夏になると重宝する水遊びのできる公園。
中でも、2023年4月にリニューアルした札幌市西区八軒にある「農試公園」は、水遊び、遊具のほか、自転車練習までできるとあり、今札幌の公園で最もアツいスポットです。
実際に家族で遊びに行ってきたため、遊具の他、気になる混雑具合や駐車場問題などをリサーチしてきました。
本記事では、リニューアル後の農試公園のリアルな様子の他、売店、トイレ、駐車場、テント事情などについてもまとめています。
農試公園がリニューアル。何が変わった?
札幌市西区ある運動公園「農試公園」がリニューアルしました。
元々、広い駐車場、野球場、テニスコート、ゲートボール、多目的アリーナ、遊具やちゃぷちゃぷ広場など大充実の公園でしたが、
- 2023年4月13日:遊戯広場オープン
- 2023年6月1日:ちゃぷちゃぷ広場オープン
- 2024年4月29日:トンカチ広場、管理棟オープン
と、大リニューアルを遂げたため、特に水遊びが開放される「6月1日~9月30日」の晴天日は大混雑が予想されます。
ちゃぷちゃぷ広場
まずはリニューアル後の水遊びスペース、「ちゃぷちゃぷ広場」からチェックしていきます。
9時~17時まで水の出る「ちゃぷちゃぷ広場」ですが、遊具から水が出ないだけで、水は常に溜まっています。
私が遊びに行ったときは小雨の降る天気でしたが、休日は朝8時台から家族連れで大賑わいです。
9時近くなったら管理人さんも常駐し、朝イチは網でゴミをすくうなど、清潔さを保ってくれています。
確実に全身びしょ濡れになるため、水着・タオル・着替え必須です。
また、水鉄砲などの持ち込みもOKです(後ほど書きますが、水鉄砲は売店で売っています)。
念のため大人も着替えを持って行った方が安心です。
更衣室はないので、車やテント、なければ巻きタオルで着替えましょう。
遊具・遊戯広場
「ちゃぷちゃぷ広場」に負けず魅力的なのが、2023年4月にリニューアルした遊具たちです。
広い敷地に沢山の遊具があるため、混雑していても並ぶことなく遊べる印象です
6~12歳向けの「展望タワー」や、
「かみなりタワー」、
ブランコ、
ターザンロープ、
3~6歳優先の「ガリバー」や
ブランコの他、
車いすに座ったまま遊べる砂場、
ドカンなど盛りだくさんです。
私が行ったときに大人気だったのが最大8人の子供が乗れる「オムニスピナー」。
大人が回してあげなくても、子供同士で順番に回すなどして楽しんでいました。
見たことのない遊具が沢山で、水遊びに飽きても半日遊べます!
交通コーナー
遊具と少し離れた場所には、自転車練習にぴったりな「交通コーナー」があります。
こっちにも遊具があるため、静かに遊びたい場合にはこちらもオススメです。
また、同じ敷地内にはSLが展示されていて、乗り物好きの子供は大喜びです(乗車はできません)。
トンカチ広場・貸し出し自転車は工事中
私が行った2023年7月末時点では工事中でしたが、2024年3月には、工具や木材の貸し出しをしてくれる木工が楽しめる「トンカチ広場」や、貸自転車のある「管理棟」がリニューアルオープン予定のため、ますます賑わいそうです。
2024年4月29日よりトンカチ広場がリニューアルオープンしたため、実際に行ってきました!
詳しくはこちらでまとめています(2024.5.13追記)。
駐車場の混雑状況は?
そんな大盛況の農試公園ですが、気になるのが駐車場問題です。
水遊びや遊具目当ての家族連れだけではなく、野球場やテニスコートもあるため、休日は朝8時半の時点で車が沢山。
遅くてもちゃぷちゃぷ広場がオープンする9時には到着しないと満車が予想されるような混雑状況です。
ただ満車の場合は近くの臨時駐車場が開放されるため、停められないということは滅多にありません。
しかし、水遊び目的の場合、テントや着替えなど大荷物が予想されるため、ちゃぷちゃぷ広場隣の常設駐車場の方が絶対に便利です。
こちらは常設駐車場にいた係員さんの画像です。
車が1台帰る度に「満車」の看板を引っ込め、また埋まると「満車」の看板を出す・・・を繰り返してくれるため、最初から諦めて臨時駐車場に向かわずに、混雑時でも1度常設駐車場に向かうことをお勧めします。
10時以降になれば朝イチに来た人が徐々に帰っていくため、常設駐車場に停められるチャンスがあります。
駐車場は近くても遠くても流行りのキャリーワゴンがあると楽ちんです。
また、交通コーナーがあることもあり、駐輪場は至る所にあります!
