近頃、各コンビニでは頻繁に「一つ買うと一つもらえる」+1(プライチ)キャンペーンを行っています。
しかし、スーパーやドラッグストアで100円で買えるジュースが、コンビニでは160円するなど、コンビニ価格はそもそもが高いです。
そこで、プライチは本当にお得なのか?スーパーで2つ買うよりも安いのか?を検証してみることに。
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本記事では、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのプライチ価格を、イオン、西友、イトーヨーカドーのネットスーパー価格と比較します。
コンビニのプライチ事情
まずは大手3社のプライチ事情をみていきます。
セブンイレブン
最もプライチに力を入れているのがセブンイレブンで、常に何かしらのプライチが行われています。
セブンイレブンのプライチは、対象商品を1つ買うと、無料引換券がもらえます。
その引換券と対象商品をレジに持って行って交換する流れです。
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購入商品と引き換え商品は別のもので、購入期間と引き換え期間も別のため、引換券を失くさずに保管しておく必要があります。
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ローソン
ローソンもセブン同様、対象商品を1つ買うと、無料引換券がもらえます。
その引換券と対象商品をレジに持って行って交換する流れです。
こちらもセブンと同様、購入期間と引き換え期間は別のため、引換券を失くさずに保管しておく必要があります。
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しかし、ローソンではプライチよりも「2つで〇〇円引き、3つで〇〇円引き」のまとめ買いキャンペーンの方が盛んに行われている印象です。
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ファミリーマート
ファミマのプライチでは「ファミペイ」が必須です。
セブン、ローソンと同様に無料引換券がもらえるキャンペーンもありますが、
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多くのキャンペーンが「ファミペイを提示して1個買うと1個もらえる」というものです。
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ファミペイ限定のキャンペーンでは、無料クーポンもファミペイに配信されるため、引換券を取っておく必要がないメリットがあります!
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以下では、コンビニ価格とスーパー価格を比較し、プライチは安いのか?を検証します。
セブンイレブンのプライチお得度を検証
実際に行われていたセブンイレブンのプライチの商品を比較してみます。
比較するのはセブンイレブンの店頭価格と、イオン・西友・イトーヨーカドーのネットスーパー価格の平均です(3店舗で販売がない場合は2店舗の平均です)。
カゴメ 野菜生活100
例えばこちらのプライチでは、
- 購入商品:カゴメ 野菜生活100 200ml→税込114円
- 無料商品:カゴメ 野菜生活100 (ベリーサラダ or マンゴーサラダ)200ml→税込114円
となり、114円分お得です。
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一方、ネットスーパーの平均価格ではどちらも税込102円でした。
そのため、スーパーでそれぞれを買うよりも、90円お得となり、セブンイレブンの勝ちです。
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購入商品と無料商品、どちらの商品も好んで飲む人であれば購入しない手はありません!
カラムーチョ と ピュアポテト
例えばこちらのプライチでは、
- 購入商品:スティックカラムーチョ ホットチリ味→税込237円
- 無料商品:湖池屋 ピュアポテト オホーツクの塩と岩塩→税込156円
となり、156円分お得です。
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一方、ネットスーパーの平均価格ではカラムーチョが税込217円、ピュアポテトが税込147円でした。
そのため、スーパーでそれぞれを買うよりも、127円お得となり、セブンイレブンの圧勝です。
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これで、セブンのプライチのお得さが証明できました!
