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自宅兼事務所の火災保険。相場は?自営業・フリーランス・零細法人にオススメの火災保険3選。

保険

自宅が仕事場のフリーランス、個人事業主さんの火災保険はどうされていますでしょうか。

「自宅兼事務所」の場合には、多くの人が加入する火災保険では事業に関わる部分は補償の対象外となってしまうことがあります。

本記事では賃貸マンション、自宅兼事務所である我が家が加入できる火災保険を調べましたのでご紹介します。

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一般の火災保険では補償されない?

自宅と仕事場が同じ併用住宅(自宅兼事務所)の場合、火災保険はどのような商品を選べばよいのでしょうか。

3つの火災保険

火災保険の種類は大きく分けて3つあります。

1つ目は「住宅物件」の火災保険です。
これが多くの人が加入している一般的な火災です。

2つ目は自宅兼事務所のように店舗や事務所と併用している場合の「一般物件」の火災保険です。
「住宅物件」と比較して事業部分の損失も補償してくれますが、若干割高になります。

3つ目は面積がほぼ店舗・テナントになっている場合の「店舗物件」の火災保険です。
「普通火災保険」と呼ばれる保険で、ほかの保険に比べ割高になりますし、自宅兼事務所でもかなり多くの面積が「事務所」の場合にはこれに該当する可能性があります。

保険会社によってこれらの区別は曖昧ですが、なんとなくこの3種類があるということを頭に入れておきましょう。

探すのは「一般物件」の火災保険

冒頭でも触れた通り、「自宅兼事務所」なのに住宅物件に加入している場合には、事業に関わる部分は補償の対象外となってしまうことがあります。

というわけで自宅兼事務所で用途を半々程度にしている場合には「一般物件」という括りになるので、それ用の火災保険を探さなければいけません。

早速、一般物件に対応している火災保険をネットで探してみることにしました。

とめ
とめ

手始めに「住まいる共済」と「コープ共済」をあたってみたけど該当商品はなかったよ…

タロウ
タロウ

「共済」は助け合いが根本にある”暮らしのため‟の保障商品のだから企業的な補償の商品はないんだよ。

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どんな業種に必要?

話は少し逸れますが…

自宅兼事務所の場合でも事務所の占有面積がすごく小さかったり、高価な設備・商品が無い場合には住宅用の火災保険で事足りるかと思います。

ただし以下のいずれかに該当する場合には特約を付けたり、専用の保険に加入したほうが安心です。

  • パソコンなどの高額な設備が複数ある場合
  • それなりの金額の在庫・素材がある場合

例えばネットショップを運営していて自宅に在庫がある場合などは検討する価値は十分にあります。

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自宅兼事務所の火災保険3選

早速「一般物件 火災保険」などのワードでネット検索をしてはみますが、保険会社のホームページをみてもこのような特殊事例はなかなか当てはまるものが無く、いくつかの代理店に電話をして実際に見積もりを作ってもらうほかありませんでした。

というわけで住宅の火災保険を備えつつ、設備・商品・製品を守ってくれるプランのあった大手3社に見積もりをお願いしました。

3社とも若干違いはありますが、4人家族の一般的な家財道具を守ってくれること、設備、商品・製品(約500万円)の補償を付けた見積りをお願いしました。

東京海上日動の「トータルアシスト住まいの保険」+「設備」+「商品・製品」

まず1つ目は東京海上日動の「トータルアシスト住まいの保険」に「設備」と「商品・製品」を追加する保険商品です。

家財の多さや、商品在庫の金額にもよりますが年間13,000円〜18,000円の見積りでした(補償額で増減)。

火災の他、落雷・破裂・爆発・風災・雹(ひょう)災・雪災・盗難・水濡れ・破損と大抵のことはカバーしています。
基本的に「地震保険」もセットで付いてきますが、対象は家財であって、設備・商品・製品は地震保険の対象外です。

その他、自身に過失があった際の「個人賠償責任」や「借家人賠償責任」も見積りに追加されていました。

もちろん、不要な補償や特約を外したり、家財や設備等の保険金額は自分で設定できるのでそれにより保険料は大きく増減します。

損保ジャパンの「THE 家財の保険」+「企業総合補償」

2つ目は損保ジャパンの「THE 家財の保険(個人用火災総合保険)」と「企業総合補償」の2本立て商品です。
家財の多さや、商品在庫の金額にもよりますが年間20,000円超の見積りでした。

「THE 家財の保険」に特約で備品、商品・製品等の補償を追加する見積もりも作って頂いたのですが、こちらだと保険料が2倍に膨れ上がり、2本立ての方がお得とのことでした。

東京海上日動と等しく、火災の他、落雷・破裂・爆発・風災・雹(ひょう)災・雪災・盗難・水濡れ・破損と大抵のことはカバーしています。
基本的に「地震保険」もセットで付いてきますが、対象は家財であって、設備・什器・商品・製品は地震保険の対象外です。

その他、自身に過失があった際の「個人賠償責任」や「借家人賠償責任」も見積りに追加されていました。

もちろん、不要な補償や特約を外したり、家財や設備等の保険金額は自分で設定できるのでそれにより保険料は大きく増減します。

三井住友海上の「ビジネスキーパー」

最後は三井住友海上の「ビジベスキーパー(事業活動総合保険)」の「ワイドプラン」です。
家財の多さや、商品在庫の金額にもよりますが年間約35,000円の見積りでした。

見積りは「ワイドプラン」で、地震保険はセットではないものの、火災・落雷・破裂・爆発・風災・雹(ひょう)災・雪災・盗難・水濡れ・破損の他、食中毒や特定感染症、労働争議等もカバーしてしまう我が家にはビッグすぎる内容だったため保険料も1番ビッグでした。
その他、自身に過失があった際の「個人賠償責任」や「借家人賠償責任」も見積りに追加されていました。

