auのサブブランドとして根強い人気を誇る「UQモバイル」。
2台目からは永年「3GBで1,628円」だったり、15日間無料で通信状況を実体験できる「Try UQ mobile」を提供していたりと、大手ならではのサービスがてんこ盛りです。
そんなUQモバイルで2019年12月18日より、24時間いつでも・どこにかけても通話が無料になる「かけ放題(24時間いつでも)」がスタートします。
本ページでは「かけ放題(24時間いつでも)」の概要や、格安SIMの通話定額事情、他キャリアとの料金比較などをまとめています。
UQモバイルにかけ放題(24時間いつでも)が新登場!
UQモバイルでは2019年12月18日より新たに24時間いつでも・どこにかけても通話が無料になる「かけ放題(24時間いつでも)」のオプションを提供開始します。
従来のかけ放題プランとの違いは?
今までも「かけ放題」を謳ったオプションサービスがありましたが、厳密には「10分かけ放題」なだけで、24時間かけ放題なオプションは存在しませんでした。
今までの通話オプションは下記の2種類となります。
- かけ放題[10分/回]:770円/月
- 通話パック[60分/月]:550円/月
これに「かけ放題(24時間いつでも)」が加わり、計3つの中から通話オプションを選択することが可能になります。
料金は?
かけ放題(24時間いつでも)の料金は「月額1,870円」です。
当たり前ではありますが、10分かけ放題の「月額770円」に比べるとだいぶ高い値段設定になっています。
いま契約している人でも利用できるの?
現在UQモバイルを利用している人も、2019年12月18日以降に「My UQ mobile」から「かけ放題(24時間いつでも)」の追加が可能です。
ただし通話無料が適用されるのは申込月の翌月となりますので、ご注意ください。
例)2019年12月に申込→2020年1月から24時間通話無料になる
新規にUQモバイルに申し込む人は?
UQモバイルの新規契約時に「かけ放題(24時間いつでも)」を追加する人は契約直後から通話無料の恩恵を受けることが出来ます。
既存ユーザのように「翌月から」ということはありませんので安心ですね。
格安SIMの通話定額事情
各種格安SIM提供会社では「かけ放題」と謳う通話オプションは提供していますが、いずれも「5分」や「10分」のかけ放題となります。
「24時間のかけ放題」オプションを提供しているのは「docomo」「au」「Softbank・Y!mobile」などの公式キャリアだけでした。
昔は格安SIMの筆頭「楽天モバイル」でも24時間かけ放題を提供していましたが、採算が合わなかったのか2018年3月に提供を終了しました。
回線を借り受けている格安SIM提供会社では「24時間かけ放題」は難しい、というのが定説だったのですが、UQモバイルはそれを覆すサービスを提供した形となります。
各社のかけ放題プラン
先述した通り、各公式キャリアでは独自のかけ放題プランを提供しています。
それぞれのかけ放題料金をチェックしてみましょう。
※2019年12月17日時点のプラン・料金です。
docomo(ドコモ)のかけ放題料金
docomoでは「かけホーダイプラン」を提供していましたが、2019年5月をもって申込が終了しています。
2019年12月17日現在のかけ放題プランは下記の2種類です。
au(エーユー)のかけ放題料金
auでは「カケホ」プランを提供していましたが、2019年8月をもって申込が終了しています。
2019年12月17日現在のかけ放題プランは下記の2種類です。
Softbank(ソフトバンク)のかけ放題料金
Softbankでは「通話定額」プランを提供していましたが、2019年9月をもって申込が終了しています。
2019年12月17日現在のかけ放題プランは下記の2種類です。
Y!mobile(ワイモバイル)のかけ放題料金
2019年12月17日現在のかけ放題プランは下記の通りです。
料金が2種類存在しますが、1,650円の「ケータイプラン」は申し込みが終了しています。
かけ放題プランの最低維持費比較表
上記を踏まえたかけ放題プランの最低維持費は下記の通りです。
※表が小さいのでタップ後に拡大をお願いします。
※各種割引(家族割・年割等)は考慮していません。
※料金は税抜きです。
※最低維持費にユニバーサル手数料は含んでいません。
かけ放題はY!mobileがおすすめ
「スマホプラン」は「Y!mobile」と「UQモバイル」が最安となりました。
「ケータイプラン」は「Y!mobile」が最安となりました。
かけ放題プランは「Y!mobile」が強いですね。
「通話専用のガラケーが欲しい!」というニーズは多くあると思いますが、その場合には「ワイモバイル一択」になります。
ただし「docomo」「au」「Softbank」には固定回線の割引があったり、家族割があったりと、上記の表から大きく割引になるケースが多々あります。
ご自身の契約内容(固定回線含む)や契約人数を考慮した上で、上記表を参考にして頂ければと思います。
おわりに
数年前までは「24時間かけ放題」と言えば「月額500円程度のオプション」だったのですが、徐々に徐々に高くなっていき、現在では1,500円オーバーな高価オプションになってしまいました…。
私は仕事で通話専用端末を保持しているのですが、ワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」を契約しています。
やはり時間を気にせず通話できるのはノンストレスです。
保留で長時間待たされて、「10分超えないかな…」なんて心配もいりません(貧乏性な私だけ?)。
「24時間かけ放題」でプランを探すと、基本プランが安い格安SIM会社は対象外となっていましたが、それに風穴をあけたのがUQモバイル。
他社もこの流れに追随し、選択肢を増やしていただけると「24時間かけ放題」愛用者としては有難い限りです。
関連記事:
コメント