テント設営OK
農試公園には遊具やちゃぷちゃぷ広場の周りに芝生スペースがあります。
芝生スペースではペグを使う大型テントの設営はNGですが、ペグ不使用で使用できるワンタッチテントはOKです。
私が遊びに行ったときも、ちゃぷちゃぷ広場を囲むように多くのポップアップテントが並んでいました。
場所によってはテントからある程度の遊具が見渡せるのも子供を監視しやすく勝手が良いです。
我が家もワンタッチテントを愛用していますが、色々使った結果
- フルクローズ
- メッシュの二重構造
- 延長エリア
があるのが使い勝手が良く最強だと感じました。
しかし、なかなかそんな好都合の商品に出会えない場合は、延長エリアは厚手の折り畳み式レジャーシートで代用すれば完璧です。
キッチンカーや売店、自販機は?
ついつい長居しがちな農試公園では、お昼を挟む場合も!
かといって、一度買い出しに出かけてしまえば戻った時に駐車場が空いている保証はありません。
そんなときはキッチンカーの利用がオススメです。
日によって出店はまちまちかと思いますが、私の行った時は、かき氷、ソフトクリーム、からあげ、ポテト、アメリカンドッグ、ベビーカステラ、りんご飴などが販売されていました。
また自販機も数台あるため飲み物が足りなくなっても大丈夫です。
更にちゃぷちゃぷ広場の迷子センターには、
スイミングパンツやタオルのほか、
水で遊べる玩具が100円~販売されていました。
札幌市が管理しているからか、かなり良心的な価格設定です。
私が確認した範囲では、自販機を含め全て現金のみ可でした。
長居する場合は小銭を持って遊びに行くことをお勧めします。
設備が充実、トレイ、水道、オムツ替えなど
地図の通り、農試公園にはトイレや水飲み場が数か所あります。
こんな立派な水道も。
また、ちゃぷちゃぷ広場の周りには沢山のベンチや、中には屋根付きのテーブル席もあるため、テントが無くても意外と座る場所には困りません。
何せ多くの人がテントや敷物を持参しているためか、意外とベンチが空いていました。
今回は行っていませんが、駐車場横の「ツインキャップ」という建物には、トイレや更衣室、おむつ替えスペース、授乳室があります。(ツインキャップ内のトイレ工事中につき公園内に仮設トイレ設置有、2024.5.11追記)
また、ベビーカー貸し出しも行っています。
イベントも充実!
色々な施設の集まる農試公園では、イベントも豊富です。
春には桜が咲いてお花見が出来たり、夏と秋にはお祭り、冬はスノーキャンドルの点灯などです。
そのほか、歩くスキー講習や、かけっこスクール、自転車教室、ものづくりなど、1年を通して公園遊びだけに留まらない楽しみが沢山あります。
注意事項まとめ
農試公園のリニューアルした「遊戯広場」と「ちゃぷちゃぷ広場」に焦点を当ててまとめました。
その中で「これは用意しておいた方がいい」「事前に知っておくべき」注意事項は6点です。
- 水遊びシーズンに常設駐車場に停めるなら8時半には到着
- 駐車場が空く場合もあるから、一旦常設駐車場に寄ろう
- 水遊びするなら、テントやワゴンがあると便利
- 水遊びは大人も子供も着替え必須
- キッチンカー、売店、自販機は現金のみ
- テントはペグNG
平気で3~4時間遊べます!
熱中症対策、日焼け対策をして挑みましょう。
おわりに
遊戯広場とちゃぷちゃぷ広場がリニューアルしたばかりの、札幌市西区にある「農試公園」に遊びに行ってきました。
充実した設備だけでなく、駐車場や迷子センターにも人がおり、管理がしっかりしているため思わず「無料でいいの?」と思ってしまうほど完璧な公園でした。
札幌市内には他にも、水遊びや遊具が有名な広い公園がありますが、個人的にはこの充実っぷりはトップだと感じました。
当ブログでは他にも様々な子育てや娯楽に関する記事、北海道関連の記事をまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
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