2022年2月15日、焼鳥チェーン店の串鳥に「お持ち帰り専門店」がオープンしました。
串鳥と言えば札幌を中心とした北海道の焼き鳥専門店ですが、仙台・栃木・東京にも出店している他、ネット通販でも全国から串鳥の焼き鳥を購入することが出来ます。
串鳥は元々店内飲食だけでなくテイクアウトが可能でしたが、お持ち帰り専門である「工場直売所」の魅力は何なのでしょうか。
本記事では、実際に串鳥の工場直売所でテイクアウトをし、メニューや価格などの多店舗との違い、工場直売所の魅力についてまとめています。
串鳥 工場直売所の場所と営業時間
串鳥のお持ち帰り専門店、「工場直売所」の店舗情報は下記の通りです。
場所
〒060-0053
札幌市中央区南3条東5丁目2(札幌開発株式会社 中央東工場1F)
※駐車場無し
千歳鶴ミュージアムの付近です。
下はGoogle mapに掲載のあった店舗化前のものですが、工場の一角で販売していることが分かります。
営業時間
12:00〜20:00(LO19:30)
定休日:火曜日(祝日の場合は翌日定休日)、年末年始
メニュー
ホームページに掲載の「工場直売所 限定お持ち帰りメニュー」はこちらです。(2023.5.2 価格を更新しました)
- 鳥精肉:170円
- 手羽先:160円
- 砂肝:160円
- ポンポチ:160円
- ささみ:160円
- ひな皮:170円
- 鳥レバー:170円
- 鳥にんにく:170円
- 鳥ハツ160円
- つくね:170円
- とろーりつくねチーズ:195円
- ナンコツつくね:185円
- 激辛青南蛮つくね:185円
- 極み牛サガリ:370円(牛脂注入肉)
- 牛サーロイン串:460円(牛脂注入肉)
- 豚精肉:180円
- 豚レバー:160円
- 豚しそ巻:185円
- 豚アスパラ巻:185円
- 新生姜の豚巻き:185円
- 塩ホルモン:160円
- やわらか味噌ホルモン:160円
- 豚味噌海苔巻き:185円
- うずら玉子:180円
- もちベーコン巻:185円
- 北あかりバター:170円
- なす焼き:175円
- ピーマン肉詰め:185円
- 生ぎんなん:220円
- 串鳥が豚丼!?:850円
- 焼き鳥そぼろ弁当:800円
- 鶏ガラスープの素:1本500円
- 焼き鳥タレ:1袋20円
- 梅だれ:1袋30円
- 容器代:1回のお会計につき30円
- レジ袋:1回のお会計につき10円
注文は1本単位で可能で、最低注文本数や最低注文金額はありません。
味の種類は
- 塩(事前に伝えることで塩なしも可能))
タレ(タレは個包装の別ダレが付く。)
の2種類から選べます。
※現在はタレの選択肢が無く、タレが欲しい場合は別途タレを購入する必要があります。(2023.5.2現在)
予約方法
串鳥のお持ち帰り予約方法は「電話」のほか、2022.10.15よりモバイルオーダーが可能になりました。
直接店頭に行って焼き上がりを待つことも可能ですが、最短でも20分程かかるため事前の電話予約やモバイルオーダーがオススメです。
お持ち帰りの電話予約は2日前から、モバイルオーダーは当日の12時から受け付けています。
ギリギリの予約では待ち時間が長くなったり、品切れの恐れがあるため早めの予約がオススメです。
支払い方法
工場直売所の支払い方法は、
- クレジットカード(タッチ決済可能)
- 電子マネー
- コード決済
- Go To Eat北海道お食事券(利用期間内に限る)
と、豊富です。
工場直売所 4つの違い
通常の店舗のテイクアウトと、お持ち帰り専門の工場直売所との違いは4つあります。
営業時間の違い
通常、串鳥は夕方開店となるため、多くのお客さんは「テイクアウト = 夕飯」になります。
ランチ営業店舗であっても、ランチタイムはコロッケやメンチカツなどの定食やカレーライスなどの提供で、串の持ち帰りには対応していません。
しかし工場直売所の営業時間は12:00〜20:00(LO19:30)のため、ランチや早めの夕飯にも利用できます。
10円安い
工場直売所は、通常の店舗よりも全ての串が10円安いです。
例えば定番の鳥精肉は、他店舗では店内飲食、テイクアウトに関わらず180円(税込)ですが、工場直売所では10円安い1本170円(税込)です。
20本で200円、30本で300円安くなると考えるとお得ですね!
