docomoでは2019年2月より、docomoのポータルサイト「My docomo」にて無料のSIMロック解除を提供しています。
この無料のSIMロック解除を利用するにあたり、同じ端末(型番)でもSIMロック解除が出来る端末と、出来ない端末がありました。
この中古SIMロック解除がマイナーチェンジを行い、今までSIMロック解除が出来なかった端末でも解除コードが発行できるようになりました。
指定された端末では、SIMロック解除のお手続きは出来ません。(44678)
2019年11月中旬以前は、SIMロック解除対象機種(2015年5月以降の発売)にも関わらず、このようなメッセージが表示される場合がありました。
通称「44678エラー」です。
この場合にはわざわざdocomoショップに足を運ばなければならず、また必ずしもSIMロック解除コードが発行できるわけではないため、かなりの手間が発生していました(詳しくは冒頭で紹介している「docomoの中古スマホSIMロック解除に失敗、SIMロック解除対象機種なのにエラーが出る理由」をご確認ください)。
44678エラーが解消された?
My docomoでSIMロック解除コードの発行が必要な場面があり、いつものようにSIMロック解除コードの発行をしていました。
すると・・・
赤枠表示部分の「※表示している機種名は実際の機種とは異なる場合があります。」という表示が追加されていました。
確かに入力したIMEIは「SO-01J」の「シルバー」で、画面に表示されているのは「ブラック」です。
なんか仕様が変わったのかな?という疑問の元、ダメ元で過去に「44678エラー」が発生した端末のSIMロック解除コードを発行してみると…
なんと発行ができた!これはありがたい…。
仕事で使用していた「SH-04H 4兄弟」がすべて「44678エラー」端末だったのですが、4台すべてSIMロック解除コードが発行できました。
44678エラーが発生するのはどんな端末?
今までの経験上、44678エラーが発生するのはdocomoショップ非経由で購入された「購入日が特定できない端末」が大半です。
例えば法人の一括買い上げ品だったり、リース上がり品だったり。
これらがB to B市場を通じ、ヤフオクやメルカリに流れ、個人の手元に渡ったときに「44678エラー」が発生する、というのが大まかな流れです。
決して不良品なわけでも、利用制限端末でもないのですが、出元がちょっと特殊な端末なのです。
auとSoftbankのSIMロック解除は?
auとSoftbankはdocomoのような無料でSIMロック解除コードを発行できる仕組みを用意していません。
店頭受付で、かつ手数料(3,000円+税)を支払う方法しかないのです。
auとSoftbankも無料SIMロック解除に対応しました。詳しくは別記事でまとめています。
また各社のSIMロック解除方針をまとめています。Web・電話の違いはあれど、全ての会社が無料SIMロック解除対応になりました。
おわりに
この記事で言いたいことは下記の2つです。
- 過去に44678エラーでSIMロック解除を諦めていた人は、再度発行手続きをしてみてください。解除コードが発行できる可能性が非常に高いです。
- auとSoftbankはdocomoを見習って、Web無料SIMロック解除の仕組みを確立してほしい。
My docomoを利用したSIMロック解除コードを利用している大半の人は、おそらく中古白ロム端末の購入者です。
そもそも、中古端末のSIMロック解除コード発行の仕組み自体が、中古市場活性化が目的泣く泣く開放されたものですしね。
全て推測でしかありませんが、B to Cで流れた端末を入手する人が多く、想定より「44678エラー」への問い合わせが多かった。
そのため解除コード発行の条件を緩和した、という流れなのでしょう。
条件の緩和はエンドユーザにとってはメリットしかなく、さらなる中古端末市場の活性化に期待しています。
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コメント
auもすでにWEBで無料解除出来る様になってます。実際、今年の6月にau未契約で中古端末のSIMロック解除出来ましたよ。
お読み頂きありがとうございます。
また混乱させる情報を掲載して申し訳ございません。
リンク先の記事内で無料SIMロック解除対応した旨を掲載していましたが、本ページの訂正が間に合っていませんでした。
au・Softbankの無料SIMロック解除対応を追記しました。
ご指摘ありがとうございました、大変助かりました。