先日、期間限定で還元率が高くなるアプラス系カードを作成しました。こちらのカードです。
ようやく4カ月限定で4.5%還元のTカードプラスpremiumが届きました🔥
— タロウ@日常的マネー偏差値向上ブログ (@moneyhensachi) May 19, 2022
ざっくりといろいろ調べたので共有
1⃣利用限度額は30万の人が多い(netstation aplusから100万くらいまで変更申請可能、通るかは不明)
通らなければ都度繰り上げ返済で結構面倒
続く pic.twitter.com/1d3zrOgQBs
非常にお得なので使い倒そうと思ったのですが、残念ながら利用可能枠が30万円しかありませんでした…
増枠申請は出来るのですが、カード作成直後のため審査がかなり通りにくいです。
なのでこのカードをガッツリ使うために繰り上げ返済をすることにしました。
本ページではアプラス系カードの繰り上げ返済手順と、利用可能枠が足りない場合の対策についてまとめています。
アプラス系カードの繰り上げ返済は電話受付のみ
アプラス系カードの繰り上げ返済方法ですが、残念ながら本記事作成時点(2022年5月26日)では、電話受付のみとなります。
同業の三井住友カードはWebから繰り上げ返済申請が出来るため、電話しか申請方法がないアプラスはかなり面倒です…
利用可能枠を復活させるには、繰り上げ返済の申請をした後に、アプラスが指定する口座に振込をする必要があります。
繰り上げ返済の電話番号
繰り上げ返済を申請するための電話番号は「アプラス 問い合わせ先」などで検索すると出てきます。
下の画像の通り、ぱっと見ではナビダイヤルが表示されていますが、「国際電話、IP電話を利用の場合」という箇所を選択すると…
東京03または大阪06から始まる通常の電話番号が表示されます。
後ほど詳しく後述しますが、楽天モバイルの楽天Linkなどから電話をかけると電話代が無料になりますのでオススメです。
電話をかけるとメニュー番号を聞かれるので
- 2(繰り上げ返済等のお支払い関連)
- 1(繰り上げ返済希望)
- 1(カード番号がわかる人は1)
- カード番号 + #
- 1(暗証番号がわかる人は1)
- 暗証番号 + #
の順に押していくと、しばらく待った後にオペレーターに繋がります。
また電話受付は平日のみとなりますのでご注意ください。
通常は上記電話番号への問い合わせが一般的ですが、もう少しいい方法があるので後ほど説明します!
用意するもの
繰り上げ返済の電話をするにあたり用意しておくものは
- クレジットカード番号
- 暗証番号
- 繰り上げ返済の振込み日時
の3点です。
「繰り上げ返済の振込み日時」はアプラスの指定口座にお金を振込む日時を事前に決めておきましょう。
当日15時までに振込みが出来る場合には、当日~翌営業日に利用可能枠が復活します。
15時以降の振込みとなる場合には、翌営業日の処理となります。
早く利用可能枠を復活させたい場合には、午前中に繰り上げ返済申請をして、当日15時まで(できれば電話後すぐに)に振込みをするのがオススメす!
また当たり前ですがカード名義本人しか手続きは出来ませんのでご注意ください。
電話がつながらない問題
アプラスの繰り上げ返済手順は以上の通りなのですが、1つ大きな大きな問題があります。
それは「電話が本当につながらない」という問題です…
アプラスに繰り上げ返済をする手順は以下の通りですが
- 2(繰り上げ返済等のお支払い関連)
- 1(繰り上げ返済希望)
- ここで混みあってたら電話が切られる
- 1(カード番号がわかる人は1)
- カード番号 + #
- 1(暗証番号がわかる人は1)
- 暗証番号 + #
というように、フェイズ3あたりで「お客様がおかけになった番号は現在混みあっており~」などと言われ、電話が切られてしまいます。
電話自体が切られてしまうので、ただ待ってれば繋がるわけではなく、何回も電話をかけなおす必要があるのはかなり面倒です。
お金の面では私は楽天Linkなのでいいのですが、フリーダイヤルではないので、普通の電話を使っているとそれだけで大損失です…
なのでちょっとしたコツがあります。
それは電話のかけ先を変えることです。
アプラスには「カードが利用できない場合の専用電話回線」というのが設けられていて、下画像の番号に電話するのがオススメです。
参考:Q&A 【クレジットカード】カードが利用できないのですが、なぜですか?
