「どうにかして早く荷物を届けたい!」
人生で数度はそんなときがあるかと思います。
本ページでは日本郵便での「荷物を早く届けるコツ」を3つご紹介します。
その1.配達スピード・配送方法を意識する
日本郵便の配達方法には大きく分けて4つの配送スピードが存在します。
- 速達
- 準速達
- 普通
- 普通(日祝配達なし)
速達と準速達の違い
「速達」と「準速達」は同じ配達スピードですが、「速達」の荷物が多い場合には「準速達」は翌日に配送される可能性があります。
荷物が多いか少ないかは差出側はわからないので、すごく急いでいる場合には「速達」を選ぶべきです。
普通と普通(日祝配達なし)の違い
「普通」と「普通(日祝配達なし)」は文字通り、配達スピードは普通だけれども、「普通(日祝配達なし)」は日曜日と祝日には配達しない取り扱いです。
ただし配達対象郵便物が一緒の場合には配達する場合もあるようです。
なお平日における配達スピードの差はありません。
各配達方法の配達スピード
上記を踏まえ、日本郵便で取り扱っている代表的な配送方法の配送スピードは下記の通りです。
- ゆうパック:速達
- レターパックプラス:速達
- レターパックライト:準速達
- ゆうパケット:普通
- クリックポスト:普通
- スマートレター:普通(日祝配達なし)
- ゆうメール:普通(日祝配達なし)
- 普通郵便(定型・定形外):普通(日祝配達なし)
とにかく相手に早く届けたい場合には配達スピードが「速達」である「ゆうパック」もしくは「レターパックプラス」を選択すると良いかもしれません。
レターパックプラスの場合は日時指定ができませんので、日時指定がしたいのであればゆうパック一択です。
なお普通郵便を早く届けたい場合は「速達オプション」を付与すると安価に、そして早く届けることが可能です。
速達・書留・特定記録のオプションについて
上記配送方法に「速達オプション」をつけると、配送スピードが「速達」になります。
なお速達オプションを付けた場合には「普通(日祝配達なし)」の発送方法でも日祝に配達されます。
上記配送方法に「書留(簡易書留も含む)オプション」をつけても、配送スピードは変わりません。
ただし書留オプションを付けた場合には「普通(日祝配達なし)」の発送方法でも日祝に配達されます。
上記配送方法に「特定記録オプション」をつけても、配送スピードは変わりません。
速達・書留のように「普通(日祝配達なし)」が配達されるようになることもありません。
その2.ポスト・郵便局の回収時間を意識する
荷物を送るときに盲点なのが「荷物の回収時間」です。
例えば札幌の街中で休日の16時に荷物を出す場合…
ここのポストを利用すると次の日の10:20まで配達に進捗がなく、相手に届くのが遅くなります。
でも上のポストから歩いて数分のこのポストに出せば、その日のうちに荷物が回収されるため、より早く相手に届く可能性があります。
ちょっと場所が違うだけで回収時間が1時間〜2時間違う、ということはザラにありますので、自分がよく活用するポストの回収時間を把握しておくと便利です。
なおポストの回収時間を調べるにはポストマップというサイト様を活用しましょう。
かなり細かいデータが登録されていて便利です。
郵便局の回収時間
上記回収時間の話は、ポスト(コンビニ設置含む)もそうですが、郵便局でも同様です。
郵便局の窓口で受領した荷物は、ポスト同様、決まった回収時間に物流拠点に運ばれます。
郵便局の回収時間は郵便局前に設置されているポストの回収時間と同じ場合がほとんどです。
たまに例外があるようなので、気になる方は窓口に聞いてみると教えてもらえるはずです。
なので場所によっては「近くの郵便局で差し出すよりも、これから回収される予定のポストに出すほうが早く相手に届く」という現象が発生します。
ちなみに大きめの郵便局(集荷を担当していたり、ゆうゆう窓口がある郵便局)でしたら回収時間を気にする必要はあまりありません。
そこが物流拠点になっているか、集まる荷物量が多いので細かく物流拠点に運んでいるからです。
その3.配達方法を意識する
相手への届き方を意識することで、より早く相手の手元に到着することがあります。
「相手への届き方」というのは「ポスト投函」または「対面渡し」のことです。
例えば相手が留守しがちである場合には「ポスト投函」のほうが早く受け取られる可能性が高いです。
相手が確実に配達先にいることがわかっているのであれば、「ポスト投函」より「対面渡し」のほうが早く荷物を受け取れる場合が多いです(特に集合ポストの場合)。
各配達方法の渡し方
これを踏まえて、各配達方法は下記の渡し方になっています。
- ゆうパック:対面渡し
- レターパックプラス:対面渡し
- レターパックライト:ポスト投函
- ゆうパケット:ポスト投函
- クリックポスト:ポスト投函
- スマートレター:ポスト投函
- ゆうメール:ポスト投函
- 普通郵便(定型・定形外):ポスト投函
ただし「ポスト投函」の場合でも、ポストに入らなく宅配ボックスもない場合には「対面渡し」になります。
届け先の生活スタイルによって配達方法を使い分けると良いかもしれません。
フリマアプリの場合は?
フリマアプリではそのアプリ特有の配送方法が選択できます。
例えば日本郵便がフリマアプリに提供している配送方法は下記になります。
- メルカリ:ゆうゆうメルカリ便
- ラクマ:かんたんラクマパック(日本郵便)
- PayPayフリマ:ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)
- ヤフオク:ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)
これらの配送方法を利用する場合も、配送スピードや回収時間の考え方は上記3つの(その1〜その3)と同様です。
つまり…
- ゆうパック > ゆうパケットの配送スピード
- コンビニ・郵便局で差し出す場合は回収時間を意識する
- ゆうパケットはポスト投函、ゆうパックは対面渡し
となります。
なお匿名配送で配達スピードが変わることはありません。
集荷の場合は?
ゆうパックやレターパックプラスは集荷が可能です。
集荷を担当しているのは大きな郵便局なので、上記で紹介した「回収時間」を気にする必要はありません。
ただし郵便局によっては「17時以降に受領した荷物は翌日処理する」等のルールがある場合がありますので、気になる場合には集荷先の郵便局に確認することをオススメします。
おわりに
ちょっとしたことを意識するだけで荷物の到着が半日〜1日変わるかもしれない、というお話でした。
特に自分がよく利用するポストの回収時間をざっくりと覚えておくと、何かを送るときに便利ですよ。
ちなみに私は北海道に住んでいますので、全国一律で荷物を送れる方法を複数提供している日本郵便さんには頭が上がりません…。
遠方地住みには欠かせない存在です。
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コメント
こんにちは。
配達局での扱いによって速達や普通、休日配達のメール便がありますが、長距離や海を渡る場合の途中の運送手段によって先回りする場合があるのでややこしいですね。
例えば普通郵便は休日休配ですが、原則航空輸送するので、電池など航空搭載禁止物品が入っていない限り2日から3日で届くので速いと感じます。これがクリックポストなどのメール便は距離に関係なく船便トラック便なので近距離は普通郵便と同じスピードで休日配達もありますが、長距離や海を渡る場合はむしろ遅くなってしまいます。
更に郵便局によってはフリマアプリの匿名配送の場合、郵便局で宛先シールを印刷して貼るので、1日余計にかかります。
レターパックプラスは速達より安く最速で届きますが、不在の場合は郵便受けに入れてくれる速達郵便と比べ、判取必要なので不在の場合は再配達が必要なのが弱点かと思います。