我が家のドリンクメイトは水以外の飲料にも直接炭酸を注入することのできるマグナムグランドシリーズです。
しかし、同じマグナムグランドでも水専用モデルになるとスターターセットで1万円以上も安いんです。
そこで本記事では、ドリンクメイトの水専用モデルと水以外対応モデルは何が違うの?という点を徹底的に比較しました。
マグナムグランドシリーズってなんだ?という人は、こちらのレビュー記事も合わせてご覧ください。
ドリンクメイトは水専用と水以外対応の2種類
ドリンクメイトは大きく、水専用モデルと水以外の飲料にも炭酸を注入できるモデルに分かれます。
水専用の炭酸メーカーは数あれど、水以外にも炭酸注入可能な製品は珍しいです。

そのため、水以外にも炭酸を注入したい人はドリンクメイトを選ぶケースが多いですよね。
以下では「水専用モデル」と「水以外OKモデル」の5つの違いについて解説します。
種類の違い
ドリンクメイトの売りは、ソーダストリームなどの炭酸メーカーと違い「水以外に炭酸が注入できること」です。
そのため水専用モデルは、ボタン1つで炭酸自動注入のオートマチックモデルが1つと、大容量ガスのマグナムシリーズ(2色)のみの展開ですが、
「水以外OKタイプ」はベーシック、マグナムグランド、オートマチックモデル、マグナム対応オートマチックとどれも2色展開で種類もカラーも選択肢が広がります。
ドリンクメイトは「水以外も炭酸にできる」がウリなので、水以外OKモデルに力を入れているようです。
値段の違い
使用するボトルやガスシリンダーの価格は変わりませんが、本体やガス・ボトルを含む最初のスターターセットの価格は大きく違います。
例えば、私の愛用している水以外OKの「マグナムグランド」は公式サイトで¥21,868(税込)です。
一方、同じ「マグナムグランド」の水専用モデルは公式サイトで¥10,868(税込)。
と、1,1000円の差があります。

1万円の差は大きいですよね。
炭酸水しか作らない人は水専用モデルに限ります。
インフューザーの違い
水専用モデルと水以外OKモデルの1番の違いは「インフューザーの有無」です。
インフューザーはガス注入に利用する器具で、水以外OKモデルは洗浄のため取り外しが可能です。
水専用モデルにインフューザーはなく、専用ボトルを直接本体に接続して炭酸を注入しますが、
水以外OKモデルはボトルにインフューザーを付けてから、本体に接続します。

つまり、水専用モデルはインフューザーが本体に内蔵されており、水以外OKモデルは単体のインフューザーで取り外し&丸洗い可能です。

上記の価格差の一部は「インフューザーの価格」と思われます。
ガス注入方法の違い
ガスを注入してから飲むまでの過程も全く違います。
水専用モデルはボトルを本体に接続後、ボタンを押してガスが注入できればすぐに飲んでOKです。
一方水以外OKモデルは、工程が多いです。
- 通常のキャップからインフューザーに付け替える
- 本体に接続してガスを注入する
- 本体から外し、ボトルを揺らしてガスを飲料に溶け込ませる
- 平面に置いたらインフューザーのタブを開けてガス抜き
- ボトル内の泡を観察しながらタブを開閉
- ほとんどガスが抜けたら、青いタブを押してガスを出し切る
- インフューザーを開けて完了

7ステップもありました。
慣れればどうってことないですが、最初はちょっと大変です。
詳しいやり方は以下の記事でまとめていますのでご覧ください。
ガス消費量の違い
炭酸水だけを作るのならば違いはありませんが、水以外の飲料は作れる最大容量も少なく、ガスが入りにくいため、ガスの消費が多くなります。

水・ジュース・お酒・コーヒーで何プッシュしたかの実験もしていますので宜しければご覧ください。
水専用モデルで水以外に炭酸を注入したらどうなる?
ここでちょっと気になるのが

水専用モデルで水以外に炭酸を注入したらどうなるの?
という疑問です。
ちなみに水専用のソーダストリームでは、
ソーダメーカーは水のみ使用頂けます。水以外の液体へのガス注入は製品の故障のみならず事故に繋がる可能性があり大変危険ですのでお止め下さい。
http://www.sodastream.jp/contact/
との記載がありますが、これは作りの似ている水専用ドリンクメイトでも同様です。
洗えない水専用モデルにジュースやお酒の糖分が付着して蓄積すると、ガス注入部が詰まってしまい故障に繋がるものと思われます。
だからこそ、インフューザーを取り外して洗える・洗えないの差がとても大きいのです。

もし誤って水専用モデルでジュースなどを使用した場合は、何度も炭酸水を作ることで付着した糖分を洗い流せるかもしれません。
故障しても保証の対象外となるため、絶対にやめましょう。
おわりに
見た目も似ているし、炭酸注入の原理は同じなのだからそんなに変わらないのでは?と思いがちですが、「水以外に炭酸を注入すること」はそう簡単ではないようです。
当然ですが、事故や故障を防ぐためにも決められた用途で使用することが鉄則です。
また、初期費用も異なりますが、お酒やジュースを飲み切れずに炭酸が抜けてしまう人や、100%ジュースやコーヒーなどにも薄めずに炭酸を注入したい人には「ドリンクメイトの水以外OKモデル」がぴったりです。
当サイトではソーダストリームやドリンクメイトに関する記事を複数掲載しています。よろしければ合わせてご確認ください。
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