2020年12月末にヤフオクにてストア出品者向けに「連絡掲示板のサービス終了について」という案内がありました。
私は法人でも個人でも毎日ヤフオクを利用していますが、正直連絡掲示板はあまり使ったことがありません。
本記事では連絡掲示板サービス終了による影響と、そもそも連絡掲示板って何に使うの?という根本的な疑問をまとめています。
ヤフオクの連絡掲示板のサービス終了日程について
あくまでも予定ではありますが、以下の日程での連絡掲示板サービス終了がアナウンスされています(ヤフオクストア向けのアナウンス)。
- 2021年6月で連絡掲示板の新規投稿が出来なくなる
- 2021年9月で連絡掲示板のサービス終了(閲覧も出来なくなる)
ヤフオクの日程はかなりの確率で後ろにずれ込みますので、あくまでも「予定」として受け取りましょう。
また一般利用者向けのアナウンスは本記事作成時点(2021年1月中旬)ではまだありません。
ですがストアの連絡掲示板だけが終了するのは現実的ではないため、上記日程に合わせて個人向けの連絡掲示板もサービスが終了すると予想されます。
そもそもヤフオクの連絡掲示板ってなに?
そもそもヤフオクの連絡掲示板ってなに?という点ですが、連絡掲示板とはオークション終了後に利用する連絡ツールです。
出品者と落札者の両方が投稿でき、その内容は設定によっては第三者に公開することができます。
連絡掲示板は、オークション終了後に、出品者と落札者の連絡手段として利用できるツールです。出品者と落札者が投稿でき、出品者は落札者の投稿に返答できます。
https://support.yahoo-net.jp/PccAuctions/s/article/H000008907
取引ナビで連絡が取れないときは、連絡掲示板の利用もご検討ください。
連絡掲示板は取引ナビと異なり、投稿内容が公開されます(落札者とヤフオク!ストアは非公開にもできます)。連絡が取れない状況を、ほかの落札者などに伝える手段としても利用できます。
ヤフオクアプリだと「連絡掲示板」というメニューから
「公開する」「公開しない」を選択の上、1024文字以内で投稿することができます。
取引メッセージとの違いは?
連絡掲示板がサービス終了になった背景には取引メッセージの存在があります。
取引メッセージですべてが事足りるからです。
取引メッセージと連絡掲示板の違いは大きく次の2つです。
公開・非公開の設定
取引メッセージは当事者(出品者と落札者)しか閲覧できませんが、連絡掲示板は「公開する」の設定にしていたら第三者が閲覧できます。
投稿回数の上限
取引メッセージは投稿回数に上限があります(出品者・落札者それぞれ15回)。
連絡掲示板には投稿回数の上限はありません。
ただし連絡掲示板のサービスが終了すると、取引メッセージの投稿回数の上限がなくなる可能性が高いと思われます。
連絡掲示板サービス終了の影響
連絡掲示板サービスの終了に伴う影響は多くの人にはありません。
取引メッセージを利用したら済むからです。
ただし「ストア出品者」もしくは「手広くやっている個人出品者」で外部ツールを利用しており、そのツールの中で連絡掲示板への投稿を利用している場合には運用の見直しが必要です。
そもそも「サービスが終了する = 利用頻度が低いサービス」なので、大多数の人は影響がありません。
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おわりに
2019年にはヤフオクの謎機能と呼び声が高かった最低落札価格サービスの終了がありました。最近のオークション・フリマアプリではシンプルさを求める傾向が大きいことから機能の軽量化が進んでいます。
今回の連絡掲示板サービスの終了は、ストア出品者からすると意外と好感が多い気がしています。
現在はお客様への連絡手段が
- 取引メッセージ
- 連絡掲示板
- メール
の3つある状態のため、中には混乱されるお客様もいます。
個人的にはこれが1つ減るだけでも有難いのが本音です。
もし連絡掲示板を利用している人がいらっしゃいましたら、「もしかしたら2021年中には使えなくなるかも」ということを頭の片隅に置いておくことをオススメします。
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