UQモバイルが2019年9月1日から提供を開始した中古端末のSIMロック解除。
私自身大変興味のあるサービスであり、当サイトでは複数の記事に渡って取り上げさせて頂きました。
本ページではUQモバイルのSIMロック解除条件の一文にある「解約後100日以内」という条件について、詳しく説明します。
解約後100日過ぎた端末は中古SIMロック解除が断られる?
UQモバイルのSIMロック解除条件に下図赤枠の一文があります。
この「当社の回線契約を解約済みのお客さまにおける、SIMロック解除のお手続き可能期間は、解約後100日以内となります。」の解釈により、「第三者に渡った端末さえも、100日超経過しているため、SIMロック解除が断られる。」という現象が発生しているようです。
このUQモバイルの対応に対し、
- auの中古SIMロック解除では、第三者に渡っても無期限でSIMロック解除が出来るのに、auのサブブランド的立場にあるUQモバイルが「100日以内」という制限をすることがあるのか?
- そもそも総務省の要請である「解約済み端末のSIMロック解除に関する日数制限の撤廃」と「元契約者以外によるSIMロック解除手続きへの応諾」に違反しているのでは?
という疑問から、真偽を調べてみました。
UQモバイルのチャットサービスに聞いてみました
以前にも「100日以内」という記述が疑問に思ってチャットサービスに問い合わせたのですが、真偽を確かめるために再度質問してみました。
実際の会話のスクリーンショットが下記になります。
(途切れ途切れで見辛く、申し訳ございません)
長くなりましたが、まとめると下記になります。
- 「100日以内」という条件は「元の契約者の無料SIMロック解除の期限」である。
- 「100日」を経過しても、「第三者」は無期限で有料SIMロック解除ができる(もちろん100日以内でも有料SIMロック解除可)。
- 元の契約者が100日経過後にSIMロック解除をしたい場合には、有料SIMロック解除となる。
ダメ押しでカスタマーサービスに電話してみた
チャットサービスで言質が取れたのですが、ダメ押しでUQカスタマーセンター「0120-929-818」にも聞いてみました。
結果はチャットサービスで聞いた内容と同様で、第三者のSIMロック解除は「100日以内」でなければダメ、という条件ではありませんでした。
まとめ
調査の結果、UQモバイルでは、第三者のSIMロック解除は「100日以内」でなければダメ、という条件はありませんでした。
むしろ、auは解約後は無料SIMロック解除が出来なくなりますが、UQモバイルは100日以内であれば無料SIMロック解除が出来るという緩和された対応である、と言えます。
もしUQモバイルのカスタマーセンターに電話をして、中古SIMロック解除が断れた場合には、本記事を参考に伝えてもらえれば幸いでございます。
コメント