もちろん、不要な補償や特約を外したり、家財や設備等の保険金額は自分で設定できるのでそれにより保険料は大きく増減します。

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保険料を抑えるための5つの見直しポイント

見積もりをもらったら自分たちに必要な補償内容、補償金額をしっかりと考え、精査しましょう。

保険会社さんも商売なので、見積りには頼んでいない補償内容もモリモリにされる可能性が大です。

実際今回の見積りには全社、「うちには要らないよね~」「この金額下げられない?」「これ外せない?」という項目が多々あり、担当者に電話で「これを削ったらいくらになりますか」という問い合わせを多くしてしまいました。

そこで、見積りが上がったら見直したい5つのポイントをご紹介します。

家財補償額の見直し

4人家族であることを伝えると、家財の補償金額を「最低500万」「7~900万あった方が良いですよ!」と念を押され、とりあえず平均的な4人家族でお願いしました。
ですが、冷蔵庫も電子レンジも洗濯機もいつ買い替えても良いくらいだし、高級家具ではなくニトリ製品が多いしそんなに補償はなくて良い!という結論に至りました。

とめ
とめ

平均的な補償金額といってもかなり高めに設定されているわね。

商品補償額の見直し

今回は500万円で見積もりをお願いしましたが、抱えている在庫の総額を調べてしっかりと見直しましょう。

借家人賠償責任補償の見直し

今回の見積りでは各社、借家人賠償責任補償金額を1000円~2000万円で計算されていましたが、保険会社によっては100万~、500万~と設定できます。

自身が住んでいる住宅の築年数やグレードを考慮して金額を調整しましょう。

個人賠償責任補償の見直し

何も聞かれずとも見積りには「個人賠償責任保険」が追加されており、設定額も会社により、1000万、1億、無制限とまちまちでした。
保険料も「個人賠償責任保険」だけで1000円~2000円かかります。

我が家の場合、加入済みの自転車保険に「個人賠償責任補償」が含まれていたため、火災保険には付けなくて良いことが分かりました。
自転車保険や自動車保険にご加入の方は、2重になっていないの見直しが必要です。

その他補償内容、特約の見直し

火災保険に入ったつもりでも補償内容に、風災、雹災、雪災、地震、噴火、津波などがセットになっていたり、備品、商品・製品の補償に車両や航空機の衝突や労働争議による補償が付けられていました。

お住いの地域や建物によって「これは要らない」「非現実的すぎるわ…」という内容もあるかと思います。
「こういうものなのね」で終わらせず、外せる内容なのか、外した場合はいくら下がるのか問い合わせると無駄な出費が減らせるかもしれません。

また今回の見積もりには「類焼損害(1億円)」という特約が追加されていました。

類焼損害特約とは、お住まいからの失火で近隣の住宅や家財に延焼してしまった場合に、法律上の損害賠償責任がなくても、近隣の住宅や家財を補償する特約です。

※この特約によってお支払いする保険金の受取人は、類焼損害を被った近隣の家屋などの所有者となります。通常、近隣の方はこの保険契約の内容をご存じないため、事故が発生した際、ご契約者さまから、この保険契約の内容をお伝えいただくとともに、類焼損害の発生をご通知いただくなどのお手続きが必要となります。

https://faq.sompo-japan.jp
とめ
とめ

法律上の損害賠償責任はないけどその後のご近所付き合いを円滑にするために「全て私の保険で賄いますよ!」という優しさの保険というわけね。

これは支払わなくても良いものであるので、「これ何?」と思ったら担当者に確認することが鉄則です。

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火災保険の対象にならないものもある

火災保険の「家財」は、家具や衣服などの日常生活に使用している動産を指します。
そのため、下記のものは通常の火災保険では保証の対象外になります。

1.地震や噴火、津波による火災や損壊、埋没、流出などによる損害
2.自動車、船舶
3.現金、切手、有価証券、プリペイドカードなど金銭的価値のあるもの
4.帳簿や証書などの知的財産
5.データやプログラムなどの無形財産
6.動物や植物などの生物(家財に含まれない)
7.建物の外に持ち出されたもの

https://www.resonabank.co.jp

ただし、「データ損害補償特約」でデータの修復費用を賄えたり、「盗難」補償をつけることで、通貨・預貯金証書、貴金属等の盗難被害を一定額補償されたりと、特約で補える場合もあります。

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耐火金庫との併用がオススメ

「火災保険の対象にならないものもある」で紹介した通り、現金・切手・商品券・プリペイドカード等すぐに燃えてしまうのに価値が高いものを多くお持ちので場合には「耐火金庫」がおすすめです。

実際に耐火金庫を買った記事がありますので、よろしければ合わせてご確認ください。

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おわりに

火災保険は掛け捨てです。

保険は「もしも」のためとはいえ、正直保険の恩恵を受ける可能性は低いわけで…
保険会社に任せきりにするとアレもコレもと補償内容の補償金額が増えていきます。
必要経費とはいえ年間数万円の出費になるので、削れるところは削って、押さえるとこだけ押さえたいところです。

複数の見積りを取ること、見積もりは自分でしっかり精査すること、加入済みの保険で重複している事項はないかを確認して、無駄のない保険加入をしたいものです。

同じく一般物件の火災保険を探している人の参考になれば幸いです。

また今回は1社1社に見積もりをお願いしましたが、あとになって考えてみると保険の相談窓口で複数の見積りを依頼したり、一括見積サイトを活用したほうが良かったかも…とも思いました。
これから一般物件用の火災保険を探される方は是非ご活用ください。

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