登録ユーザ数が1500万人を突破したPayPay(ペイペイ)。
キャッシュレス還元の後押しもあり、まさに絶好調です。
PayPayを全面に押し出したPayPayフリマやPayPayモールというサービスも展開し、まだまだ話題が尽きません。
また、2019年10月1日からは「PayPayマネー」という出金が可能な新たなPayPay残高が登場しました。
本ページではそれぞれのPayPay残高の違いと、その特性についてまとめています。
PayPay残高の種類は全4種類
2019年10月24日現在、PayPay残高の種類は全4種類です。
上記を踏まえ、特筆すべき点は下記になります。
種類は大別すると「マネー系」と「ボーナス系」の2つ
PayPay残高は赤枠の「マネー系」と、青枠の「ボーナス系」の2種類に大別できます。
「マネー系」の特性
「マネー系」は下記の特性を持ちます。
- 有効期限は無期限です。
- 残高を送ったり、わりかん機能に使用できます。
- 「PayPayマネー」は出金可能で、「PayPayマネーライト」は出金不可です。
「ボーナス系」の特性
「ボーナス系」は下記の特性を持ちます。
- 残高を送る、わりかん機能、出金は使用できません。
- 「PayPayボーナス」は無期限で、「PayPayボーナスライト」は60日間の有効期限があります。
「ライト」は制限がかる、というイメージ
どちらも「ライト」という文字が付くと何らかの制限がかかります。
「マネー系」は出金が出来るか出来ないか、
「ボーナス系」は有効期限があるかないか、の違いになります。
PayPayマネーとクレジットカードの現金化
余談になりますが・・
「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の違いは、先述した通り「出金出来るか出来ないか」です。
PayPayがこの2つを明確に区別しているのは、入手元(チャージ元)が異なるからです。
この手の現金の性質に近いサービスが新設されるとき、真っ先に模索されるのが「クレジットカード利用枠の現金化」への抜け道です。
サービス提供会社は、この抜け道を塞がなければなりません。
「PayPayマネーライト」の入手元を見てみると、「Yahoo! JAPANカード、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからのチャージ」となっています。
「Yahoo! JAPANカード」はもちろん、「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」もクレジットカード決済ができるため、どちらも「クレジットカードからのチャージ」となります。
つまり「PayPayマネーライト」が出金できてしまうと、「クレジットカードの現金化」が成立してしまうため、「PayPayマネー」とは明確に区別する必要があるのですね。
※クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、クレジットカード会社の利用規約違反となっています。
PayPay残高の種類を確認したい
最後に保有しているPayPay残高の種類を確認する方法です。
まずはPayPayを起動し、残高部分をタップします。

残高の少し下にある「内訳を見る」をタップします。

4種類の残高内訳が確認できます。

おわりに
2019年10月24日時点で4種類あるPayPay残高ですが、4種類になったのは2019年10月1日からと、まだまだ日が浅いです。
もともと「PayPayライト」「PayPayボーナス」「PayPayボーナスミニ」の3種類でしたからね。
PayPay自体が若いサービスということもあり、これからも名称の変更や、仕様の変更がある可能性も否めません。
まさにブロガー泣かせです。
また、出金可能な「PayPayマネー」を保有できるのは「本人確認済」のPayPayアカウントのみなのですが、「本人未確認アカウントにPayPayマネーを送ったらどうなるのかな?」という疑問を検証してみました。
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