家電量販店大手のヤマダ電機が運営するネットショップ、「ヤマダモール」と「ヤマダウェブコム」。
同じような名前ですが何がどう違うのでしょうか。
さらに気になるのは実店舗・ヤマダモール・ヤマダウェブコムでのポイント事情です。
本記事ではヤマダモールとヤマダウェブコムの特徴や使い分け方、支払い方法、ポイントの共通化についてご紹介します。
ヤマダウェブコムとは?
ヤマダウェブコムはヤマダ電気の公式通販サイトです。
ヤマダウェブコムの特徴はヤマダ電機の商品のみを販売しているオンラインショップというところです。
シンプルに「ヤマダ電機で電化製品を買いたい!」などという人は、ヤマダ電機の商品だけを取り扱っているので分かりやすいです。
ヤマダモールとは?
ヤマダモールはヤマダデンキが運営する総合ショッピングサイトです。
言わば楽天市場やヤフーショッピングのような複数の店舗が出店しているECサイトです。
その特徴は他社の出店店舗でも「ヤマダポイントが使える」という点です。
ヤマダ電機の商品以外でもヤマダポイントが使えるのは有難いですよね。
ヤマダモールはヤマダポイントの利便性を高めるために、ヤマダウェブコムより後に作られたショッピングサイトのようです。
ヤマダモールとヤマダウェブコムの違い
ヤマダモールとヤマダウェブコムの違いについて、さらに具体的に見ていきましょう。
取扱商品の違い
ヤマダモールはヤマダ電機以外の店舗も出店しているため、ヤマダ電機以外の商品も取り扱っています。
例えばこんなお得な訳あり食品なんかも取り扱いがあります。
一方、ヤマダウェブコムはヤマダ電機の商品をそのままネットで販売しています。
家電量販店の取扱商品は電化製品の他、食品や生活日用品など多岐に渡りますがさすがにヤマダモールのようにケーキや果物の販売はありません。
アカウントの違い
ヤマダモールとヤマダウェブコムは違うサイトですが、アカウントは共通です。
1つ登録すればどちらのサイトも利用できます。
こちらが実際のログイン後のマイページですが、上にヤマダウェブコムとヤマダモールの記載があり、ここからどちらにも行けます。
ポイントの違い
ヤマダモール・ヤマダウェブコムを利用すると「ヤマダポイント」が獲得でき、貯まったポイントは1ポイント1円として利用できます。
アカウントが共通なのでそれぞれのサイトでポイントが共有されています。
さらに「ポイントの共通化」という操作をすることで、ヤマダ電機の実店舗でも利用できるようになります。(ポイントの共通化については後述します)
共通化を行わないければ、ヤマダモール・ヤマダウェブコムで得たポイントはこの2サイトでのみの利用となります。
支払い方法の違い
ヤマダモールとヤマダウェブコムでは対応している支払い方法に大きく違いがあります。
ヤマダモールの支払い方法
ヤマダモールには複数のショップが出店していますが、ヤマダ電機が売主の場合の支払い方法は下記から選択できます。
- ヤマダポイント払い
- クレジットカード
- PayPay
- au Pay
- PayPal
- 代金引換(着払い)
- コンビニ支払い(前払い)
- Paidy翌月払い
- 銀行振込
- ショッピングクレジット
ショップによって利用できる支払い方法が若干異なります。
ヤマダウェブコムの支払い方法
ヤマダウェブコムに会員登録をした際は下記の支払い方法が選択できます。
- ヤマダポイント払い
- 代金引換(着払い)
- 銀行振込(前払い)
- クレジットカード
- PayPal
- コンビニ支払い(前払い)
- JACCSショッピングクレジット
- Paidy翌月払い
- PayPayオンライン決済
- Apple Pay
- au Pay(残高支払い)
※ヤマダウェブコムに会員登録をしない「ゲスト購入」の場合、決済方法はクレジットカード、PayPal、Paidy、PayPay、ApplePay、au PAYのみとなります。
ポイントの共通化ってなに?
