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代引手数料が高い、高すぎる!?ストアはいくら負担している?出店者目線で解説。

キャッシュレス

ネットショッピングが多種多様なキャッシュレス決済に対応している昨今。
クレジットカードはもちろん、デビットカード・電子マネー・QRコード、はたまた仮想通過決済など、多くの支払い方法があります。

そんな中、根強い人気があるのが代金引換、通称「代引」での支払いです。
私はAmazonや楽天などの各ECサイトで物販をしているのですが、代引を希望するお客様は一定数いらっしゃいます。

本ページでは昨今の代金引換の需要や、代引手数料はなぜ高いのか、そもそも代金引換手数料は必要なものなか、という問題を出店者目線でまとめています。

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代金引換は未だに需要がある

キャッシュレス決済の最盛期である昨今でも、代金引換は需要があります。

取り扱っている商品にもよりますが、私が運営するショップでは10%~15%くらいのお客様が代金引換を選択します。これって結構多いですよね。

代金引換手数料は別途頂戴しています。なのでクレジットカードで支払いをすると無駄な手数料はかからないですし、クレジットカード独自のポイントが貯まります。
個人的には「もったいない…」と感じることもしばしば。

代金引換を希望する人の理由としては

  • 現金で支払いたい
  • クレジットカードを持っていないが最短で送ってほしい(コンビニ払い等だと支払いまで時間がかかる)
  • 商品が手元にないのに先払いするのが嫌だ

などがあるようです。

またヤマト運輸や佐川急便では送り主が許可していると、現金以外(クレジットカードや電子マネー)で支払える代金引換があります。詳しくはこちらの記事で解説していますので、合わせてご確認ください。

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各ECサイトの代引手数料

ECサイトで代金引換を利用する場合、「代金引換手数料」が発生します。

この代金引換手数料は高いと言われがちですが、有名どころのECサイトでは次のように設定されています。

  • Amazonの代引手数料:一律税込み330円
  • 楽天市場の代引手数料:各ストア次第(税込み330円~550円が多い?)
  • ヤフーショッピングの代引き手数料:各ストア次第(税込み330円~550円が多い?)
  • ヤフオクストアの代引き手数料::各ストア次第(税込み330円~550円が多い?)

Amazonが一律料金で非常にわかりやすい料金体系です。
Amazon出荷の商品はもちろん、Amazonに出店している各社も足並み揃えて税込み330円になっています。

楽天やヤフーショッピングなどはストアごとに代引き手数料が異なります。
Amazonを意識して330円~が多いですが、550円や、たまに800円近い代引き手数料を設定しているストアもあります。

これを聞いて

え、代引手数料が800円?高すぎない?ぼったくり?

と思う人もいるかとは思いますが、実は多くのストアでは代金引換は負担でしかないのが現状なのです。

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各社の代引手数料

大手3社(日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便)の代引手数料は次の通りです。

なお下記の金額は特別に契約をしていない場合の手数料になります。

日本郵便の代引き手数料

日本郵便の代金引換は「代金引換手数料」と「送金手数料」の2つがかかります。

  • 代引き手数料:265円
  • 送金手数料:203円~

代金引換金額が5万円を超えると送金手数料が上がるほか、別途印紙代(220円)が発生します。

つまり日本郵便の代金引換は最低でも「468円」の手数料が発生します。
330円の代引手数料では赤字です…

ヤマト運輸の代引き手数料(コレクト)

ヤマト運輸では「宅急便コレクト」という名前で代金引換サービスを提供しています。

宅急便コレクトでは「代引手数料」と「振込手数料」と「キャッシュレス決済手数料」の3つがかかります。

  • 代引手数料:330円~
  • 振込手数料:110円~
  • キャッシュレス決済手数料:1.65%~

【代金引換手数料】

【振込手数料】

【カード決済手数料】

【電子マネー決済手数料】

キャッシュレス決済手数料は送り主が許可しない限り使えませんので、現金のみを指定すると0円となります。

つまりヤマト運輸の代金引換は最低でも「440円」の手数料が発生します。
こちらも330円の代引手数料では赤字になりますね。

佐川急便の代引き手数料(e-コレクト)

佐川急便では「e-コレクト」という名前で代金引換サービスを提供しています。

e-コレクトではヤマト運輸と同様、「代引手数料」と「振込手数料」と「カード決済手数料」の3つがかかります。

  • 代引手数料:330円~
  • 振込手数料:110円~
  • カード決済手数料:2.09%~

【代金引換手数料】

【カード決済手数料】

【振込手数料】

キャッシュレス決済手数料は送り主が許可しない限り使えませんので、現金のみを指定すると0円となります。

つまり佐川急便の代金引換は最低でも「440円」の手数料が発生します。
こちらも330円の代引手数料では赤字になりますね。

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発送方法の変更による負担

上記の手数料のほかに、ストア側には隠れた負担があります。
それは発送方法の変更による送料の負担です。

例えば主力商品を3cm以内の商品が安価に送れる日本郵便のクリックポストで発送しているとします。

クリックポストの送料は185円です。
しかし代金引換で注文が入ると、クリックポストでは代引きが利用できないので普通郵便かゆうパックに変更する必要があります。

例えば3cm以内・800gの商品をクリックポストから普通郵便(代金引換)に変更した場合、

  • 送料の差額:395円
  • 代金引換手数料:265円
  • 送金手数料:203円~

で、合計863円~の差額が発生します。
ぼったくりと思われても仕方がない「代引手数料800円」を設定しているストアは、実はこのような理由があるのかもしれません…。

発送方法の変更はクリックポストだけではなく、日本郵便のゆうパケットや、ヤマト運輸のネコポスを利用している場合も同様です。

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代金引換が無料なお店も

代金引換手数料が高いお店がある一方、代金引換手数料が無料のお店も存在します。

それは楽天やヤフーショッピングではない自社サイトで物販をしているケースです。

楽天やヤフーショッピングでは支払い方法に代金引換が選択されても、ストアがECサイトに支払う販売手数料は変わりません。そのため代金引換手数料を別途徴収しているストアがほとんどです。

しかし自社サイトで物販をしている場合には、代金引換で発送をするとクレジットカード等のキャッシュレス手数料が丸々浮くことになります。
しかも商品の値段によってはクレジットカードの決済手数料のほうが高くなるケースも。

そのため「代金引換手数料無料」をうたい文句にしているサイトも複数ありますが、大手ECサイトで見かけることはほぼありません。

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いらずら防止?代金引換に対応していないストアも多数

代金引換発送をしていて感じるのが、「受け取り拒否」や「住所不明」などのいたずら注文の多さです。

特に多いのが

注文したときは欲しかったけど、次の日にいらなくなったのでキャンセルしたい!

という人です。
既に発送している場合には、100%の確率で受け取り拒否で返送されてきます。もちろん送料はこちらの負担です…。

Amazon・楽天・ヤフーショッピング・ヤフオクストアなどでは代金引換の利用有無はストア側で決められる仕組みになっています。

なので、このいたずら注文が嫌で「代金引換を導入していない」というストアも大変多いです。

個人的にはAmazonがいたずら注文が多く感じます。逆にストア側も相手を評価できるヤフオクストアではいたずら注文が非常に少ないです。

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おわりに

高いと言われがちな代金引換手数料ですが、通常注文に比べると、多くのケースでストアは赤字になっています。
赤字になる理由としては運送会社に支払う手数料もありますが、取り扱っている商品によっては発送方法の変更により負担が生じるケースもあります。

日本はまだまだ現金派の人が大勢います。
少なくともあと5年くらいは代金引換およびコンビニ支払いはまだまだ需要がありそうですね。

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