2021年3月末、PayPayボーナス運用ユーザにグッドニュースが飛び込んできました。
なんとPayPayの支払い設定でボーナス運用の原資となる「PayPayボーナス」を利用するか否かを選べる機能が追加されたとのこと。
本ページではPayPayボーナス利用設定の概要をはじめ、実際に使ってみた感じた注意点をまとめています。
PayPayボーナスの利用設定が可能になりました
PayPayボーナスの利用設定が可能になったのは2021年3月31日からです。
「利用設定機能が見当たらない!」という人はPayPayアプリを更新したら表示されます。
この機能は
「PayPayボーナスを自分のタイミングで使いたい」「PayPayボーナスを貯めたい」というユーザーからの要望を多くいただいたことを背景に開発が実現しました。
https://about.paypay.ne.jp/pr/20210401/01/
ということで、PayPayボーナス運用者からの熱い要望により実装されたようです。
PayPayボーナス運用はPayPayアプリ上から簡単に投資ができるという機能で、「口座開設不要」「すぐに始められる」というのがウリのサービスです。
PayPayボーナス運用はアメリカの代表的企業500社(S&P500)に投資されます。
本記事作成時点ではアメリカの株価が軒並み好調なので、それに吊られてPayPayボーナス運用も絶好調という状況。
PayPayボーナス運用というサービス名からもわかる通り、運用できるのは4種類あるPayPay残高の中の「PayPayボーナス」のみです。
なので「原資となるPayPayボーナスを通常の支払いで使いたくない!」という人が大勢いるようです。
なおPayPayボーナス運用ユーザは2021年3月に200万ユーザを突破しましたが、2021年4月には300万ユーザを突破しています。
わずか一カ月で100万ユーザ増という驚異的な人気です。
設定方法は複数あり
肝心のPayPayボーナス利用設定の方法ですが、やり方は複数あるようです。
①PayPayアプリの「残高」画面からの設定
②PayPayアプリの「支払う」画面からの設定
③ヤフーウォレットからの設定
などなど…設定方法が複数ありますが、②の支払う画面から変更するのが1番利用頻度が高そうですね。
なおトップページのコード部には設定情報がありませんので、こちらから支払う人は要注意です。
ヤフーショッピング・ヤフオクなども対応
PayPayボーナス利用設定はPayPayアプリだけではなく、ヤフーが提供する各種サービスでも順次対応するとのこと。
代表的なサービスで言うと
- ヤフーショッピング
- PayPayモール
- ヤフオク
- PayPayフリマ
- LOHACO
- ebookjapan
などが挙げられます。
本記事作成時点では「ヤフーショッピング」と「PayPayモール」でPayPayボーナスの利用設定ができることを確認しました。近いうちに他サービスでも実装されると思われます。
なおPayPayボーナスの利用設定はPayPayアプリで設定したものと同じになります。
ヤフーショッピングの支払い画面でPayPayボーナスを「使う」とした場合、PayPayアプリでの設定も「使う」となります。
つまり
- PayPayアプリは「使う」
- ヤフーショッピングでは「貯める」
のような異なる設定には出来ない、という仕様です。
このような使い方をする人はほぼいないと思いますが、念のため覚えておきましょう。
自動追加解除後の挙動について
PayPayボーナス運用には獲得したPayPayボーナスを自動的に運用に回す「自動追加設定」という機能があります。
PayPayボーナスを常に運用に利用できるため、PayPayボーナスでの支払いを避けるために重宝する機能です。
しかしPayPayボーナス運用をしていると
- 基準価格が高くなってきたから1度引き出したい
- 権利落ちを回避するために引き出したい
などで自動追加を解除するケースがあります(1度引き出しをすると自動追加設定は解除される仕組みです)。
このとき、本記事作成時点では「自動追加設定を解除するとPayPayボーナス利用設定は『利用する』に設定される」という仕様です。
自動追加設定前の利用設定になったり、自動追加解除時に利用設定を改めて選択するわけではなく、一律「利用する」となります。
そのため引き出した(自動追加を解除した)のを忘れてPayPayアプリトップページのコード部(下画像の利用設定が表示されない箇所)で決済してしまう人が少なからずいそうだな…と感じました。
対策としては
- 引き出し(自動追加解除)直後に利用設定で「貯める」に変えるクセを付ける
- PayPayアプリのトップページで決済しない(必ず利用設定が表示される支払い画面で決済する)
などが考えられます。運用ができるPayPayボーナスは貴重なので、うっかり使ってしまわないように注意しましょう。
PayPayボーナスを大量にゲットするには?
PayPayボーナス運用というサービス名からもわかる通り、運用できるのは4種類あるPayPay残高の中の「PayPayボーナス」のみです。
ボーナス運用開始直後はPayPayボーナスが非常に集めにくかったのですが、2021年に入りだいぶ貯めやすくなりました。
付与ポイントがPayPayボーナスに変更に
2021年2月より、ヤフー系サービスで付与されるポイントが「PayPayボーナスライト」→「PayPayボーナス」になりました。
ボーナス運用をする人はもとより、有効期限がないPayPayボーナスを付与してくれるのは全ユーザにとってメリットしかありません。
ポイントサイトで貯める
PayPayボーナスを一気に貯める方法でオススメなのがポイントサイトを利用する方法です。
ポイントサイトのモッピーではPayPayボーナスへの交換が「手数料無料」&「即時交換」になっています。
例えばモッピーでクレジットカードを作成し、ゲットしたポイントをPayPayに交換するだけで運用原資が万単位でゲットできます。
こちらの記事では実際にモッピーからPayPayボーナスへ交換する手順をまとめています。
LINEポイントからの交換で貯める
2021年3月16日より、LINEポイントがPayPayボーナスに交換できるようになりました。
LINEポイントを貯めるのにオススメなのがVISA LINE Payクレジットカードです。
2021年4月末までは3%還元、2022年4月末までは2%還元とかなりのハイスペックカードです。
普段の支払いをこれに置き換えるだけでPayPayボーナス運用の原資がざくざく貯まるのでオススメです。
PayPayボーナス運用が有料化に…
大変残念ながら2022年3月24日から、PayPayボーナス運用に手数料が発生するようになります。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、合わせてご確認ください。
おわりに
コード決済の覇者PayPayが、かゆい所に手が届く機能を実装しました。
最近はボーナス運用を提供するPayPay証券に注力していることもあり、さらにPayPayボーナス運用者が増えそうです。
ヤフーショッピングでの買い物で運用原資が貯まるので、メイン経済圏を楽天からヤフーに移す人もいるほどの人気ぶりです。
PayPayボーナス運用の更なる発展に期待したいと思います。
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