先日、約14年ぶりに冷蔵庫を買い替えました。
機能的にはまだまだ使えたのですが、容量不足による買い替えです。
新しい冷蔵庫はスリムなのに大容量でイイですね。
冷蔵庫の買い替えで気になるのが古い冷蔵庫の処分です。
処分方法の選択肢としては
- 下取り
- リサイクル処分
が一般的ですが、今回は少しでもお得にするためにフリマアプリで売ってみることに…
本記事では冷蔵庫を実際にフリマアプリで売ってみた経験をもとに、売るときの手順や注意点、結局いくらお得になったの?などをまとめています。
ちなみに冷蔵庫は展示品を購入してみたのですが、かなりコスパ良くゲットできました。詳しくはこちらの記事でまとめています。
冷蔵庫は捨てるのにお金がかかる
説明するまでもないとは思いますが、冷蔵庫は大型ごみとして捨てることは出来ません。
必ず「家電リサイクル」として処分する必要があります。
リサイクル費用は
- 処分費用(全国一律料金)
- 171L以上:4,730円
- 170L以下:3,740円
- 運搬費用:500円~(店舗や業者によって大きく異なる)
等がかかります。
例えばこちらはヤマダ電機の家電リサイクル料金ですが、171L以上であれば6,380円かかることが分かります。
冷蔵庫の購入時に「価格にリサイクル料込み」で販売してくれる家電量販店もありますので、そこらへんは要確認・交渉です!
下取りという選択肢も
もう1つ、冷蔵庫の処分方法として一般的なのが「下取り」です。
こちらはある時期のヤマダ電機の下取り表ですが、2013年発売以降の正常動作品であれば下取りをしてくれていたようです。
例えば2013年製は全て下取り価格100円ではありますが、リサイクル料金の6,380円が浮くことを考えると、実質6,480円がお得になる、という考え方も出来ます。
ただし下取りが出来るのはあくまでも
- ある程度新しめの年式(今回の場合は2013年製以上)
- 正常動作品
などの条件が付くケースがほとんどです。
メルカリやPayPayフリマで売るのもあり
今回私が処分したかったのは2007年製の古い冷蔵庫だったので、残念ながら下取りはできず…
残る選択肢は「有料のリサイクル処分」のみとなりました。
ちなみに冷蔵庫を購入したのはヨドバシカメラだったのですが、リサイクル処分費用は5,280円でした。
ただこの古い冷蔵庫、330Lでそこそこの容量があり、冷凍・冷凍・自動製氷もばっちり動作するものでした。これを5,000円ちょっと払って捨てるにはもったいない…
なので
「冷蔵庫を売る」という経験はなかなか出来ないからやってみるか…
ということで第3の選択肢、「フリマアプリで売ってみる」を選択することに。
まずは掃除
冷蔵庫をフリマアプリで売るときには、まずはざっくりとお掃除をしましょう。
掃除をしたうえで、
などと商品説明に書くとなお良いと思います。
冷蔵庫は余程特殊なものでなければ、画像のように引き出し類をがっつり外すことが出来ます。全て取り外して掃除機でゴミを吸ったあとに、拭き掃除をするだけでOK。
意外と拭いたら取れる汚れが多いので、掃除の有無で到着時の印象が全然違います。
配送方法はたのメル便 or おまかせ配送
「冷蔵庫を自分で売る」と聞くと、
梱包はどうするの?どうやって送るの?そんなの面倒だよ…
と感じる人も多いと思います。
しかしこれらを一瞬で解決する方法があります。
それは「らくらく家財宅急便」を利用する方法です。
「らくらく家財宅急便」は梱包・運搬・配送を全てプロ(ヤマト運輸の配達員)の方が行ってくれるサービスで、例えばメルカリなら「たのメル便」、PayPayフリマであれば「おまかせ配送」がこれにあたります。
本記事作成時点でこの発送方法を取り扱っているのは「メルカリ」と「PayPayフリマ」のみです。
ラクマにはこのサービスはありません。
なお、たのメル便のコスパ検証についてはこちらの記事で、
実際に利用してテレビを売ってみた話はこちらの記事でまとめています。是非合わせてご覧ください。
たのメル便やおまかせ配送を利用すると、梱包などを全て行ってくれるほか、
- 匿名配送が利用できる
- 送料が全国一律料金
などのメリットがあります。
私は北海道在住なので、全国一律料金は本当に助かります。
梱包や事前準備は?