こちらの電話番号にかけると、途中のフェイズ4からスタートするため、「1番厄介な電話を切られる」という箇所がスキップできます。
- 2(繰り上げ返済等のお支払い関連)
- 1(繰り上げ返済希望)
- ここで混みあってたら電話が切られる
- 1(カード番号がわかる人は1)←ここからスタート
- カード番号 + #
- 1(暗証番号がわかる人は1)
- 暗証番号 + #
こちらの電話受付は「日祝休」と書いていますが、土曜日も繋がりませんでした。ご注意ください。
実際に繰り上げ返済をしてみた
実際に利用可能枠がかなり少なくなったので、繰り上げ返済をしてみました。
利用可能枠が全部で30万円で、今は391円なので、「29万9千円ほど繰り上げ返済できる」と思いたいのですが、実際には違います。
繰り上げ返済の申請ができるのは「アプラスに利用明細が届いていて、システムに取り込まれているもののみ」です。
基本的にはnetstation aplusの「未請求のご利用金額」の項目が繰り上げ返済できる金額と近くなります(実際には若干の齟齬があったり、既に繰り上げ返済済みの金額は除かれたりします)。
なのでカード利用日から数営業日経たないと繰り上げ返済できませんのでご注意ください。
私は2022年5月25日に7.8万円ほど繰り上げ返済をしました。
利用可能枠復活までの時系列は次の通りです。
- 11:40 アプラスへ電話 待ちに待って20分くらいかかった
- 12:05 ネット銀行からアプラスの口座へ振込み
- 14:50 利用可能枠が復活していることを確認
というわけで当日、しかも数時間後には利用可能枠が復活していました。
確認したのが14:50だっただけで、実際にはもう少し早く反映されていた可能性があります。
電話での申請はかなり面倒ですが、反映が早いのは高評価です!
フリーダイヤルではないので楽天モバイルなどの無料通話を利用しよう
アプラスで繰り上げ返済をするにあたり、お金がかかるのが「電話代」と「振込手数料」の2つです。
繰り返しになりますがアプラスの繰り上げ返済先の電話番号である「東京03」「大阪06」「050」はいずれもフリーダイヤルではないので電話をかけるだけでお金がかかります。
しかもオペレーターに繋がるまで結構な時間がかかるため、時間の経過と共に電話料金が発生するのは大きなストレスです…
そのためオススメなのが楽天モバイルの楽天Linkを活用する方法です。
楽天Linkは固定電話でも050番号で、通話料無料で、時間制限がなく電話し放題になるスーパーアプリです。
本記事作成時点(2022年5月26日)では楽天モバイルの有料化が話題になっていますが、個人的にはまだまだオススメしたい電話回線の1つです。
詳しくはこちらの記事でまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
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また2023年4月14日~、楽天モバイルで久しぶりの楽天Hand1円祭りが開催中!!終了日は未定ですが、在庫が少なくなり次第終了するものと思われます。
※紹介キャンペーン等とは併用できませんのでご注意ください
振込手数料負担があるので無料の銀行を使おう
繰り上げ返済をするにあたり、「電話代」の他にもう1つ発生する料金が「振込手数料」です。
アプラスの繰り上げ返済に利用する口座は複数あるようですが、多くの人は三井住友銀行の口座が案内されるはずです。
三井住友銀行はSMBCダイレクトを利用した同銀行への振込は手数料無料なので、既に三井住友銀行口座を持っている人は手数料無料で振込みが可能です。
三井住友銀行口座を持っていない人でオススメなのがauじぶん銀行や住信SBIネット銀行など、条件を満たせば振込み手数料が複数回無料になる銀行口座です。これからも振込手数料を節約したい人は一見の価値ありです。
なんか条件達成とか面倒だな…難しそうだし…
という人はみんなの銀行がオススメです。
みんなの銀行は福岡銀行が運営するデジタル銀行口座で、スマホ1台で簡単に開設ができます。
みんなの銀行には「プレミアム機能」があり、こちらに加入すると月10回まで振込手数料が無料になります。
プレミアム機能は本来なら月額600円ですが、今なら「1年間無料」で使える大盤振る舞いなキャンペーンが開催されています。
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条件は紹介コード「qbPnikwS」を入力して口座開設をするだけです。
口座開設をしていきなり1,000円の黒字になりつつ、繰り上げ返済の振込手数料が月10回まで無料になるので、私のように「一時的に還元率がアップしていて期間限定で使い倒したいカード」の場合にはうってつけです!
