小学校でも1人1台のタブレット学習が導入されている昨今。
我が子の通う小学校でも、週末の宿題はタブレットで出題されることが多いのですが、タブレットに直接「漢字」を書いたりするため、指では限界を感じ、タッチペンを購入することに。
しかし、たかがタッチペンと言えど種類は様々で、価格帯も数百円から数千円、中には1万円以上するものなどピンキリです。
そこで、ペン先の仕様と価格の違う4本のタッチペンを購入し、実際に子供に使ってもらうことに。
本記事では、実際に我が子の小学校で使用している「chromebook」で4種類のタッチペンを使用し、価格・握りやすさ・反応の良さ・コスパ等を比較し、子供におすすめのタッチペンをまとめています。
比較するのは110~5,478円(オープン価格)までの4商品
今回比較するのは、ペン先の仕様が異なる以下4種類です。
なお、以下の価格は本記事作成時点のAmazon価格を参考にしています。
- ダイソー ディスクタッチペン(ボールペン付)110円(税込)
- SONIC スクールタッチペン シフトプラス 408円(税込、Amazon参照)
- ELECOM 超感度 PWTPC01BK 1,102円(税込)
- ELECOM 充電式アクティブタッチペン P-TPACST02BK 2,999円(税込)
ペンの太さや長さ、重さも異なるため、子供が持ちやすく、漢字の書き取り等の宿題がし易いかなどに焦点を当てて比較していきます。
ダイソー ディスクタッチペン(ボールペン付)
1つ目はダイソー商品です。
100円ショップにも沢山の種類のタッチペンがありますが、今回は狙った所にピタッとタッチするディスク型にしました。
キャップとクリップ付きで、
ボールペン機能もあります(外したキャップを付けるところがないのが難点)が、とにかく軽い!
ボールペン部分も太めで書きやすく、
タッチペンのペン先がグニグニと曲がり、接地面先も広いため、
- 指のように滑らかで
- 画面の角度を選ばず
- 感度もよく
- カチカチ音もならない
と、良いこと尽くめでした。
「ディスク型」は普通に買うと1,000円以上はするので、かなりお買い得です。
ディスクがあるため消耗度も低そうですが、グニグニ曲がるペン先に慣れるまでは、使用しながらも「折れそう」という不安が拭えません(実際に壊れることはなかったです)。
SONIC スクールタッチペン シフトプラス
2つ目は、定番のペン先がシリコンのタイプです。
細めの鉛筆サイズのため、子供も握りやすくどんな筆箱にも収納可能です。
名前記入スペースもあり、低価格のため小学生が学校に持参するにもぴったりです。
ただし、意図せずペン先が取れてしまうので、交換用ペン先は必須です。
シリコンが引っ掛かるため、タップに向いていますが文字を書くなど、スライドさせる動作には不向きと感じました。
ELECOM 超感度 PWTPC01BK
3つ目は、ペン先に高密度ファイバーチップを使用した高感度のタッチペンです。
他と比べるとコンパクトで軽いです。
モケモケしたペン先で、感度もよく書き心地が滑らかです。
価格と書きやすさのバランスがとれたオススメタッチペンです。
ELECOM 充電式アクティブタッチペン P-TPACST02BK
4つ目は充電式の極細タッチペンです。
オープン価格は5,478円(税込)と高価ですが、ECサイトでは2,999円で購入できました。
極細なので、タブレットでのお絵描きや、漢字の書き取りなどのタブレット学習にも最適の一本です。
ペン先が細くてかたい分、カチカチ音がしますが、耐久性もあり、画面を傷つけにくい素材です。
電源をオンにした時のみ使用が可能で、
1度充電すると連続約15時間使用可能です。
タブレット学習にオススメなタッチペンを比較
上記ではそれぞれの特徴をさらっと解説しましたが、価格や握りやすさ、デメリット等を以下の表にまとめました(タップして拡大)。
Amazon価格は日々変動するため、参考程度に捉えてください。
握りやすさ・疲れにくさを比較
子供の手には軽くて細身のELECOM 超感度 PWTPC01BKが最も握りやすかったようです。
しかし、圧倒的な軽さのダイソーディスクタッチペンも疲れにくくとても良かったです。
100円商品も侮れません!