次の2つのことをしたい場合には「ポイントの共通化」という処理が必要です。
- 実店舗で貯めたポイントを「ヤマダウェブコム」や「ヤマダモール」で使いたい
- 「ヤマダウェブコム」や「ヤマダモール」で貯めたポイントを実店舗で使いたい
さらにポイントの共通化は
- ヤマダデジタル会員との共通化
- ポイントカードとの共通化
- LABIカードとの共通化
の3種類があります。ややこしいですね。
いずれの共通化をする場合も予め「ヤマダデジタル会員」アプリに登録しておくとスムーズです。
とくに「LABIカードとの共通化」については「ヤマダデジタル会員」アプリへの登録が必須となっています。
ネット限定ポイントは、ポイントの共通化を行っていてもヤマダウェブコム・ヤマダモールのみでの利用です。
ヤマダデジタル会員アプリでポイントの共通化をする
今回は実際にヤマダデジタル会員アプリでポイントの共通化をしてみます。
ちなみにヤマダデジタル会員アプリは旧「ケイタイde安心」というアプリのことです。
「ヤマダデジタル会員」アプリとは、アプリで購入履歴や保証書が見られるほか、お誕生日特典やポイントバックのある入れておくだけで大変お得なヤマダ電機の無料アプリです。
では早速アプリからポイントを共通化してみます。
まずはヤマダ電機のアプリ、「ヤマダデジタル会員」を開きます。
左上の「三」をタップしたら
マイページに飛び、
赤枠の「ポイントの共通化」をタップします。
今回はデジタル会員とヤマダウェブコム&ヤマダモールのポイントを共通化したいため、赤枠内の「実行」をタップします。
今回はヤマダウェブコムとヤマダモールにもアカウントの登録が無かったので「新規会員登録」を行います。
ここで入力するメールアドレスはアプリに登録のメールアドレスと同じであることが必要です。
別々のメールアドレスの場合は「会員統合」の手続きが加わって若干ややこしくなります。
詳しくはこちらよりご確認ください。
パスワードと生年月日を入れて「送信する」をタップ。
あとは登録したアドレスにメールが届くのでURLを開くだけ。
会員登録完了です。
これで実店舗で貯めたポイントがヤマダモールとヤマダウェブコムで利用可能になりました。
同様にヤマダポイントカードやLABIカードの共通化もアプリからできます。
今回はヤマダデジタル会員アプリを元々利用していたのでかなりスムーズにいきました。
スマホを保有している方は登録をオススメします。
ヤマダモールとヤマダウェブコムの使い分け
「ヤマダモール」と「ヤマダウェブコム」の違いはわかりましたが、実際にどのように使い分ければ良いのでしょうか。
商品によって使い分ける
ヤマダモールとヤマダウェブコムでは同一商品の場合、金額は同じでポイント還元も同じようでした。
なのでシンプルにヤマダ電機の取扱商品を購入予定であればヤマダウェブコムが分かりやすくて良いかと思います。
また、下の画像のような福袋はヤマダモールにはなく、ヤマダウェブコムだけの取り扱いでした。
どちらにもある商品を購入されたい場合は双方のキャンペーンをチェックし、よりお得な方を選択することが望ましいです。
ヤマダポイントの消化
期限の迫っているヤマダポイントの消化にピッタリなのはヤマダモールです。
送料無料の500円・1000円・2000円ぽっきり商品など、まさにポイント消化のためのランナップ。
店舗に行く手間も省ける上、送料も無料なので特に欲しい電化製品がない場合には最高です。
ヤマダモールは楽天やヤフーショッピングなどのECサイトと比較すると出店数、取扱商品共に劣りますが、ヤマダポイントを貯めたい、使いたい人、期限間近のヤマダポイントを消費したい人には大変ありがたいウェブショップです。
おわりに
「ヤマダモール」と「ヤマダウェブコム」。
似たような名前ではありますが性質が大きく異なることがわかりました。
また実店舗で貯めたポイントをウェブで消化できる(ポイントの共通化をしたら)のも大きな利点です。
ヤマダモールがヤマダポイントの消化に最適ということが分かりましたので、ヤマダ電機ユーザーには「ヤマダデジタル会員」アプリの取得とヤマダウェブコム、ヤマダモールの登録、ポイントの共通化を強くおすすめします。
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