増枠申請は引き落とし実績3回目以降に
そもそも利用可能枠が高ければ繰り上げ返済をせずに済むのですが、アプラスのカスタマーセンターに聞いたところ
カード作成直後は利用可能枠の増額が難しく、基本的には3回の口座引き落とし実績が必要となるケースが多いです。
とのことでした。
「3回の口座引き落とし実績」は金額にもよりますが繰り上げ返済でも1回のカウントとなるようなので、私は3回ほど繰り上げ返済をしたら増枠申請をしてみたいと思います。
増枠申請はnetstation aplusの「各種変更・登録申請」➡「カード内容の変更」から出来ます!
他にアプラス系カードを持っている人はそちらも合わせて繰り上げ返済を!
アプラス系のカードを複数枚保有している人は、使い倒したいカード以外にも繰り上げ返済できる枠がないか確認するのがオススメです。
というのもアプラスは利用可能枠を各カードで共有しており、他のカードを利用すると使い倒したいカード(私の場合はTカードプラス)の利用可能枠も減ってしまうからです。
例えば…
- マネックスカード(利用枠60万円)
- Tカードプラス(利用枠30万円)
の2枚を保有している場合、
- マネックスカードで5万円利用(利用枠60万円 ➡ 利用枠55万円に)
- Tカードプラス(利用枠30万円 ➡ 利用枠25万円に)
と言った感じです。
この場合はオペレーターの方に伝えれば、複数枚合算で繰り上げ返済が可能です。
振込み手数料(または無料振込枠)を節約するためにも、出来るだけまとめて繰り上げ返済をしましょう!
ちなみに私はマネックスカードをクレカ投信で利用しているので、5万円の利用が毎月発生します。
クレカ投信は投資信託の購入をクレジットカードで行える画期的なシステムです。こちらの記事で詳しくまとめていますので、是非合わせてご覧ください。
一時増枠の検討もアリ
クレジットカードには「一時増枠」と言って、15日間や1カ月など、期間限定で利用可能枠を増やせる仕組みがあります。
アプラスにもこの仕組みはあるのですが、一時増枠の申し込みは電話でのみ受け付けています。
しかも増枠の審査には
- いつ
- どこで
- なにを
購入するかなど、具体的な確認が行われますので、明確な購入目的がある場合のみ利用できます。
私は「具体的にコレと買う!」といった使い方ではなかったため、一時増枠は諦めて繰り上げ返済をすることにしました…
リボの繰り上げ返済はnetstation aplusから申し込みできる?
最後に触れておきたいのが「リボ払いなら繰り上げ返済ができる?」という点です。
検索エンジンで「アプラス 繰り上げ返済」などで調べると、下の画像のページがヒットします。
これを見ると「ショッピングのリボ払いの繰上返済は、NETstation*APLUS(ネットステーションアプラス)からお手続きいただけます。」という記述が…
私もそうでしたが、この文言だけを見たら
「リボかえる」とかで1回払いも全部リボ払いにしちゃえば、電話で繰り上げ返済申請をしなくても済むんじゃ…
と思いましたが、残念ながら違いました…
カスタマーセンターに確認したところ、
ここでいうリボ払いの繰り上げ返済は、「次回引き落としの増額」という意味であって、振込をして利用可能枠を即時増やすものではありません。
とのことでした。
この時にオペレーターの方に改めて確認しましたが、やはり「利用可能枠が足りない場合の繰り上げ返済は、電話での受付しか方法がない」との回答でした。
早くWebからの繰り上げ返済申請を導入して欲しいです…
おわりに
アプラスの繰り上げ返済についてまとめてみました。
内容をまとめると
- 繰り上げ返済は電話だけ
- 050から始まる番号にかけるのがオススメ
- 電話代がかかるので楽天Linkなどの無料通話を使うのがオススメ
- 振込み手数料がかかるので三井住友銀行のほか、振込み手数料が無料になる口座がオススメ
- 増枠をするなら支払い実績3回は必要
- 買いたいものが決まってるのなら一時増枠申請もあり
となります。
色々と面倒ではありますが、利用可能枠の復活自体は早めです!
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