2020年5月末にショッキングなニュースが飛び込んできました。
何やら2020年7月からヤフーショッピングおよびPayPayモールのポイント付与方式が変わるとか…。
2020年5月28日には公式HPにてアナウンスが開始されました。
本ページではポイント付与の変更内容や、それの対策案や代替案などを模索してみます。
追記:2021年7月から制度変更が…
2020年9月1日に2020年7月以降開始されているポイント付与の見直しが発表されました。
2020年10月以降のポイント付与は以下のように発表されています。
詳しくは別記事で解説していますのでよろしければご覧ください。
さらに2021年7月から新制度になります。
2020年7月以降のポイント付与
2020年7月からのヤフーショッピングおよびPayPayモールのポイント付与は次のように変わります。
どちらも最大の還元率は据置ですが、内訳が変更になっています。
変更箇所は画像の赤枠部分です。
ヤフープレミアム会員で付与されていた還元率を減らし、ソフトバンク または ワイモバイルスマホユーザに対するポイント付与を新設しています。
最大還元率に変更はないので、人によってはノーダメージ・人によっては大打撃、という形の変更内容になっています。
影響があるのは誰?
今回のポイントプログラムの変更で、現在ソフトバンク or ワイモバイルスマホを利用しているユーザには何ら影響はありません。
むしろポイント付与上限額が分散されることで、改良になります。
改悪の影響があるのは…
- ヤフープレミアム会員のみ加入
- ワイモバイルのケータイプラン(Enjoyパック加入)
などのユーザです。
特に「ヤフープレミアム会員のみ加入しているユーザ」はワイモバイルのEnjoyパック特典(+5%)も、ソフトバンクの日曜日特典(+10%)受けられないため、ヤフー経済圏にとどまるメリットはグッと低くなります。
基本の戦略は変わらず
2020年7月以降のヤフーショッピング攻略ですが、今まで通り開催していたキャンペーンは据え置かれる予定ですので基本戦略は変わりません。
代表的なのが「5のつく日」や「ゾロ目の日」キャンペーンです。
これらは引き続き開催予定なので、今まで通り買い物チャンス日として利用できます。
また忘れてはならないのが「ポイントサイトを経由」することです。
モッピーやハピタスには常に1%〜のポイント付与案件が用意されています。
ノーリスクで還元率が1%アップすることを考えると利用しない手はありません。
ポイントサイトってなに?という方は別記事で解説しているので合わせてご確認ください。
案1:ソフトバンクまたはワイモバイルスマホを契約する
ここからはポイント付与率変更に対する対策案や代替案です。
今回のポイント付与率変更でもわかる通り、ヤフーひいてはソフトバンクでは、自社のスマホユーザを囲い込みたい思惑が強く出ています。
ヤフーショッピングのみならず、ヤフオクやPayPayフリマなどの自社サービスでスマホユーザ厚遇のキャンペーンを連発中です。
この流れはしばらく変わることはないと思われるので、流れに逆らわずソフトバンクまたはワイモバイルスマホを契約してしまうのも1つの手です。
おすすめはワイモバイル
おすすめはワイモバイルスマホの契約です。
ワイモバイルであれば1番安いSプランで月額2,948円(税込)です。
この中に1回10分かけ放題料金も含まれていますので、コスパの良いプランと言えます。
メイン端末にはもちろん、電話専用端末としても活躍しそうです。
Enjoyパックも必須
またワイモバイルには「Enjoyパック」というヤフープレミアム会員特典とヤフーショッピング・PayPayモール・LOHACOでいつでも+5%という破格の特典がつくオプションが契約できます。
ソフトバンクのほうが+10%と付与率は高いですが、日曜日のみの特典です。
Enjoyパックはいつでも+5%というのが強みです。
また還元上限もEnjoyパックのほうが優秀です。
案2:+2%は諦める
今回の変更で悪影響を受ける人(ヤフープレミアム会員またはワイモバイルケータイプランユーザ(Enjoyパック加入)等)は+2%を諦めるのも1つの手です。
例えば5のつく日に買い物をした場合…
ヤフープレミアム会員の場合
ヤフープレミアム会員は合計8%の還元を受けられます。内訳は次の通り。
- ストアポイント(1%)
- PayPay残高 or ヤフーカード支払い(4%)
- プレミアム会員(2%)
- ポイントサイト経由(1%)
