いを使わなくなったときなど、チャージした残高を綺麗に使い切る・0円にする方法を5つご紹介します。
d払いのチャージって?
前置きとして、d払いはクレジットカードまたは銀行口座を紐づける決済サービスとして始動したため、
サービス開始当初はチャージという概念がありませんでした。
そのため、「d払いってチャージできるの?」という人もいらっしゃると思われますが、2019年9月よりチャージ機能が追加され、本記事更新時点(2024.2.9)では銀行口座・セブン銀行ATM・dスマホローン・オートチャージが利用可能です。
また本記事更新時点(2024.2.9)では、チャージ+残高決済のキャンペーンが行われていますが、抽選のため、チャージを利用するメリットは正直少ないです。
また、過去には「電話料金合算払い」「dカード」「口座払い(dウォレット)」の支払い方法のみが還元対象の50%還元キャンペーンが開催されていましたが、ここ数年は実施されていません。
それを踏まえ、半端なd払い残高がある場合の使い切り方法を模索します。
ただし、直近のお得なキャンペーンでは「dカード」「電話料金合算」「d払い残高」の3つが対象のことが多いため、docomoユーザでもなく、dカードも持っていない人には「d払い残高」は重要な支払い方法になっています。
親しい人に送る
最も簡単でおすすめの方法は余っている残高を親しい人に送ることです。
家族・親友など、相手のQRコードを読み取るほか、電話番号、SNS、メールでも送金できます。
1円から、しかも手数料無料で送ることができるので端数処理にぴったりです。
併用可能店舗で使い切る
2つ目は店舗での支払いに充てる方法です。
どうやら店舗によっては「d払い + 現金」等、d払いと他の支払い方法が併用できるようです。
簡単に調べたところ…
- コンビニでは不可
- スーパーでも不可のところがほとんど
- ビックカメラ(全店舗ではない)で対応してくれた
等の情報を発見しました。
端数を使い切りたい人は事前に店舗に確認の上、お買い物すると良いかも知れません。
郵便局で使い切る
郵便局では近年、かなり積極的にキャッシュレス対応を進めています。
支払い方法はクレジットカードをはじめ、電子マネー・交通系IC・スマホ決済(コード決済)が網羅されています。
今回のd払いも郵便局で利用できるため、切手を購入することでキレイに使い切ることが出来ます。
切手は1円〜、しかも1円単位で購入できるので、残高消化には打ってつけです。
残高が小額の場合には小額切手しか購入できませんが、下記記事を参考にして頂けると有意義に利用できるかと思います。
バーチャルカードで消化する
2024年1月より「d払いタッチ」機能が追加されました。
d払いタッチは、「d払い」アプリから Google Pay に追加することでドコモ回線の利用有無に
かかわらず、スマホをかざすだけの「iD」決済が利用できるサービスですが、d払いタッチの利用登録をするとクレジットカード番号が発行されます。
この機能は本記事作成時点(2024年2月9日)ではAndroid限定です。iPhoneでは利用できませんのでご注意ください。
※2024年3月29日よりd払いタッチがApple Payに対応しました。
そのため、端数の使い切りでお馴染みのAmazonギフト券が購入できます。
Amazonギフト券は複数種類あり、誰かに送れるEメールタイプのものもあれば
自分のアカウントに直接チャージするタイプのものもあります。
Eメールタイプは15円~、チャージタイプは100円から購入可能です。
支払い方法で「クレジットカード」を選択し、d払いのバーチャルカード情報を入力するだけで綺麗に使いきれるのでオススメです。
クレジットカード番号は、d払いアプリ左下の「アカウント」から、「ネット支払い設定」の「バーチャルカード」をタップすることで、
確認できます。
なお、「d払いタッチ」の設定をしていない人には「バーチャルカード」の表示はありません。
Suicaチャージで使い切る
2024年2月13日より、Android版d払いアプリとモバイルSuicaの連携が開始しました。
これにより、d払い残高のSuicaチャージ(1,000円以上1円単位)が可能になりました。
また、期間・用途限定ポイントを含むdポイントも1ポイント単位でSuicaチャージが可能なため「1,000円分以上」の残高またはポイントある場合に限り、簡単に端数を使い切ることが出来ます。
連携やチャージの流れ等、詳しくはこちらの記事にまとめています。
この機能は本記事作成時点(2024年2月14日)ではAndroid限定です。iPhoneでは利用できませんのでご注意ください。
[番外編]dポイントはかんたんに使い切れる
d払い残高の端数を使い切るの方法は上記の通りですが、dポイントは使い切るのが簡単です。
d払いアプリでは「ポイント利用」をONにしておくことで、「dポイント + クレジットカード」での決済ができます。
また、dポイントはローソンや一部のドラッグストア等で現金と併用で消化可能です。
実店舗ではdポイントカードで利用できるほか、
d払いアプリのモバイルdポイントカード機能でも利用できます。
ただし、dポイントは気を付けないと期間限定ポイントを失効してしまいます。
「dポイントのおすすめの使い道と失効を防ぐ方法」については以下の記事でまとめています。
[番外編]d払い残高は出金できる
余っているd払い残高は銀行口座もしくはセブン銀行ATMで出金ができます。
ただし出金手数料が200円 + 税(みずほ銀行振込で月初回の場合は100円 + 税)がかかりますので「端数を使い切る」という目的にはあまり向きません。
おわりに
これまでd払いアプリ以外の利用が難しかったd払い残高でしたが、dタッチ機能の追加でクレジットカード番号が付与されたことで、Amazonギフト券の購入で簡単に使い切れるようになりました。
また、Android限定ではあるもののSuicaチャージも可能になったためより気軽に使い切りが可能になりました。
最近のd払いのお得なキャンペーンは「dカード」「電話料金合算」「d払い残高」の3つが対象のことが多いため、docomoユーザでもなく、dカードも持っていない人には次回優遇キャンペーンまで温存しておくのが良さそうです。
そのほか、各種QRコード決済やプリペイドを使い切る方法をまとめています。
よろしければ下記からご閲覧ください。
- auPAYを使い切る・0円にする方法まとめ
- PayPayを使い切る・0円にする方法まとめ
- LINE Payを使い切る・0円にする方法まとめ
- メルペイを使い切る・0円にする方法まとめ
- d払いを使い切る・0円にする方法まとめ
- 楽天ペイを使い切る・0円にする方法まとめ
- ファミペイを使い切る・0円にする方法まとめ
- QUOカードペイを使い切る・0円にする方法まとめ
- J-CoinPayを使い切る・0円にする方法まとめ
- ゆうちょPayを使い切る・0円にする方法まとめ
- イオンペイを使い切る・0円にする方法まとめ
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