ツルハ、くすりの福太郎、ドラッグイレブン等で知られるドラッグストアのツルハグループに、独自の決済サービス「HAPPAY(ハッペイ)」が登場しました。
元来多くの支払い方法に対応していたツルハグループですが、HAPPAYの登場によりスマホアプリ1つでポイント、クーポン、支払いが完結するようになります。
そこで、実際にHAPPAYを登録し、ツルハで使用してきました。
本記事では、ツルハアプリの新機能HAPPAYの使用方法やメリット・デメリット等についてまとめています。
ツルハアプリにスマホ決済機能が追加
2023年6月27日よりツルハグループアプリにスマホ決済機能「HAPPAY(ハッペイ)」が追加されました。
HAPPAYというアプリが追加されたのではなく、公式アプリへの機能追加となります。
これにより、ツルハアプリ1つで以下の機能が利用でき、ツルハグループでのお買い物がスマホ1つで済むようになりました。
- アプリクーポンの提示
- ツルハポイントカードの提示
- 楽天ポイントカードの提示(連携の必要あり)
- HAPPAYでの支払い(NEW!!)
レジ前で慌てることなく、アプリ1つで完結するのは便利そうです!
なおHAPPAYの還元率は220円(税込み)につき1ポイント(税抜き0.5%還元)で、貯まるポイントはツルハポイントです。
今まで同様にツルハポイントと楽天ポイントの提示でポイントが貯まるのはそのままなので、
- ツルハポイントカードの提示で税抜き200円で1ポイント(0.5%還元~、ランクによって異なる)
- 楽天ポイントカードの提示で税抜き200円で1ポイント(0.5%還元)
- HAPPAYでの支払いで0.5%還元
と言ったように、それぞれ別でポイントがたまり、1.5%還元~が受けられます。
ただ後ほど詳しく解説しますが、HAPPAYの0.5%還元はお得度的にはイマイチです。あくまでも1つのアプリで完結する「便利さ」を重視しています。
対象店舗
ツルハグループ各店の約2,500店舗にて利用が開始されています。(一部店舗を除く)
※杏林堂薬局のみ2023年8月中利用開始予定
- ツルハドラッグ
- くすりの福太郎
- ウォンツ
- ウェルネス
- レデイ薬局
- 杏林堂(2023年8月中利用開始予定)
- B&D
- ドラッグイレブン
調剤薬局でもHAPPAY決済可能ですが、HAPPAY決済はポイント付与対象外です。
HAPPAY登録の流れ
HAPPAYにはツルハグループアプリが必須です。
アプリを初めて使う人は「アプリ会員登録」が必要です。
アプリ会員登録とポイントカードの紐づけについてはこちらで詳しくまとめています。
HAPPAY会員登録
アプリの会員登録とは別に「HAPPAY」の登録が必要です。
ポイント画面の「HAPPAYで支払う」をタップします。(表示がない人はアップデートしましょう)
HAPPAYはアプリ会員とは別の登録が必要なため「はじめての方はこちら」をタップして、
電話番号とパスワードを入力して進みます。
入力した電話番号に届いた確認コードを入力すると、
次はメールアドレスの入力です。
今度はメールアドレス宛に届いた確認コードを入力します。
ここまで来たら、氏名、生年月日を入力して登録完了です。
これでHAPPAYの事前準備が完了しました。
チャージ方法
HAPPAYはチャージ式(自動チャージ無し)のため、会計前にチャージが必要です。
チャージ方法は、以下の2通りです。
- 店頭レジでの現金チャージ
- 銀行口座の紐づけ
チャージ方法に関わらず、
- チャージは1,000円単位
- 1回につき49,000円チャージ上限
- 残高上限10万円
という扱いとなってます。
【決済音あり】実際に使ってみた
今回は店頭レジで、現金チャージ+HAPPAY決済をしてみました。
店頭チャージの流れ
レジにて「HAPPAYをチャージしたい」旨を伝え、現金(1,000円単位)を渡します。
この時、画面は「HAPPAY」→「チャージ」と進み、
「店頭チャージ」を選んで、
この状態にしておきます。
こちらのバーコード読み取ったら、
少しタイムラグがありますが、チャージが完了します。
この時、チャージが完了するまで画面を触らないことがポイントです。
レシートの他、登録のメールアドレスにもチャージ完了通知が来ます。
録音しそびれましたが、レジ側から「チャージしました」という音声が流れます。
支払いの流れ
チャージが完了したら、通常通り、
- ツルハポイントカード
- 楽天ポイントカード
を提示し、最後に「HAPPAYで」と伝えてHAPPAY画面のバーコードを読み取ってもらいます。
こちらが決済音ありの動画です。
可愛らしい決済音ですね。
余談ですが、クロネコヤマトの「にゃんPay」の決済音はこちらで聞けます。
これで支払いが完了しました。
残高もしっかり減っています。
また、ツルハポイントカードの提示によるポイントが貯まったのが確認できます。
(HAPPAY支払いによるポイントは翌々日付与)
レシートもHAPPAYと記載があり、登録のメールアドレスに支払い完了メールが届きます。
レジでチャージしてからの支払だと、少し時間がかかって後ろの列が気になります。
混んでいる場合は空いている「薬品レジ」がオススメです。
また、よく使う人は銀行口座の紐づけが手っ取り早いです。
HAPPAYを使うメリット
HAPPAYを使うメリットは以下の2点です。
- アプリ1つでクーポン、ポイントカードの提示(楽天を含む)、支払いが完結
- チャージ上限、支払い上限の設定が出来る
アプリから1回、1日、1か月ごとの支払い上限とチャージ上限が設定できるため、近くにツルハグループがある場合には子供のお小遣いやお使いにも便利ですね。
また、子供のお小遣いにはかわいいキャラクターの「きゃらぺい」もおすすめです。
HAPPAYを使うデメリット
HAPPAYの主なデメリットは還元率の悪さです。
HAPPAY決済は220円(税込)につき1ポイント、つまり還元率は0.5%還元です。
チャージ時のポイント還元もなし、チャージは現金(店頭 or 銀行口座)のみのため、クレジットカードを紐づけることも出来ません。
アプリ1つで支払いが楽なこと以外、メリットはないでしょう。
お得度を求めるならば、以下でまとめている2つの支払方法がお得です!
ツルハの支払いは高還元クレカがお得
ツルハグループではHAPPAY以外にも多くの支払方法に対応していますが、オススメは
- LINEPay
- 高還元クレジットカード
の2つです。
LINEPayは月1万円まで限定ですが、Visa LINEPayクレカ(P+)を作成すると、5%還元がされます。
家族カードを作れば還元枠がもう1万円増えますので、オススメです。
詳しくはこちらの記事でまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
「月1万円まで」という制限を余裕で超えてしまう人は高還元クレジットカードでの支払いがオススメです。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。
リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年8月13日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に1,600円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
ツルハグループ独自のスマホ決済「HAPPAY」を実際に使用してみました。
食品や日用品など、日常的にツルハグループを利用する人にとってはアプリ1つでクーポン、ポイント付与、支払いが済むためとても便利な決済方法です。
しかし、お得度的にはイマイチなので高還元クレカやLINEPayでの支払いがオススメです。
HAPPAYは今後、お得なキャンペーンの実施があれば利用したいです。
当ブログでは他にも様々なキャッシュレス決済や、店舗別のお得な支払い方法についてまとめていますので宜しければ併せてご閲覧ください。
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