特にポテトチップスは、スーパーではPB商品ばかりが安いため、メーカー商品ならコンビニとあまり差がないことが分かりました。
ローソンのプライチお得度を検証
次にローソンのプライチを検証してみます。
比較するのはローソンの店頭価格と、イオン・西友・イトーヨーカドーのネットスーパー価格の平均です。
素材がおいしいさつまいも と ミーノ
例えばこちらのプライチでは、
- 購入商品:素材がおいしいさつまいも→税込171円
- 無料商品:ミーノ→税込183円
となり、183円分お得です
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一方、ネットスーパーの平均価格では「素材がおいしいさつまいも」が税込149円、ミーノが税込159円でした。
そのため、スーパーでそれぞれを買うよりも、137円お得となり、ローソンの圧勝です。
三ツ矢サイダー と グレープスカッシュ
例えばこちらのプライチでは、
- 購入商品:三ツ矢サイダー500ml→税込162円
- 無料商品:三ツ矢特濃グレープスカッシュ500ml→税込162円
となり、162円分お得です
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一方、ネットスーパーの平均価格では「三ツ矢サイダー」が税込95円、特濃グレープスカッシュが税込93円でした。
そのため、スーパーでそれぞれを買うよりも、26円お得となり、僅差でローソンの勝利です。
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ジュースに関してはお得度が低いですが、それでもローソンのプライチのお得さが分かりました。
ファミリーマートのプライチお得度を検証
最後にファミリーマートのプライチを検証します。
比較するのはファミマの店頭価格と、イオン・西友・イトーヨーカドーのネットスーパー価格の平均です(3店舗で販売がない場合は2店舗の平均、または1店舗分の価格です)。
クロレッツ
例えばこちらのプライチでは、
- 購入商品:クロレッツXP→税込160円
- 無料商品:クロレッツ アロマタイム→税込183円
となり、183円分お得です。
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一方、ネットスーパーの平均価格では「クロレッツXP」が税込152円、クロレッツ アロマタイムが税込170円でした。
そのため、スーパーでそれぞれを買うよりも、162円お得となり、ファミマの勝利です。
綾鷹カフェ 抹茶ラテ
こちらのプライチは、購入・交換共に税込179円の「綾鷹カフェ 抹茶ラテ」が対象のため、179円分お得です。
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一方、ネットスーパーの平均価格は税込142円でした。
そのため、スーパーで2本買うよりも、105円お得となり、ファミマの勝利です。
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コンビニ3社とも、プライチのお得さが検証できました。
1つ買うならスーパーが圧勝ですが、2つ以上買うならプライチが狙い目です。
支払い方法の工夫でさらにお得
スーパー価格よりもお得なことが検証できたプライチですが、支払い方法の工夫で更にお得度をUPさせましょう。
セブンイレブン・ローソン
セブンイレブン・ローソンでのおすすめの支払い方法は「三井住友カードナンバーレス(NL)のタッチ決済」です。
詳しくはこちらの記事でまとめていますが、三井住友カードNLでは、セブンイレブンなどの主要コンビニなどでタッチ決済をすると、最大+20%還元されるキャンペーンを常時開催しています。
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20%還元になる条件はかなり厳しいですが、10%~14%くらいならかなり現実的に狙えます…!
その他、ローソンではpontaカードの提示を忘れないようにしましょう。
特に、16:00~23:59はポイント2倍のため、夕方以降のお買い物がお得です。
また、貯まったpontaポイントはお得なポイント交換所で1.5倍に増量するのがオススメです。
ファミリーマート
ファミリーマートでは残念ながら上記の最大20%還元は対象外なので、「Visa LINEPayクレジットカード(P+)」を活用しましょう。
ファミペイ限定のプライチでも、必須なのはファミマアプリのバーコードスキャンであって、支払い方法はファミペイ以外でもOKです。
LINEPayのチャージ&ペイという支払い方法を利用すると月に500P(1万円利用)まで5%還元になります。
5%還元を受けるための詳しい方法については以下の記事をご閲覧ください。
プライチに釣られた無駄買いにご注意を
上記のようにプライチはスーパーと比べるとお得なことがほとんどです。
ですがいくらお得だとは言っても、「お得だから」とキャンペーンに乗せられて不要な商品まで購入したのでは、無駄遣いに他なりません。
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プライチの対象商品には、お馴染みのものから、期間限定のちょっと変わった味の商品まで様々なため、いつも買っている商品や気になっている商品が対象の時だけ利用するのがオススメです。
また上での比較はあくまでも「特定商品の価格を比較した結果、プライチのほうがお得」というだけであって、スーパーではその他にもお値打ちなPB商品を中心に、お買い得な商品が販売されています。
魅力を感じないプライチ商品を何となく購入するよりも、好きな味のPB商品を購入した方がお得で、なおかつ満足度が高いケースもあります。
例えば「湖池屋のポテトチップスのりしお80g」は、セブンイレブンで税込168円ですが、
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トップバリュの「ポテトチップスのりしお味」は同じ湖池屋製造にも関わらず、165gで税込203円、60gなら税込84円です。
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特定の味だけを食べたいんじゃ!という場合には、好きな味が安く沢山入ったPB商品がオススメです。
なお、PB商品は製造元はお馴染みのメーカーなので、美味しいのに安いことが多いんです。
PB商品についても多くの記事をまとめています。
おわりに
すっかりコンビニのキャンペーンとしてお馴染みの「一つ買うと一つもらえる」プライチですが、「コンビニって元が高いからそんなにお得?」と疑いの目で見てしまうことも。
しかし、実際にスーパーでの販売価格と比較すると、プライチは確実にお得であることが検証できました。
また、最近のスーパーはPB商品ばかりが並び、お目当てのメーカー商品の取り扱いがないこともしばしば見受けられますので、メーカー商品がお好きな方にとってはコンビニプライチは、メーカーのお菓子やジュースをお得に購入できるチャンスとなりそうです。
当ブログでは他にもコンビニやスーパーに関する記事を多くまとめていますので、宜しければご閲覧ください。
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