スニーカーのソールってやたらと白が多いですよね。
汚れが目立たないように黒い靴を選んでも、ソールは白で結局汚れが気になる…なんてことも。
しかし履くたびに靴を拭いたり、頻繁に手洗いすることは面倒で現実的ではありません。
また、ソールにはゴム素材とスポンジ素材のものがあるため、それぞれどのように汚れを落とすべきかも迷いどころ。
そこで、汚れがちなソールを洗わずに家にあるものだけで簡単、キレイに落とす方法を模索してみました。
本記事では、家にあるもので簡単にキレイにソールを白くする方法を実践し、オススメのお手入れ方法をまとめています。
ソールのお手入れに使うもの
今回はどの家庭にもありそうな以下のものを掃除用具として使用します。
泡のワイドハイターは液体タイプでも構いませんし、ウエットティッシュは濡れ雑巾などで代用可能です。
- 消しゴム
- メラミンスポンジ(激落ちくん)
- 水
- ウエットティッシュ(雑巾でもOK)
- ワイドハイター
- マイクロファイバー
そして、今回お手入れする靴はこちらの4足です。
どれもソールが白く、汚れが目立ちますが、それぞれソールの素材が違うので汚れの落としやすさ、落ち具合にも差が出そうです。
検証①消しゴムで汚れ落とし
まずはこちらの白いスニーカー。
よくあるアディダスのものですが、すぐに黒くなります。
これを消しゴム界のレジェンド「MONO」でお手入れします、
確かにキレイになりますが、消しゴムで消すのはけっこう体力が要ります。
赤丸部分をこするだけで疲れてしまったので、断念して「メラミンスポンジ」に交代します。
検証②メラミンスポンジ+水
続いて水に濡らしたメラミンスポンジで擦ります。
また、今回は手軽さとさらなる効果を期待して便利なアルカリ電解水スプレーで濡らしました。
力もいらず楽にキレイになりましたが、キレイと言っても溝の汚れなどは取り切れずまだ薄汚れています。
水の力ではここまでが限界のようで、やはり洗剤の力が必要なようです。
検証③ワイドハイター+メラミンスポンジ+水
そこで使用するのが衣類用漂白剤の「ワイドハイターEXパワー」です。
今回は手軽な泡タイプを吹きかけて使用します。
液体タイプでもOKです。
今回はワイドハイターを吹きかけて、更に水で濡らしたメラミンスポンジで擦ってみます。
すると、汚れが浮き出て茶色い泡が。
これをウエットティッシュや雑巾でふき取ります。
左が掃除していない靴、右がワイドハイター+メラミンスポンジで擦った靴です。
泡で滑りもよく、簡単にキレイになりました。
ワイドハイター+ウエットティッシュもやりましたが、ワイドハイター+メラミンスポンジが最強でした。
残りのゴム素材の靴も同じように掃除してみます。
こちらのソールも、
ワイドハイター+水で濡らしたメラミンスポンジで擦るとこの通り。
遠目で見るとかなり白くなりましたが、
先ほどのアディダスより窪みが細かいため、細部が取り切れていません。
これ以上キレイにしたい方はつけ置きや擦り洗いをした方が早いです。
2足掃除をすると、メラミンスポンジも限界です。
続いてコンバース。
コンバースと言えばソールのみならず、つま先も白くて汚れが目立ちますし、古くなるとゴムが黄ばんだりもします。
こちらの汚れにも、ワイドハイター+水で濡らしたメラミンスポンジで擦ると、
本当に一瞬で真っ白に。
コンバースのゴムはこの3つの中で一番擦りやすく、すんなりと汚れが落ちた印象です。
ワイドハイターは衣料用漂白剤(酸素系)なので、汚れ、黄ばみも簡単にキレイにしてくれます。
スポンジ素材のソールには、マイクロファイバー
最後にスポンジ素材のソールをお手入れしますが、柔らかめの素材のため消しゴムやメラミンスポンジは使用せず、「マイクロファイバー」+ワイドハイターでお手入れします。
今回は大人用のナイキですが、
ニューバランスなどの子供靴もこのタイプでした。
左が掃除前、右が掃除後です。
光の加減で分かりにくいですが、若干黒ずみがとれました。
スポンジのような柔らかい素材は、ゴム素材と比較してかなり汚れが落ちにくいですが、拭くだけで恥ずかしくないレベルにはキレイになりました。
総評
以上の結果から、靴のソール汚れ落としには「ワイドハイター(酸素系衣料用漂白剤)」が最強であることが分かりました。
正確には、コンバース等のようなゴム素材のソールには「ワイドハイター+メラミンスポンジ」が、ニューバランスやナイキで多く使われるようなスポンジ素材のソールには「ワイドハイター+マイクロファイバー」がそれぞれオススメとなります。
おわりに
せっかく汚れが目立ちにくい色の靴を買っても、ソールが汚れると一気に足元が残念になりますよね。
また、衣替え前にもワイドハイター+メラミンスポンジでキレイにしてからしまっておけば、来シーズンも気分よく履くことが出来ます。
靴紐や全体をキレイにしたい場合には、粉末ワイドハイターによるつけ置き洗いがおすすめですが、乾かす時間が無い、簡単にキレイにしたいなどの場合には洗わずに落とす方法が手軽でオススメです。
その他、濡れた靴の乾かし方や、靴のネット購入についてもまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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