タイムズカーシェアを利用しているとよく耳にする「追加運転者」というワード。
言葉自体はよく聞くけれど、どのような仕組みかわからずに利用している人はいませんか?
本ページではタイムズカーシェアの追加運転者とは?どんな仕組みなの?追加運転者が事故を起こしたらどうなるの?などをまとめています。
タイムズカーシェアの追加運転者ってなに?
タイムズカーシェアの追加運転者は、「予約した人と別の人が運転するとき」に利用する仕組みです。
例えば長距離を運転するときの交代要員として追加運転者を登録しておくと、運転を交代することができます。
追加運転者の登録タイミングは
- 予約時(アプリからもOK)
- 予約後・利用開始前(アプリからは出来ない、Webからのみ)
- 利用中(アプリからは出来ない、Webからのみ)
に可能です。
利用開始前はもちろん、車両を借りている最中にも追加運転者が登録できるのは有難いですよね。
例えば家族プランに加入している人で、夫が利用中に急に具合が悪くなり、妻に運転を交代する場合などにも対応できます。
ですが追加運転者として登録できるのはタイムズカーシェア会員だけであって、会員登録をしていない友人・家族・親族と運転を交代するのは規約違反となりますのでご注意ください。
ただしその友人・家族・親族がタイムズカーシェア会員である場合、かつ追加運転者に登録している場合には運転が交代できます。
家族会員ではない友人とも運転が交代できるのは有難い仕組みですね。
事故を起こしたらどうなる?
追加運転者が運転中に事故を起こした場合、次のように処理されます。
- 法律上の罰金・免許証の減点等は追加運転者に課せられる
- タイムズカーシェアのNOC(自走不能で5万円等)は予約者に請求される
そのほかバッテリー上がり・施錠忘れ・ガス欠などの対応費用など、タイムズカーシェアからの請求は追加運転者の責であっても、すべて予約者へ請求されます。
非会員が事故を起こしたらどうなる?
やってはいけないことですが、
- タイムズカーシェア会員だけど追加運転者に登録しないで運転を交代した
- タイムズカーシェア会員ではないのに運転を交代した
などの場合に事故を起こしたら、会員資格が停止になるほか、「保険適用外」「示談交渉は自分で行う」「修理費の全額実費負担(車両費より高い場合は車両時価額)」というかなり重いペナルティが課せられます。
事故の内容によっては人生が変わってしまうほどの状況になりますので、くれぐれも規約違反をしないように注意しましょう。
開錠・施錠は予約者カードのみ
カーシェア車両の開錠・施錠は予約者のカードで行います。
追加運転者のカードで開錠・施錠を行うことは出来ませんのでご注意ください。
また当たり前ではありますがカードの貸与は規約違反です。
予約者が同乗している場合のみ交代可能
追加運転者が運転を交代できるのは予約者が同乗していることが大前提です。
もし予約者が同乗していない場合に事故を起こした場合、やはり会員資格が停止になるほか、「保険適用外」「示談交渉は自分で行う」「修理費の全額実費負担(車両費より高い場合は車両時価額)」というかなり重いペナルティが課せられます。
例えば夫婦がタイムズカーシェアを利用している場合、夫のTCPプログラムのクラスダウン特典(ミドル→ベーシック料金等)を利用したいがために、夫のカードを妻に貸与してカーシェアを利用していた場合、事故を起こすと悲惨な結果が待っています。
予約後・利用中の追加運転者はウェブページで追加できる
繰り返しになりますが追加運転者はカーシェアの利用開始後でも登録が可能です。
なお予約後の追加運転者の追加はアプリからだと「キャンセル→再予約」しか出来ませんが、Webページからだと予約をキャンセルすることなく追加できます。
今回は実際に利用中の追加運転者登録をスマホからやってみました。
まずは公式サイトにアクセスし、ログインします。
ログイン後は「予約変更」をタップして…
「予約確認・変更・取消」をタップします。
現在利用中の予約の「変更」をタップして…
「他の運転者を登録する」にチェックを付け、ICカード番号を入力します。
「出先でICカード番号がわからなく追加できない」なんてことがないように、スマホのメモ帳や画像でカード番号を管理しておくのがオススメです。
また家族会員のICカード番号は公式サイトの「ご登録情報の確認」メニューから確認が出来ます。
次に追加運転者の項目にカード番号があることを確認し、「変更確定」をタップします。
以上で追加運転者の登録が完了です。
なおICカードは免許証のような携帯義務はありませんので、ICカード番号さえ分かっていれば急な運転交代にも対応できます(2022年2月2日時点の約款より。タイムズコンタクトセンターにも確認済)。
追加運転者登録のようにアプリでは出来ないけれども、Webからは出来る機能は意外と多いです。詳しくは別記事でまとめていますので、よろしければ合わせてご確認ください。
追加運転者の登録は利用開始前だけ?
追加運転者を登録する画面でこんな一文を見つけました。
追加運転者の登録は、「ご利用開始前」に行ってください。
Web版 予約変更画面より
こちらの文言です。
追加運転者の登録は利用中でも可能なのに「ご利用開始前に」と書かれているのは何故なのか…
これについてタイムズコンタクトセンターに問い合わせをしてみました。
予約変更画面に「追加運転者の登録は利用開始前に」という文言があるのですが、利用中も追加出来ますよね?
はい、利用中も追加可能でございます。しかしながら弊社としては運転者の追加し忘れなどを防止して頂くためにも、利用開始前の追加運転者登録を強く推奨しています。
そうなのですね。利用中に追加運転者を登録した場合でも、保険適用などに影響はありませんか?
はい、予約者の同乗など、保険適用条件を満たしていれば利用中に運転者を追加した場合でも保険は適用となります。
ただ事故後に運転者を追加された場合には保険が適用にならないため、やはり利用開始前の登録を推奨しております。
とのことでした。
確かに追加運転者の登録は忘れがちなので、個人的には運転をする予定がなくても、常に家族会員を追加運転者に登録して予約するクセを付けることにします。
家族会員の登録をオススメ
タイムズカーシェアでは家族会員として認定される範囲がものすごく広いです。
家族会員に追加可能な条件は「運転免許証に記載された名字もしくは住所が本会員と同一であること」の1点のみです。
カードの発行手数料はかかりますが、家族会員として登録しておくと、いつでも追加運転者の登録ができます。
万が一のときの運転交代要員として活躍ができるのでオススメです。
おわりに
タイムズカーシェアの「追加運転者の登録」は運転の交代をするときに必要な手続きです。
便利ではあるものの「予約者が同乗していないと交代できない」など、知らないとついやってしまいそうな行為が規約違反になることも…。
事故・違反を起こした時には「つい」では済まされないので要注意です。
またタイムズカーを申し込む予定の人は、お得な紹介キャンペーンを活用しましょう。
60分間(880円~1,760円)が無料になるeチケットがゲットできます。
親しい人にカード裏面の「IC管理番号を教えて!」と言えば、それが紹介コードとなりますので是非活用しましょう。
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0012201226
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