海外へ物品を送る際に必要な「通関電子データ」の送信。
現在、アメリカやヨーロッパなどに物品を送る際は通関電子データの送信が推奨されておりますが、2024年3月1日より全ての国と地域への発送に通関電子データが必須となります。
この小難しい作業を簡単にやってくれるのが「国際郵便マイページサービス」です。
私もたまにEMSを送る機会があるのですが、あるとき「国際郵便マイページサービスにログインできない!」という経験をしました。

本記事では、国際郵便マイページサービスにログインできない理由と、その対処法等についてまとめています。
国際郵便マイページサービスにログインできない
過去に国際郵便を送った経験のある方は登録しているであろう「国際郵便マイページサービス」。
以前はちゃんと使えたのに、久しぶりにログインしようとすると「IDまたはパスワードが正しくありません」と表示されることがあります。
もちろん本当にIDかパスワードが間違っている場合もありますが、間違っていない場合にはあなたのIDが失効済みかもしれません。
IDは6ヵ月で失効、事前にメールが届きます
実は国際郵便マイページサービスのIDは6ヶ月間ログインがない場合、自動的に失効します。
とは言っても勝手に失効するのではなく、失効1週間前にメールで注意文が送られてきます。
しかし、そのメールを見逃している人が多いようなのです。
と言いますのも、メールの件名が「国際郵便マイページサービス事務局からのお知らせ」というため、どうでもいい何らかのお知らせだと読まずにスルーしてしまいがちです。

確かにメールをちゃんと読めば「IDが失効される」ことが把握できます。
失効を防ぐには?
IDが失効すると登録情報の再登録が必要で、結構面倒です(失効する情報は後述)。
そんな面倒なことを防ぐには、IDを失効させないようにするほかありません。
失効を防ぐ方法はただ一つ、6か月に1回はログインすることです。
発送せずとも定期的にログインすることで失効を防げるため、またいつか国際郵便を利用するかもしれない人は思い出した時にログインするようにしましょう。
IDが失効したらどうなる?
IDが失効したら、再度登録をし直すことでまた利用できるようになります。
しかし、以前と同じ情報で登録したとしても失効したIDに紐づく情報は削除されており、発送履歴も登録住所もまっさらな状態となります。
具体的には下画像の赤枠部分の情報を再登録する必要があります。

頻繁にログインする人にはIDの失効など無縁ですが、たまに使う程度の人で失効が心配な人は、各情報をエクスポートするのがオススメです。


おわりに
実際に私もやらかした「国際郵便マイページサービスにログインできない」問題ですが、何度ログインを試みても「IDが失効しています」ではなく「正しくありません」と表示されるため原因が不明でした。
しかし、実際には見逃していただけで失効連絡が来ていたのです。
本記事が「絶対IDもパスワードも合ってるのにログインできない」とお困りの方のお役に立てれば幸いです。
また、EMS(国際スピード郵便)をお得に送る方法についてはこちらの記事でまとめています。
他にも日本郵便や、ヤマト運輸、佐川急便に関する記事を複数まとめていますので宜しければご閲覧ください。
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