1円切手や2円切手を見たことはありますか?
10円・84円・94円切手は見たことがあるけども、そんなに小額の切手は見たことがない、という人もいるかと思います。
一見役に立たなそうな1円切手や2円切手ですが、これらには重要な役割があります。
本ページでは1円切手・2円切手の有用性と、オススメの使い道をまとめています。
そもそも1円切手・2円切手ってあるの?
そもそも1円切手や2円切手などの超小額切手は存在するか?という疑問ですが、2020年5月現在はどちらも販売しています。
1円切手は切手発売当初から販売されていて、2015年2月〜は新しいデザイン(肖像画は変わらず)での1円切手が販売されています。
2円切手は1度販売を中止していましたが、2014年3月〜から再販されています。
どちらの額面も現在販売されているものは比較的新しい切手となります。
私も仕事で郵便局をよく利用するため、1円切手と2円切手はシート単位で保管しています。
1円切手ってどんな切手?デザインは?
1円切手はこんな感じの切手です。
1円切手は切手発売当初(1951年・昭和26年)から同じ人物が描かれています。
こちらの人物は前島 密(まえじま ひそか)さんという人で、郵便制度の創設者の1人で「郵便制度の父」と呼ばれる偉いお方だとか。
2円切手ってどんな切手?デザインは?
2円切手はこんな感じの切手です。
ちょっとリアルですが、かわいらしいウサギがモチーフの切手です。
これはエゾユキウサギというウサギで、名前の通り北海道に生息するらしいです。
2014年3月〜はこちらのデザインですが、2002年で1度販売が終了するまでは秋田犬のデザインでした。
こっちのほうが馴染みがある人もいるのではないでしょうか。
1円切手・2円切手はどこで買えるの?
1円切手と2円切手は下記の場所で購入することができます。
- 郵便局
- コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ等)
- 市役所・区役所の売店
- キヨスク
- スーパー
- デパート
などなど…
郵便局ではキャッシュレス可が進んでいて、一部郵便局ではクレジットカード・電子マネー・QRコード決済での購入が可能になりました。
またあまり活躍する機会のない100円以上の切手が家にある場合には、「切手の交換」で入手するのもオススメです。
切手の交換方法や手数料については別記事でまとめていますので、よろしければ合わせてご確認ください。
主な使い道は値上げ分の利用
1円切手・2円切手の主な使い道は「郵便料金改正の値上げ分」としての利用です。
レターパック・スマートレターなどの先払いで決まった金額の封筒を購入している場合、その値上げ分に小額切手を利用するのもオススメです。
郵便料金は増税・人件費の高騰などを理由に年々値上げされています。
そのため簡易書簡(62円→63円に値上げ)のような先払い式の封筒に貼ったり…
手元にある旧郵便料金(82円切手や92円切手。いずれも2円値上げ)の切手と合わせて使えます。
これらは小額切手を貼り付けないでポストに差し出すと返送されるため、窓口で差し出すしかありません。
小額切手を貼り付けることでポスト投函が可能になるので、利用の幅が広がります。
その他の使い道は?
1円・2円切手の主な使い道は値上げ分の補填ですが、「それだけだと消費しきれないほどの切手がある」という人は他の使い道がオススメです。
例えばゆうパック等で利用できる「料金別納」。これは切手を荷物に貼らずに郵便料金に充当することが可能です。
また着払い料金にも切手(足りない場合は現金併用)で支払うことができます。
これら2つの方法は大量の小額切手を消費するのに最適です。
詳しくは別記事で解説していますので合わせてご確認ください。
まとめ
1円切手・2円切手は主に郵便料金の値上げ分を補填する切手として重宝されています。
特に先払い式の封筒に貼り付けることでポスト投函が可能になります。
また大量に1円切手・2円切手を余らせている場合には「料金別納」や「着払い支払い」に利用することで、額面100%で消費することが出来るのでオススメです。
以上、1円切手と2円切手についてのまとめでした。
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