先日、炊飯器を東芝の「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」に買い替えました。
強火でお米がふっくら立って、真空圧力で時間が経っても美味しいとのこと…。
RC-10VSPの実力を確かめるべく、今まで使っていた2012年製品のタイガー「炊きたてJKK-J100」と食べ比べをすることに。
本記事では、2つの炊飯器で同時に炊飯し、炊き立てと保温後のお米の立ち具合、食感、美味しさなどをレビューします。
いい炊飯器代表「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」
食べ比べるいい炊飯器代表は見た目もスタイリッシュな東芝の「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」。
超高級炊飯器ではないけれど2020年に発売され、価格コムの調理家電部門で大賞を受賞した実力者です。
真空圧力で浸水不要、保温後もおいしいと評判の炊飯器です。
普通の炊飯器代表「炊きたてJKK-J100」
そしてこちらが普通の炊飯器代表、タイガー「炊きたてJKK-J100」です。
2012年製ではありますが、土鍋コーティングで熱伝導率が高くふっくらと美味しく炊きあげます。
炊飯開始
差が出ないよう、同じお米を2合使用します。
同時にお米を洗い、炊き上がり時間も同時刻にセットします。
コースは白米で、どちらも炊飯器オススメのスタンダードな炊き方です。
炊き上がり時間を同じにセットしましたが炊飯開始は普通の炊飯器(タイガー)が先でした。
つまり炊き上がりが早いのは、いい炊飯器の「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」であることがわかりました。この炊飯器のウリの1つ「真空技術で炊飯時間が短い」が影響していると思われます。

炊き立てを食べ比べ
同時に炊き上がりました。
左が「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」、右が「炊きたてJKK-J100」です。
新しい炊飯器という贔屓目を無くすため、家族によそってもらい、どっちがどっちか分からない状態で食べてみます。
心なしか左のごはんはお米がくっついているような、右のご飯は1粒1粒が独立しているような印象を受けます。

まずは左のご飯から。
お米が立っているのが分かります。
標準で炊いていますがもちもち感が強く、甘みが感じられます。

続いて右のご飯。
やはり左のご飯より粒が独立していて硬さが感じられます。

どちらも美味しいですが、甘くてもちもちは左、ちょっとお米が潰れた感じがするのが右という結果に。
好みはありますが「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」は左、「炊きたてJKK-J100」は右だろうという予測に家族全員がなりました。
果たして正解は…

大正解、左が「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」、右が「炊きたてJKK-J100」でした。
個人的な印象ですが、いい炊飯器はお米を割らずに1粒1粒しっかりと炊き上げているイメージです。炊飯時間が短いのにもちもちになるとは真空圧力の威力を感じました。
2時間保温後を食べ比べ
2時間保温しました。
RC-10VSPは真空保温になっています。

こちらが「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」。

まだお米がピカピカしています。

つづいてこちらは「炊きたてJKK-J100」。

写真ではわかりにくいですが、少しべちゃっとしている印象です。

先ほどと同様に、家族によそってもらいどっちがどっちか分からない状態で実食です。

まずは左。
先ほど食べた感じから「このもちもちとお米がギュっとなった感じはいい炊飯器だろうと予測が出来ます。
炊き立てとの差はありますが保温後も十分に美味しいです。

続いて右です。
2時間たつとお米から水分がでているのか、ちょっとべっちゃりとした印象です。

正解は…
今回もやはり予想通り、左が「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」、右が「炊きたてJKK-J100」でした。

炊き立てより、保温後のほうが違いが大きく感じました。
総評
どちらも同じ粘りと甘みの強い北海道米のゆめぴりかを使用し、水の量もしっかりと測りましたが、よりゆめぴりかの粘りと甘みを引き出したのは「炎匠炊き炊飯器 RC-10VSP」でした。
どちらも美味しいに代わりにありませんが、いい炊飯器のほうがお米1粒1粒の水分や旨味を逃さない工夫があるのだと感じました。
また違いが大きく感じられるのは保温性能でした。
今回購入した炊飯器が「真空保温」という必殺技を備えているからなのかわかりませんが、「朝炊いたお米を保温しつつ夜も食べる」という人はいい炊飯器を購入すると、1日中美味しいお米が食べれるかもしれません。
RC-10VSPの特長・掃除のしやすさ等については別記事でまとめていますので併せてご覧ください。
まとめ
初めて炊飯器の食べ比べをしましたが、同じ条件で炊いてもこんなに違いが出るものなのかと感心しました。
また、最新の炊飯器は掃除のしやすさや炊飯時間の短さ、そして真空圧力の技術に驚かされました。
炊飯器を買い替える方は、古いものを処分する前に食べ比べをしてみると楽しいです。
お試しください。
当ブログでは他にも色々と味やコスパの比較をしていますので宜しければご閲覧ください。
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