ということでメルカリの「たのメル便」、もしくはPayPayフリマの「おまかせ配送」を使えば、梱包等の面倒な作業なしに冷蔵庫を売ることが出来ます。
ただし面倒な作業がゼロなわけではありません。
少し面倒な作業としては、冷蔵庫が売れるまで家の邪魔にならない場所に保管しておく必要があります。もちろん冷蔵庫は自分で移動させなければいけません。
元々冷蔵庫が置いてある場所には新しい冷蔵庫が置かれますので当然です。
持ち上げられないくらい大きな冷蔵庫の場合は、画像のように下に布をかませましょう。引っ越し屋さんが良く使うテクニックですが、これで少ない力で冷蔵庫を移動できます。
冷蔵庫をフリマアプリに出品して数週間後、ありがたいことに冷蔵庫が売れたので、アプリの指示に従って集荷を行います。
せっかくなので引き取り当日の様子を写真に撮らせて頂きました(許可を頂いています)。
私は家の中に入られるのが嫌だったので、集荷に来る時間に合わせて玄関先まで冷蔵庫を移動させました(玄関先に移動させなくても運搬してくれます)。
300サイズで集荷をお願いしていたため、作業員さんは2人来てくれました。
冷蔵庫を廊下に出すと、手際よく梱包を開始。
これだけ大きいと梱包をするのも一苦労ですし、そもそもこんな長いロールの緩衝材がない人がほとんどだと思います。
梱包が終わったら台車に載せて運ばれていきました。梱包や運び出しなど、面倒な作業を全て行ってくれるので楽ちんです。
いくらお得になった?
ここで気になるのが「フリマアプリで売ったら、結局いくら得したの?」という点ですよね。
あくまでも私の場合ですが、
- リサイクル処分費用の5,280円が浮き
- 冷蔵庫の売却利益が5,700円手元に残った
ので…、合計10,980円を得した、という結果になりました。
もちろん売る冷蔵庫によって手元に残る金額は大きく違いますが、この金額を見て
掃除や冷蔵庫を移動させる手間を考えたら素直にリサイクル処分したほうが…
という感想や、
これだけの作業で1万円お得ならやるよ!!
など、考え方は人それぞれだと思います。
ちなみに売却価格の内訳は
- 売値は18,000円
- 送料は12,000円(300サイズ)
- 販売手数料は300円(5%)
でした。PayPayフリマで売れたため、販売手数料が安く済みました。
なお、フリマアプリでは通常、本体価格に送料が含まれており、送料も含む価格全体に対して販売手数料(5%や10%)がかかります。
しかしおまかせ配送は送料が高くなるため、送料を除いた金額に対してのみ、販売手数料がかかるので有難いです。
例えばメルカリで売れた場合は…
- 【誤】価格18,000円(送料12,000円)なので、販売手数料(10%)は1,800円
- 【正】価格18,000円(送料12,000円)なので、販売手数料(10%)は600円
と言った感じです。
この考え方はあくまでも大型便のみです。通常品は送料にも販売手数料がかかるので勘違いのないように!
フリマアプリは送料や手数料の改変が目まぐるしいです。最新情報はこちらでまとめていますので、是非あわせてご覧ください。
冷蔵庫をフリマアプリで売るメリット
以上をまとめると、冷蔵庫をフリマアプリで売るメリットは次の通りです。
- リサイクル処分費用が浮く(5,000円~得をする)
- 冷蔵庫の売却益が手元に残る(年式や型番による)
- 大型配送便を使うと梱包などの面倒な作業が不要
ヤマトさんの大型配送便が無ければ、私も有料で処分してもらっていたはず…。本当に有難いサービスです。
冷蔵庫をフリマアプリで売るデメリット
メリットもあれば、デメリットもしっかりとあります。
- 掃除・出品・配置移動などの手間がかかる
- 売れるまで保管しておく場所が必要になる
- 必ずフリマアプリで売れる保証がない
特に古く、壊れた冷蔵庫は無料でもいらない人がほとんどなので、その場合は素直にリサイクル処分するのが妥当です。
おわりに
今回は「冷蔵庫を自分で売ってみる」という体験をしてみました。
そもそも冷蔵庫の買い替え自体が人生で数回しかないと思うので、貴重な経験で楽しかったです。
ちなみに「リサイクルショップに冷蔵庫を売る」という選択肢もありますが、多くの店舗では「買取できるのは製造から5年~7年以内」という条件があります。
その点、フリマアプリは欲しい人さえいればどれだけ古くても売れるので有難いですよね。
これから「メルカリを利用しようかな」という人は下記の紹介コード
VYJJPQ
を会員登録時に入力いただければ500円相当のポイントが貰えます。
良かったら使ってやってください。
これから「PayPayフリマ利用しようかな」という人は下記の紹介コード
2NKCDO
を会員登録時に入力いただければ300円相当のポイントが貰えます。
良かったら使ってやってください。
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