2018年以降、各社が苛烈な覇権争いをしているコード決済事業ですが、その中でも一線を画す仕組みなのがQUOカードPay(以降クオカードペイに表記を統一)です。
クオカードと言えば磁気タイプのプリペイドカードを思い浮かべますよね。
クオカードのコード決済ってどうゆうこと?磁気カードの残高をまとめられるの?など複数の疑問が駆け巡ります。
本ページではクオカードペイの概要やチャージ方法についてまとめています。
クオカードペイってなに?
クオカードペイはシンプル&デジタルギフトに特化したコード決済サービスです。
クオカードペイのコードを受け取ったらそれを開いて提示するだけ。たったそれだけで買い物ができます。
デジタルギフトのため個人情報の入力が必要ないほか、他の〇〇Payではありがちのクレジットカード・銀行口座の紐付けが一切必要ありません。
2020年9月現在は口座不正引き出し問題で世間が賑わっていますが、クオカードペイはクレジットカード・銀行口座のどちらも管理していないのでノーダメージですね。
クオカードペイはアプリがいらない?
「〇〇Payを利用する = それ専用のアプリを入れる」というイメージがありがちですが、クオカードペイの場合には専用アプリは必要ありません。
デジタルギフトのURLをブラウザで開いて会計時に提示するだけ。
ブラウザとインターネットへの接続環境があれば利用できるシンプル仕様です。
残高を合算するにはアプリが必要
複数のクオカードペイデジタルギフトを1つの残高として利用するにはクオカードペイアプリが必要です。
なので残高を合算させる必要がなければアプリをインストールする必要はありません。
たまたま貰った1つのクオカードペイを利用する程度ならブラウザで十分です。
複数のURLを入手した場合や、定期的にクオカードペイを入手するのであればアプリで合算管理するのをオススメします。
URLはブックマークがオススメ
またクオカードペイのデジタルギフトはURLで管理されているため、URLを紛失しないように気を付ける必要があります。
URLは残高が0になるまでブックマークで保管しておくのがオススメです。
またURLでの管理に煩わしさを感じるのであれば、アプリで管理するのもアリだと考えます。
クオカードペイの使い方
実際にクオカードペイのデジタルギフトを入手したらどうやって使うのか、という点ですが先述した通り「URLのまま使う方法」と「アプリで使う方法」の2種類があります。
URLのまま使う
クオカードペイをURLのまま利用する場合はアプリは必要ありません。
URLのリンクを開くだけで…
クオカードペイの決済ページに遷移します。右下のバーコードアイコンを押すと…
支払い用のバーコードが表示されます。これでレジで読み込んでもらうだけで支払いが完了です。
アプリで使う
クオカードペイをアプリで利用する場合には残高をアプリに登録する必要があります(登録手順は後述)。
残高をアプリに登録しておけばクオカードペイアプリを起動し、「お支払い」をタップするだけです。
URLでの管理に自信がない人はアプリの利用をオススメします。
磁気カードでチャージはできない
クオカードペイで1番勘違いがされやすいのが「磁気のプリペイドカードでのチャージ」です。
大変残念ではありますが2020年9月時点では磁気カードのクオカードでクオカードペイの残高を登録することはできません。
「クオカードペイ」という名前だけを聞くと「磁気のプリペイドをスマホ決済で利用できそう」と思いがちですが、「物理タイプのクオカード」と「クオカードペイ」は全くの別物です。
磁気タイプのクオカードがクオカードペイアプリに登録できればかなり管理が楽ですし使い勝手がいいのですが…これからの機能アップデートに期待ですね。
クオカードペイアプリへのチャージ・登録方法
手元に1000円のクオカードペイURLがあるので、これをアプリに登録してみたいと思います。
クオカードペイアプリがインストールされているスマホでURLを開いて…
ページ中頃にある「アプリに保存」をタップします。
クオカードペイアプリが自動で起動するので、「保存」をタップします。
これだけでアプリに登録することが出来ます。簡単ですね。
「バリューコード」なるコードで登録したい場合にはURLを開いたページの「バリューコード」箇所の「こちらをタップして表示する」を選択すると…
バリューコードが取得できます。
このバリューコードをクオカードペイアプリの「コード入力」の画面で入力することで、アプリに残高を保存することも可能です。
しかしクオカードペイURLがわかっている場合には上で紹介した「アプリに保存」ボタンをタップするのが早いし簡単ですね。
クオカードペイ デジタルギフトの入手方法
クオカードペイは他の〇〇Payと違いクレジットカード・銀行口座・AMTからのチャージができません。
クオカードペイの残高を増やすにはクオカードペイのデジタルギフトが必要です。
そのデジタルギフトは以下の方法で入手できます。
- 他の人からプレゼントしてもらう
- キャンペーン・販促での入手
- 他ポイントからの交換
多くの人は何かのキャンペーンで目にすることが多いと思われます。
また本記事作成時点ではモッピーやハピタスなどのポイントサイトからの交換で増量キャンペーンが開催されています。20%増額は大きいです。
なお本ページを作成するために使ったクオカードデジタルギフトは自分で購入したものです。
一応QUOカードPayオンラインストアというサイトから購入することは出来ますが…
発行手数料が「6%+税」もかかります。
お得度の面ではマイナスになるので、個人で使う分をオンラインストアで購入するのはオススメしません。
まとめ
「クオカードペイ」という名前だけみると「カードタイプを電子化できるの?」と思うのですが、磁気カードとは全く異なる仕組みであることがわかりました。
個人的にはアプリを入れずに利用できる仕組みがあって一安心。
クオカードペイをギフトとしてもらったとして、いちいちアプリをインストールしなきゃいけないのはイマイチですからね…
抽選10名様にクオカードプレゼント!なんていうのも、近い将来、全てクオカードペイが代替になるかも知れませんね。
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