2023年7月20日にオープンした都市型水族館「AOAO SAPPORO」。
狸小路商店街の横、地下街直結とありアクセスは抜群、しかもオシャレだと話題です。
ただ、周辺の水族館と比較してもチケットが高いんですよね。
そこで、ゆっくりと楽しむべく、平日の午後という空いていそうな時間帯を狙って、子連れで行って参りました。

本記事では、AOAO SAPPOROについて、
- 子供も楽しめるのか
- お得な購入・支払い方法
- 飲食事情
などを実際の体験をもとにまとめています。
都市型水族館 AOAO
再開発が進む札幌中心部。
2023年7月にオープンした複合施設「モユクサッポロ」で、一際注目を集めているのが、都市型水族館「AOAO SAPPORO」です。
札幌市内の水族館と言えば、新札幌の「サンピアザ水族館」のみのため、アクセス抜群の都心の水族館は観光客のみならず、仕事帰りにも立ち寄れる気軽さです。
チケットのお得な購入・支払い方法
AOAO SAPPOROの入館料は以下の通りです(2023年11月時点)。


入館料はシーズンによって変わる変動制を導入しています。具体的にはクリスマスなど、混むことが予想される期間は割増料金が設定されます(割増料金は随時HPにて確認をお願いします)。
近郊の他の水族館と大人料金と比較してみると、
- サンピアザ水族館:1,000円
- おたる水族館:1,800円(冬季は1,300円)
- サケのふるさと 千歳水族館:800円
となり、AOAOの入館料の高さが分かります(その代わり、幼児料金は安めに設定されています)。

そこで、以下ではAOAOをお得に楽しむべく、チケットをお得に購入する方法についてリサーチしました。
平日×WEB購入がお得
まず、最もお得なのはここから「平日」に「Web」でチケットを購入することです。
平日でも、チケットカウンターで購入すると安くなりません。
平日にWeb購入することで、大人は200円引き、子供は100円引きになります(幼児は変わらず)。
なお、本記事作成時点(2023.11.16)では前売り券はアソビューのみで、ローソンチケット等での取り扱いはありません。
前売りと当日券の価格は同じ
土日祝などのチケットは、事前のネット購入と現地購入では価格は同じです。
前売りはクレジットのみ
現地購入は現金、クレジットのほか、バーコード決済が利用可能ですが、

アソビューからのWeb購入は、クレジットカード一択です。

そのため、お得度を追求するなら還元率の高いクレジットカードでの支払いをしましょう。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。

リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年12月21日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に4,800円相当のポイントが獲得できます。

公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
地域限定クーポンなら現地購入
観光でAOAOに行く人は「HOKKAIDO LOVE!割」や「HOKKAIDO旅行割」などの地域限定クーポンでの支払いも可能です。
ただし、現地支払い(200円引き非適用)&有人のチケットカウンターでのみ対応可能です。

年間パスポート、クーポンはない
水族館と言えば、お得な年パスや、ベネフィットステーションなどの割引が使えることが多いのですが、AOAOには適用可能なクーポンも年パスもありません。
オープン間もないため、今後お得な入館方法が増えることに期待です。
よなよなパスがお得
現時点で、2回以上AOAOに行く大人にオススメなのが「よなよなパス」です。

- 購入日から90日間有効
- 17時以降の入館
- 12月31日までの販売
- 支払はクレジットのみ
等の制限はありますが、仕事帰りにふらっと癒されたい人、クラゲを見ながらお酒を飲みたい人などにオススメのチケットです。
子連れでAOAOに行ってみた
ということで、早速子供とAOAOに行ってきました。
水曜日のど平日、しかも15時頃という空いていそうな時間に行きましたが、オープンから4か月後の現在でも意外と人がいました(以下の写真は入り口の様子)。

各階にはおしゃれなトイレが完備されています。

また入場ゲートのある4階にはロッカーがありました。小は300円、大は700円で、横に両替機があります(有料ロッカーなのでお金は戻りません)。
冬の北海道は、外は寒く室内は暖かいので、上着を脱いで預けたくなるためロッカーは重宝します。

チケットを購入したら

入口に進みます。

まずは、館内で使用している水の流れについて学び、

少し進んでからチケットもぎりです。

中には魚ばかりがいる水族館を想像していましたが、水草やうなぎ、

化石など、ちょっと想像と違う感じ。

ムツゴロウや首の長い亀などもいました。

そして至ることろに書籍と椅子があり、ゆっくりと生き物に関する本が読めるようになっています。
観光というよりは生物好きの大人がガチで楽しむ空間という感じ。

そして「コワーキングスペース」もあり、フリーWi-Fiもあります。

水族館というよりは研究室を覗かせてもらっているような感覚です。
基本的に鑑賞物が高いところにあるため、未就学児は抱っこでないと見えません。
ギリギリ車椅子の大人なら見ることが出来ますが、ベビーカーも使い物になりません。