「8%の還元」というのを高いと捉えるか低いと捉えるかは人によりますが、ヤフーショッピング配布のクーポンと併用すると何とかお得水準は満たしているかな、と思える還元率です。
ただ+2%のために有料のヤフープレミアム会員に加入し続けるのは疑問が残ります。
そのほかのヤフープレミアム会員特典を多用しているのであればヤフー経済圏にとどまってもメリットはありますが、そうでない人は尚更です。
そのような人は他経済圏へのお引っ越しを検討してみてください(詳しくは後述します)。
ワイモバイルケータイプランEnjoyパックの場合
ワイモバイルケータイプランEnjoyパックユーザは合計13%の還元を受けられます。内訳は次の通り。
- ストアポイント(1%)
- PayPay残高 or ヤフーカード支払い(4%)
- プレミアム会員(2%)
- Enjoyパック(5%)
- ポイントサイト経由(1%)
2%還元率が下がっても、Enjoyパックの特典が強いため13%という高還元を得ることができます。
ヤフオク・PayPayフリマも多用するのであればスマホプランへの変更も検討する価値は十分にありますが、+2%の還元を受けるためだけにスマホプランへの切替をするのはちょっと勿体ない気がします。
案3:楽天経済圏に移動する
今回の変更を機に、思い切ってヤフー経済圏から脱出するのも1つの手です。
特にヤフープレミアム会員の人は通常会員と2%の還元差しかないため、お引っ越しを強く意識する必要がありそうです。
脱出先の最有力候補は楽天経済圏です。
楽天には楽天関連サービスを使えばポイント付与率がアップする「楽天SPU」があったり、「お買い物マラソン」や「楽天スーパーDEAL」など、スマホ契約に捉われずに高還元を受けられる、というのが楽天の良いところです。
案4:au経済圏に移動する
ヤフーショッピングの代わりにau Payマーケット(旧wowma)を活用する方法もオススメです。
au Payマーケットでは「三太郎の日」を中心に「auスマートパスプレミアム会員」向けの特典が手厚いです。
auスマートパスプレミアム会員はauスマホユーザ以外も加入ができるため、キャリア問わずau経済圏への引越しが可能です。
またauポイントはPontaが統合したことで、付与されたポイントをauサービス以外でも使えるようになったことも大きいです(一部付与ポイントはauPayマーケット限定ポイントになりますが)。
獲得したPontaポイントはPonta加盟店で利用できるほか、1ポイント2円〜3円の価値になる「ローソンのお試し引換券」で消化するのもオススメです。
さらにauPayマーケットにはポイント増量交換プログラムも存在するため、三太郎の日と併用することで大きな還元を受けることができます。
この交換プログラムは毎月内容が変わりますが、やはりauスマートパスプレミアム会員が優遇されることが多いです。
auPayマーケットで買い物もするときも「auスマートパスプレミアム会員は送料無料」という特典が多いため、au経済圏を引っ越すのであればauスマートパスプレミアム会員の加入は必須と言っても過言ではありません。
30日無料キャンペーンをやっていることが多いので、まずは加入してみてau経済圏を模擬体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ
2020年7月より、ヤフーショッピングとPayPayモールのポイント付与プログラムの改定でソフトバンクまたはワイモバイルユーザ以外は高還元率を維持することが難しくなります。
特にヤフープレミアム会員のみのユーザは通常のユーザと比べて2%の差しかないため、月額費用を払い続けることに疑問を感じる人も出てくるはず…。
おすすめの対策としてはワイモバイルスマホを契約すること。
元の還元率を維持できるほか、Enjoyパック加入で+5%の還元も狙えます。
またワイモバイルを契約することにより、ヤフオクやPayPayフリマなど、ヤフーの他サービスでのお得なキャンペーンにも参加が可能です。
または自分のスマホ契約やライフスタイルと照らし合わせ、楽天経済圏・au経済圏へのお引っ越しもアリだと考えます。
それぞれのECサイトでは魅力的なキャンペーンを開催しているため、高還元を受けやすくなっています。
以上、2020年7月以降のヤフーショッピング・PayPayモールの付き合い方でした。
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