本ページでは複数のスマホを用意し、各コード支払いアプリで同じアカウントを使用できるのかを検証します。
前提条件・検証方法などはLINEPay編をご参照ください。
今回の検証はクオカードペイです。
クオカードペイは元々利用する予定はなかったのですが、本記事作成時点ではモッピーやハピタスなどのポイントサイトからの交換で増量キャンペーンが開催されています。20%増額は大きいので釣られて利用してみることに…。
クオカードペイの基本的な使い方は別記事でまとめていますので、宜しければ合わせてご確認ください。
クオカードペイは複数端末で使えるか
左の端末(シルバー)にクオカードペイをインストールした状態で、新たに用意した右の端末(ブラック)にクオカードペイをインストールしてみます。

以降のスクリーンショットは新たに用意した端末での操作となります。
クオカードペイを開くと「メールアドレス認証」を促されますので、元々クオカードペイを使っていた端末と同じメールアドレスを入力します。


このような認証メールが送られてきますので、認証コードを入力します。

「送信する」をタップ。

「会員登録が完了いたしました」と表示されました。
実際には「会員登録」ではなくただのログインなんですけどね…

残高は引き継いでおり「1000円」と表示されています。

重要なのが元々クオカードペイを使っていた端末でもクオカードペイを使い続けれるのか、という点ですが…
残念ながら「会員情報の認証に失敗しました」というメッセージが表示され、メールアドレス認証画面に戻ってしまいました。

どうやら、LINEPayのときの検証結果のように、他端末で設定をすると勝手にログアウト状態となるようです。

一応メール認証を繰り返せば複数端末で利用できることがわかりました。
う〜ん、不便。通常使用には少し耐えないかも知れないですね。
クオカードペイを複数端末で使用する場合のメリットは?
クオカードペイを複数端末で使用するメリットは複数挙げられます。
チャージ残高の管理が楽
クオカードペイの入手経路は主にデジタルギフトとしての用途です。
家族の複数人がクオカードペイを入手したときに1つのアカウントに集約できるメリットは大きいですよね。
使い切るのが楽
クオカードペイは残念ながらPayPayやd払いなどの主要コード決済に比べ利用できる店舗が少ないです。
そのため複数人で同じ残高を共有することでより効率的に残高が消費できます。
注意点
その他にもクオカードペイアカウントを増やしたくない、クオカードペイを1台で管理したいなど、様々なメリットが考えられます。
しかし、本人以外の使用ケースについては、利用規約に抵触する可能性があります。
自己責任でのご使用をお願い致します。
おわりに
クオカードペイではメール認証を繰り返せば、複数端末で使用できることがわかりました(2020年9月現在の仕様)。
ただ実用的か、と言われるとイマイチですね…。
話は変わりますが本検証で1つ気になったのがクオカードペイの「ログインの簡単さ」です。
メールアドレス1つでログインできるのは楽ではあるのですが、パスワードを別途設定しているわけではないので、ワンタイムパスワードさえ突破できれば残高が不正に奪えます。ちょっと怖い。
主な用途がデジタルギフトなので、残高が多くなる人は少ないかもなので杞憂かもしれませんが…
そのほかの○○Payで同様の検証をしています。よろしければ下記からご閲覧ください。
- LINEPay編はこちら
- PayPay編はこちら
- メルペイ編はこちら
- d払い編はこちら
- 楽天Pay編はこちら
- auPay編はこちら
- Origami Pay編はこちら
- ファミペイ編はこちら
- QUOカードペイ編はこちら
- J-CoinPay編はこちら
- ゆうちょPay編はこちら
- イオンPay編はこちら
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