小さなお子さんがいるご家庭だと、お風呂に玩具を持ち込んでいることがあるかと思います。
我が家ではゴム製のおもちゃだったり、水鉄砲やジョウロを持ち込むことが多いです。
これらのおもちゃをお風呂に持ち込むと気になってくるのがおもちゃの「ぬめり」「カビ」などの汚れです。
お風呂に入れると水分がついてどうしても発生してしまいますよね。
そこで本記事では、我が家が実際に行っている、お風呂の玩具を出来るだけ汚さない収納や、安心安全な掃除方法をまとめてみました。
カビやすい代表的なおもちゃ
濡れた玩具をすぐに乾かしていても、中に水を入れるタイプの玩具だと中に水滴が残ったり、中に黒カビが発生します。
このようなおもちゃ達です。
景品で貰うような小さな水鉄砲はすぐカビて、銃口から黒いカスがたまに出てきます。
お風呂おもちゃの収納方法
まずはお風呂おもちゃの収納方法から。
お風呂の玩具をぬめり・カビから守るにはすぐに乾かすことが鉄則です。
我が家ではお風呂に入るときに玩具を持ち込み、あがるときに玩具も一緒にお風呂から上がります。
よーく水を切った後、形状によっては洗面所に並べて乾かしますが、だいたいはこの100円均一のカゴにポイです。
それだけで特に玩具がぬめったことはありません。
このように洗面台の上に引っ掛けています。
浴室乾燥機能があれば浴室に干しても良さそうです。
アミアミなので乾きやすく、また洗面台の上なので水滴が落ちても問題なしです。
たまにお風呂場におもちゃを置きっぱなしにしているご家庭がありますが、いくら換気扇を回していても湿気が多いので、お風呂の外に置いておくことをオススメします。
カビたおもちゃの洗い方
実際に内側にカビが発生してしまった玩具をつけ置きして洗ってみます。
洗う前のおもちゃ
まず、洗う前に玩具の汚れを確認しましょう。
ゾウさんジョーロは内側が黒ずんでいるのが透けて見えます。
アヒルの玩具は水を入れて遊ぶ用途ではありませんが底の空気穴から水が浸入して赤枠のように内側が黒ずんでいます。
これらを実験的にご家庭によくあるであろう、重曹組とセスキ組に別れて洗っていきます。
確実にカビを取るならカビキラーやハイター等が効果的ですが、子供が触るものであり、口に近づける可能性もあるため重曹とセスキを選びました。
重曹で洗う
重曹は普段から加湿器の清掃等に使用して効果を感じているため、今回も期待します。
水100mlに対して小さじ1の重曹をよく混ぜて溶かします。
溶けやすいよう、42℃にしています。
玩具の中に重曹水を十分に含めた状態で2時間放置します。
結果は後ほど。
セスキ炭酸ソーダで洗う
こちらは重曹より溶けやすいセスキ炭酸ソーダです。
粉末より割高ですが、水に溶かして使うので、最初からスプレーになっている便利商品が楽々です。
早速、水500mlに対して小さじ1のセスキ炭酸ソーダを溶かします。
溶けやすいよう42℃のお湯にしました。
玩具の中に重曹水を十分に含めた状態で2時間放置します。
結果は後ほど。
おもちゃ掃除の結果
まずは、重曹チームです。
よくすすいで取れたカビを見てみます。
しっかりとつけ置いたのに全く変わっていませんでした…
ゾウさんジョーロの中に歯ブラシを突っ込んでで擦ったところ、簡単に黒カビが取れました。
重曹で汚れが浮いた効果でしょうか。
続いてセスキチームです。
水鉄砲をプシュプシュすると、カビなのか錆なのか黒い水とカスがどんどん出てきます。
遊びで水を入れた時はたまに黒いカスが出てくる程度だったので、セスキ炭酸ソーダのつけ置きの効果があったのだと思います。
重曹と同様にセスキ炭酸ソーダでも、水を入れて遊ぶ玩具の内側のカビは取れませんでした。
結論としては「内部がカビたおもちゃをキレイにするのは中々難しい。カビる前に定期的に予防掃除をしておいたほうが良い。」ということがわかりました。
オススメのお風呂おもちゃ
中に水を入れたり、複雑な形状の玩具は簡単にキレイにならないことが分かりました。
なので乾きやすくカビない玩具で遊ぶのも1つの手です。
こちらは我が家で実際にお風呂に持ち込んでいる玩具の一例です。
ゲームセンターでゲットしたスーパーボールやピカピカ光る玩具、
超オススメ、ガチャガチャの入れ物。
中に水を入れるとシャワーみたいに遊べます。
プラスチックのコップ類。
これはローソンスイーツが入っていたカップ。
お風呂用じゃないけれど、濡れても大丈夫でしっかり乾くブロック。
などなど何でも良いのです。
捨てるものも玩具にしてしまえば子供は大喜びで、謎に我が家ではコップが1番人気です。
もちろん今回カビが取れなかった玩具も、定期的につけ置き掃除をしたり、買い替えを前提にしておけばOKです。
カビた玩具たちは100円均一(3個で100円とか)やファミレスのおまけな上、数年使っています。十分元が取れるほど遊ばせてもらいました。
おわりに
お風呂玩具のカビ取り実験、如何でしたでしょうか。
擦らないとカビが取れないという少々残念な結果になってしまいました…
お風呂のつけ置きと言えばコストコでお馴染みのオキシクリーンや、
専用の洗浄剤がありますが、
今回はどのご家庭にも常備している可能性の高い重曹とセスキ炭酸ソーダでカビ取りの実験を行いました。
もしかしたらこれらの洗剤を使えばキレイになったのかもしれません。
他にも熱湯やお酢等、掃除の方法はあるようですがつけ置きだけでは厳しく、「擦る」必要があるようです。
中を擦ることが出来ない玩具はある程度は諦めるか、最終手段として100円均一等で手に入る注射器でカビキラーやハイターを注入するしかないようです。
でも子供の玩具に強い薬剤は使いたくなかったり、安価な玩具にそこまで手間をかけるのか?といったところです。
数年すると子供もお風呂で遊ぶ年齢ではなくなりますので、カビにくい形状の玩具や、捨てる予定の空の容器等を利用して、カビたら捨てる、壊れたら捨てるを前提であまり手間とお金をかけずにお風呂遊びを楽しむのが一番であると思います。
お風呂の玩具繋がりで、おふろでおえかきクレヨンについて書いていますので宜しければ覗いてみて下さい。
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