インターネットでの買い物がかなり身近になっている昨今。
流通業界の荷物取り扱い数は年々増加していて、配達員さんは悲鳴をあげている状況です。
私もなるべく1回で荷物を受け取れるようにしているのですが、1回で受け取るために便利なサービスとして「配達前の日時変更」を活用しています。
本ページでは日本郵便における配達前の時間変更方法についてまとめています。
日本郵便で事前変更する方法は3つ
日本郵便で配達前に日時変更をする方法は大きく3つに分けられます。
- お届け予定通知から変更する
- 追跡番号から変更する
- 電話で変更する
基本的な変更方法は網羅されているため、とくに不便なく事前変更ができる印象です。
お届け予定通知から変更する
日本郵便の会員サービス「ゆうびんID」に登録しているとお届け予定通知が届くようになります。
お届け予定通知は「メール」または「LINE」で届きます。
下のメールの場合は実際のお届け予定通知です。
お届け予定日と時間帯が載っているので、受け取れなさそうであれば事前に日時を変更するのに役立ちます。
もし日時変更をしたい場合には赤枠部分のリンクから飛べるページで希望の日時に変更できます。
追跡番号から変更する
お届け予定通知を受け取るにはゆうびんIDの登録が必要ですが、追跡番号がわかっていればゆうびんIDが未登録でも事前変更ができます。
下のURLにアクセス、もしくは「郵便 時間変更」などで検索して「配達のお申し込み受付」というページから変更可能です。
URL:https://trackings.post.japanpost.jp/delivery/deli/firstDeliveryInput/
電話で日時変更をする
上記2つの方法が難しい場合には電話で日時変更することも可能です。
追跡番号を用意の上、配達担当の郵便局へ電話をしましょう。
配達担当の郵便局がわからない場合は追跡情報から調べると確実です。
日本郵便の追跡ページに追跡番号を入力して…
「配達予定局」が表示されます。
あとはGoogle検索などで配達予定局の名前で検索をしたら電話番号が探せます。
郵便局によって公開されている電話番号は異なりますが、ナビダイヤルの場合が多いです(集荷はフリーダイヤルの郵便局もあります)。
ナビダイヤルはかけ放題プランでもお金がかかる電話番号なので、無料で済ませたい人は他の事前変更方法を試しましょう。
実際に日時変更をしてみた
実際に追跡番号から配達前の日時変更をしてみます。
今回はゆうびんIDを利用しない手順で変更してみます。
まずは配達の申込受け付け画面を開いて、追跡番号を入力し「次へ進む」を選択します。
下部の「配達先」を選択して「次へ進む」を選択します。
配達希望日時を選択して、下部の電話番号を入力したら「次へ進む」を選択。
電話番号のみ必須項目になっていますので、他の項目は未入力のままでOKです。
内容に間違いがなければ「登録する」を選択します。
これで日時変更の申込が完了です。お疲れ様でした。
3つの注意点
日本郵便の配達前時間変更を利用するにあたり、3つ注意点があります。
変更できない荷物も多数ある
「配達予定通知」や「追跡番号」からインターネット上で変更手続きができるのはゆうパックなどの一部の荷物のみです。
例えば以下の荷物は事前変更に対応していません。
- 配達方法がポスト投函の荷物(普通郵便・ゆうパケット・クリックポスト・スマートレター・レターパックライトなど)
- レターパックプラス
- フリマアプリなどの匿名配送
またゆうパックは基本的に変更可能ですが一部ゆうパックも変更不可です。
インターネットで変更ができない場合には電話で変更(郵便局によって受付不可な場合あり)をするか、再配達をお願いするしかありません。
事前の変更は1回まで
Webからできる事前変更の手続きは1回までです。
どうしても再度変更したい場合には電話で変更するか、配達員さんには申し訳ないですが不在連絡票から再配達の手続きを行いましょう。
間に合わないときもある
Webもしくは電話で事前変更する場合、すでに荷物が配達手配済みで間に合わない場合もあります。
Webからだと「配達予定日当日の午前3時までであれば変更が可能」となっています。
電話だと営業所によるとは思いますが、Webよりは柔軟に対応してくれると思われます。
日時変更をするときは余裕を持って指定をしましょう。
宅配ボックスの検討も
配達員の目線に立つと、設置されているだけで再配達の数が減る「宅配ボックス」は神アイテムです。
ただ、新しめのマンションには設置が進んでいますが、まだまだ未設置の住居が多いのが現状です…。
そんなときには自分で宅配ボックスを設置しましょう。クオリティは値段によってピンキリですが、2500円程度で買えるものもあります。
この手の宅配ボックスの仕組みは「開錠済みの南京錠付きBOXを置いておく➡不在時に配達員さんが荷物を入れて施錠➡自分が鍵を開けて取り出し」という流れです。印鑑ポケットも付いているものが多いです。
ただ備え付けの宅配ボックスに比べるとセキュリティ面は低下するため、あまりにも高価なものを注文するときは住所等に「宅配ボックス不可」という記載をするなど、一工夫が必要です。
なお自前の宅配ボックスは玄関前に設置することが多いので、オートロックのマンションでは使用できない場合が多いのでご注意ください(配達員にオープンナンバーを教えているマンションなどは利用できます)。
我が家もオートロックのマンションですが、配達員さんと顔見知りになり、不在のときは駐輪所に止めてある自転車のカゴに入れてもらっています(セキュリティはかなりイマイチなので積極的にオススメはしません)。
おわりに
日本郵便における配達前の日時変更方法についてまとめてみました。
日本郵便はヤマト運輸ほど事前変更の種類は充実していませんが、個人的には「配達予定メールからの変更」と「追跡番号からの変更」の2つがあれば事足ります。この2つが網羅されているのでありがたいです。
また別記事にてヤマト運輸と佐川急便の事前変更方法についてまとめています。
よろしければ合わせてご確認ください。
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