こちらが実際のレシートですが、全て10円ずつ安いことが確認できます。
(値上げのため、現在の価格とは異なります。2023.5.2更新)
お惣菜が買える
串鳥のお持ち帰りと言えば、焼鳥や店舗によってはコロッケやから揚げなどがあります。
しかし、工場直売所では直売所限定の「日替わり惣菜」が販売されています。
オープン初日は種類が少なく鳥そぼろのみでしたが、このように毎日何かしら「日替わり惣菜」が販売されています。
焼鳥専門店の鳥そぼろは魅力的ですね。
ナンコツがない
店舗により多少のメニューの違いはありますが、工場直売所には他店舗のお持ち帰りメニューにあるナンコツがないことに気が付きました。
反対に工場直売所でしか買えない串は無いようです。
他にも期間限定メニューなど、店舗にはあっても工場直売所にはない串がありそうなのでご注意ください。
電話注文でお持ち帰りしてみた
早速オープン初日に電話予約をして、工場直売所でお持ち帰りをしてみました。
朝の10時頃に電話注文をしましたが、オープン初日はご近所に無料券を配布していたこともあり、午前中の受け取り分は終了していました。
夕方、受取時間に行くと平日だったこともあり並んではいませんでした。
小窓で会計したり、商品を受け取ったりするのですが焼き場が丸見えです。
焼いている方が髪の毛を覆っていなかったり、素手で肉を掴んでいるところなども目にしてしまうため、衛生面で見たくなかったところが目についてしまうのは双方にデメリットでもありました。
店舗にはホームページのメニューに記載の無いドリンクや、
焼鳥のたれも販売がありました。
他店でテイクアウトをすると10分前には出来上がっていることが多いのですが、工場直売所はオープン初日でバタついており、予約時間を10分程過ぎての受け取りとなりました。
串鳥全店共通ですが、持ち帰りの袋は10円かかります。
今回は「たれ味」で注文したため、塩で焼いた焼鳥に別がけ出来る個包装のタレが付いていました。
※現在タレは完全別売りです(2023.5.6)
個包装タレはアークス系列などのスーパーで30円程で売られているため無料で貰えるのは嬉しいです。
今回はオープン記念特典で焼き鳥のタレを無料で貰ったのと、鶏がらスープの素も買ってみました。
串鳥はお通しで出てくる鶏ガラスープが絶品なのでこれを自宅で飲めるのは嬉しいです。
送料はかかりますがネット販売もありましたので、中々店舗に行けない串鳥鶏ガラスープのファンは必見です。
商品は使い捨て容器に入っていて、さらに1つずつ袋を被せてくれていました。
中身は焼きたての串が沢山です。
串鳥の焼き鳥を食べると、「やっぱ串鳥は美味しいな~」としみじみ思います。
お近くに串鳥が無い方はネット販売もありました。
工場直売所はこんな人にオススメ
いつもは近所の串鳥でテイクアウトしますが、今回は物珍しさに直売所でお持ち帰りをしてきました。
そこで感じた「工場直売所での購入がオススメ」なのはこんな人です。
- 近所の人
- 昼間に串鳥を食べたい人
- 10円安く買いたい人
- 限定のお惣菜を食べたい人
- 街中のホテルに宿泊時に、部屋で食べたい人
10円安いと言っても、近所に串鳥がある場合はわざわざ出向くほどではないです。
ですが、近所の人や近くに寄った際、または昼から焼鳥が食べたい人にはとってもオススメです。
おわりに
いつもお持ち帰りや店内飲食を利用していた串鳥に「10円安い持ち帰り専門店」が出来たとのことで早速利用してみました。
開店時間や限定のお惣菜など工場直売所ならではの魅力がある一方、最近では串鳥がスーパーマーケットにも進出しているため近所でなければ出向く必要はないのかなと感じました。
でもやっぱり串鳥は美味しいですので、お近くの方は他店より10円安い直売所がオススメです。
他にも串鳥に関する記事をまとめていますので、宜しければ併せてご閲覧ください。
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