登録ユーザ数が5500万人を突破したPayPay(2023年2月26日時点)。
数あるコード決済の中でも抜きんでたユーザー数を誇っています。
PayPayが使える実店舗が多いのはもちろん、ヤフーショッピング・ヤフオク・LOHACOなどのヤフー系サービスや、ヤフーとは関係ないけどもPayPayオンライン決済を導入しているサイトも目立ちます。
そんなPayPayですが、残高の種類に「PayPayマネー」や「PayPayマネーライト」、さらに「PayPayポイント」などがありややこしいと感じたことはありませんか?
本記事では
- PayPay残高の4種類の違い
- 主な入手方法
- 内訳の確認方法
などについてまとめています。
PayPay残高の種類は全4種類
2023年4月20日現在、PayPay残高の種類は全4種類です。
またそれぞれの特徴などは次の通りです(タップで拡大できます)。
上記を踏まえ、特筆すべき点は下記になります。
実質、気にするのは3種類だけでOK
本記事更新時点では、有効期限のある「PayPayボーナスライト」が付与されるようなキャンペーンは見当たらず、「キャンペーン特典 = PayPayポイント」で統一されている印象です。
なので気にすべきPayPay残高は赤枠の3種類で、すべての残高で有効期限は無期限となっています。
PayPayは残高の有効期限を気にしなくていいのもウリの1つです!
出金できるのはPayPayマネーだけ
4種類の残高の中で、唯一出金、つまり現金化できるのはPayPayマネーだけです。
そのためか、PayPayマネーを利用するには本人確認の手続きが必須となります。
本人確認をしていない状態で、銀行口座やATMチャージをすると、勝手にPayPayマネーライト残高になるので注意!
ただPayPayマネーライトも出金は出来ませんが譲渡(おくる機能や、わりかん機能)は出来ますので、必要に応じて活用しましょう。
また2023年4月6日から、PayPayポイントをPayPayマネーに変更する方法が登場しました。
つまり実質PayPayポイントが出金できるようになりました。
これについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
PayPayポイント運用とPayPay資産運用
PayPayアプリではPayPay残高を運用する機能が2つあります。「ポイント運用」と「資産運用」です
ポイント運用はPayPayポイント自体を運用し、増減する機能です。運用を止める場合はPayPayポイントのまま戻ってきます。
そのため、この機能で利用できる残高はPayPayポイントのみです。PayPayマネーやマネーライトは利用できません。
一方、資産運用はPayPayマネーもしくはPayPayポイントで投資商品を購入する機能です。
投資商品を売却するときは、PayPayマネーで戻ってきます。
PayPayマネーで戻ってくる = 出金が出来てしまうので、PayPayマネーライトは資産運用機能では利用できません。クレジットカードでチャージした残高が容易に現金化出来てしまうからです。
Amazonで使えるのは2種類の残高のみ
2022年4月中旬から、AmazonでPayPay残高が利用できるようになりました。
利用手順等はこちらの記事で開設しています。
ただAmazonで利用できるPayPay残高の種類は「PayPayマネー」と「PayPayポイント」のみです。
「PayPayマネーライト」は利用できませんのでご注意ください。
PayPay残高の種類・内訳を確認する方法
最後に、保有しているPayPay残高を確認する方法をご紹介。
まずはPayPayを起動し、上部が決済モードになっている場合は右下の「Tap」をタップします。
残高が表示されたら、数字部分をタップします。
次に「PayPay残高」の「内訳・出金」をタップすると…
PayPay残高の内訳が表示されます。
おわりに
4種類もあるPayPay残高ですが、実質気にするべきは3種類です。
この3種類はいずれも有効期限がないので、期限を気にせず、自分のペースで使えるのがPayPayの特徴です。
ヤフー系サービスを使っていると貯まりやすいPayPayポイントも現金化できるようになり、ますます便利になったPayPay経済圏。
本記事更新時点ではヤフーショッピング商品券の導入拡大という改悪情報が出回っていますが…、こちらもどうなるか要注目です。
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