書きやすさ・感度の良さは?
感度はどれも良かったのですが、タップだけでなく文字も書くタブレット学習には、滑らかに動くELECOM 超感度 PWTPC01BKと、極細で狙いが分かりやすい充電式アクティブタッチペン P-TPACST02BKが圧倒的に書きやすかったようです。
慣れると書きやすいダイソーディスクタッチペンはペン先がグニグニの動くため、子供はどう書いたら良いのか分からなくなるようででした。
また、シリコン製のSONIC スクールタッチペンは感度、滑らかさ共にやや落ちます。
これはこの商品が悪いのではなく、シリコン製品全般同様だと思われます。
壊れやすさ
どれもペン先は消耗品ですが、特に初期費用の安いシリコン素材は意図せずペン先がポロっと抜け落ちるため、買い替えやペン先の交換があることを前提に購入した方が良さそうです。
また、充電式アクティブタッチペンもペン先が削れやすいです。
ダイソーディスクタッチペンも普通に使えば丈夫そうですが、子供はグニグニ動くペン先をいじって壊しそうなので子供向きではないと言えそうです。
その点、ELECOM 超感度 PWTPC01BKは他と比べると長持ちしそうな印象を受けました。
コスパ最強はダイソータッチペン
本体価格と交換用ペン先の価格を考えても、圧倒的なコスパの良さはダイソー商品です。
また、ダイソーには多くの種類のタッチペンがありますが、今回のディスク型を除いては全てシリコン製のペン先です(本記事作成時点)。
そのため、「ディスク型を使ってみたい」人や、「書ければ何でもいい」「子供がすぐ無くすから質より数が欲しい」という人にオススメです。
また、ダイソーネットストアでの購入で自宅に届くためオススメです。
書き心地・疲れにくさはELECOM 超感度 PWTPC01BKが最強
ELECOM 超感度 PWTPC01BKが、握りやすさ、書き心地、感度の良さ共にどれをとっても優秀で、我が子もChromebookで宿題をやる際は、ELECOM 超感度 PWTPC01BKを好んで使用しています。
価格も買いやすいため、自宅使いにオススメです。
絵など細かい作業ならELECOM 充電式アクティブタッチペンがオススメ
他のタッチペンに比べて高価なため、子供が学校に持って行くには向きませんが、自宅でのタブレット学習やお絵描きなどの細かい作業には、極細のELECOM 充電式アクティブタッチペンがおすすめです。
ペン先がカタカタ鳴ることと、充電式な点が人によっては面倒かもしれませんが、この細さは唯一無二です。
また、充電式はペン先が画面に触れている間は、手が触れても反応しないため、誤操作を防いでくれる優れものです。
また、高頻度で使用される場合はペン先は消耗品と考えて購入しておくのがオススメです。
1つだけ選ぶなら…ELECOM 超感度 PWTPC01BKがオススメ
繰り返しになりますが、細かいイラストなどを描く場合を除いては、握りやすさ、軽さ、疲れにくさ、感度の良さ、滑らかさ、価格ともに優秀でバランスの取れたELECOM 超感度 PWTPC01BKがおすすめです。
また、高頻度で使用される場合はペン先は消耗品と考えて購入しておくのがオススメです。
おわりに
子供のタブレット学習に伴い、タッチペンを購入しましたが、文字を書く際にはよくあるシリコンのペン先では書きにくいことが分かりました。
また、子供はよく誤操作をするため、誤操作を防ぐ充電式のタッチぺンや、すらすらと書きやすい高密度ファイバーチップのタッチペンが非常に使いやすいことが分かりました。
書きやすいものは値段が高い傾向にあるため、自宅用には書きやすいもの、学校用には筆箱に入る細くて安いものと使い分けるのがおすすめです。
当ブログでは他にも100円均一に関する記事や、様々な商品・サービスの比較記事をまとめています。
宜しければ併せてご閲覧ください。
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