子供目線だとこんな感じで、常にLEDがまぶしく、抱っこじゃないと厳しいです。

水族館は建物の4、5、6階にありますが、メインは6階。
6階ではガラスを挟まず間近でペンギンが見られるほか、

沢山のクラゲがいて幻想的な空間です(ちょうどお掃除中でした)。

また、タイムテーブルを意識して周ることで

普段はこんな感じの空間ですが…

時間になると魚が出現したり、

ペンギンの食事や掃除風景を見ることも出来ます。

全体的に子供向けではないですが、それでも一角には子供向けの絵本(たぶん全てペンギンが題材)があったり、

おむつ替えルーム、

授乳、調乳室があります。

最後のお土産コーナーもかなり充実していて、

水族館にありがちなぬいぐるみやクッキーなどの他、大人が欲しくなるオシャレで可愛い小物や

キャラクターコラボ商品なども多く見受けられました。

子供が嬉しいガチャガチャも設置されています。

水族館を堪能した後は屋上に行ってみましたが、屋上にも椅子やテーブルが。
冬は寒いですが、春~秋はここでも楽しめそうです。

館内の飲食事情
最後に、館内の飲食事情についてです。
AOAOが入っているビル、モユクには多くの飲食店が入っていますが、AOAOの6階には「シロクマベーカリー」があり、ペンギンやクラゲを眺めながら、カフェとして利用することが出来ます。

メニューには豊富な種類のクロワッサン、ソフトクリーム、パフェ、おつまみ、ドリンクなどがあり、おやつタイムとして、食事として、お酒&おつまみとしても楽しむことが出来ます。



また、支払いはクレジットカードやICカード、コード決済に対応しています。

こちらが実際に注文したものですが、キッチンカーでお馴染みの「アソンブロッソ」のポテトがAOAOなら常時食べられます!ビールにもピッタリです。

どれも本当に美味しそうで、ついつい食べたくなるものばかり!
多くのお客さんがシロクマベーカリーで購入し、そこら中で飲食を楽しんでいました!

チケットの提示でお得
本記事作成時点では、モユクの対象店舗にて「AOAOの当日券を提示」でお得な割引やサービスが受けられます。
一部店舗ではありますが、AOAOの帰りにサツドラでお買い物をしたり、対象店舗で飲食をすることでお得に楽しむことが出来ます。

注意事項まとめ
実際に私がAOAOに行って分かった、事前に把握しておきたい注意事項は5つです。
ベビーカーはお勧めしない
AOAOには4階に「ベビーカー置き場」があります。
おそらくこれは、ベビーカーで周ることを前提としていないためだと思われます。
実際、展示物の多くが高い場所にあるため、ベビーカーに乗った子供からは何も見えません。
ベビーカーでお越しの際は、入館後は「抱っこ」で周ることを前提としましょう。
未就学児は抱っこ
繰り返しになりますが、小さな子供は基本的に抱っこじゃないと魚が見えません。
こんな感じで、何かを見るときは抱っこのため、大人1人で小さい子を2人連れて行くのは辛いかもしれません。

館内は暑いかも?
北海道あるあるですが、外は寒いですが館内は暑く、確実に上着を脱ぎたくなります。
入場前にあるコインロッカー(有料)に荷物を預けるか、上着を入れられるエコバッグなどを持っていると良いと思います。

個人的な体感ですが、6階はペンギンがいるからか、涼しめでした。
上着を4階ロッカーに預けてしまうと6階で肌寒くなる恐れがあるため、エコバッグ等に上着を入れて持ち運ぶ方が賢明かもしれません。
所要時間は2時間
我が家は家族で周って+シロクマベーカリーで飲食をしてトータル2時間ほど楽しめました。
飲食をしない場合は1時間~1時間半ほどが目安と思われます。
また、ゆっくりと本を読んだりして過ごせば何時間でもいられますが、再入場は不可のためご注意ください。
子連れよりデートにオススメ
子供の絵本や授乳室なども完備のAOAOでしたが、トータルで見て「子供のためのお出かけには不向き」と感じました。
化石や珍しい魚などを見てそれなりに楽しめはするものの、ショーもなければイルカもサメもいないので、迫力を感じるものがありません。
実際、我が子は途中で飽きて「帰りたい」となっていました・・
ちなみに一番の子供人気は「羽根の生え変わり時期」で1羽だけ別部屋にいたペンギン。
「1人だけ別の部屋でかわいそう」「悪いことして反省しているのかな」と注目の的でした。

どちらかというと会社帰りに、クラゲを眺めながらお酒とおつまみで一杯…など、癒しの水族館、またはデート向きなスポットと思われます。
おわりに
札幌の街中にオープンした都市型水族館のAOAO SAPPORO。
アクセスもよく、研究室のような、博物館のような新鮮さはあったものの、オシャレ過ぎて「子供のために行く水族館」という感じではなく、大人のための施設であると感じました。
お得に楽しみたい方は、平日チケットを高還元クレカでWeb購入することをお忘れなく!
また、当ブログでは他にも「北海道に関する記事」や「子育て・子連れのお出かけ」などについてまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
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