2019年2月20日より、docomoでは中古で購入(ゲオ・メルカリ・ヤフオク等で購入した端末)の白ロム端末のSIMロック解除を実現しました。
しかもdocomoではMy docomoという公式サイト経由で「無料でのSIMロック解除」を提供しています。
これについては別記事にて解説しています。
このdocomoのSIMロック解除対象機種にはiPhoneやAndroid端末はもちろん、ガラケーやガラホも含まれています。
iPhoneやAndroidはわかるけれども、ガラケーやガラホでSIMロック解除??とイメージがわかない人もいるかもしれません。
本記事ではガラケーのSIMロック解除について説明します。
ガラケーのSIMロック解除
手元に「P-01H」という2015年11月27日発売のFOMA端末がありましたので、こちらをMy docomoからSIMロック解除してみたいと思います。
ちなみにdocomoのホームページでSIMロック解除対象機種が確認できます。
この「P-01H」も解除対象機種として記載がありますので、SIMロック解除できるはず…。
ガラケーのSIMロック解除コードを発行してみる
早速My docomoにアクセスし、解除コードを取得します。
解除手順は省略させていただきますが、気になる方は冒頭で紹介した「[docomo]3,000円+税の節約!中古白ロムのSIMロック解除手順を画像付きで解説」のページをご確認ください。
IMEIを入力し、発行手続きを進めていくと…
指定された端末は、WEBでのSIMロック解除手続きの対象外のため、ドコモショップにてお手続きください。(44677)
下図のエラー画面が表示されました。
FOMA端末はAndroid等と違い、使用者がSIMロック解除をする機能を実装していないのです。
そのためSIMロック解除手続きを完了するにはドコモショップへの来店が必須となります。
せっかくWebでの解除コード発行手続きができるのに、若干面倒です…。
ガラケーのSIMロック解除手数料は有料?無料?
ドコモではWebでSIMロック解除手続きが完了しない端末の場合に限り、ドコモショップでのSIMロック解除料は無料に設定されています。
上記で紹介した「P-01H」もドコモショップで無料SIMロック解除が可能です。
もちろんSIMロック解除対象機種のガラケーに限ります。
SIMロック解除対象機種は「2015年5月以降に発売された端末」となり、下記URLから確認が可能です。
公式URL:SIMロック解除対応機種および対応周波数帯
また、iOSやAndroidなど、WebでSIMロック解除コードが発行できる端末をドコモショップでSIMロック解除しようとすると「3,000円+税」が発生しますのでご注意ください。
auのガラケーをSIMロック解除したい
auはau契約者以外のWebでのSIMロック解除を提供していません(2020年1月9日現在)。
auで中古の端末をSIMロック解除したい場合には、一律3,000円+税の手数料を払って、auショップで手続きをしてもらう必要があります。
これはガラケーに限らず、iPhone・Android・ガラホも同様です。
SIMロック解除対象機種は下記URLから確認可能です。
公式URL:SIMロック解除が可能なau携帯電話などの実装周波数帯一覧
SoftbankのガラケーをSIMロック解除したい
SoftbankはSoftbank契約者以外のWebでのSIMロック解除を提供していません(2020年1月9日現在)。
Softbankで中古の端末をSIMロック解除したい場合には、一律3,000円+税の手数料を払って、Softbankショップで手続きをしてもらう必要があります。
これはガラケーに限らず、iPhone・Android・ガラホも同様です。
SIMロック解除対象機種は下記URLから確認可能です。
公式URL:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除
おわりに
ガラケーのSIMロック解除にはドコモショップへ来店が必要なことがわかりました。
若干面倒ではありますが「無料で対応してくれる」というのは懐の深さを感じますよね。さすがトップキャリアです。
この手の記事を書くとどうしても「au・SoftbankでもWebでSIMロック解除ができるようにしてくれないかな〜」と常々思います。
auもSoftbankも、契約中ユーザのWebSIMロック解除の仕組みはありますので、それを契約外ユーザに開放するだけ。
簡単そうではあるのですが…手数料収益ってそんなに大きいのかな?と疑問です。
ちなみに同様の形でガラホのSIMロックを別記事にまとめています。
よろしければ合わせてご閲覧ください。
- ガラケーのSIMロック解除について(本記事)
- ガラホのSIMロック解除について(2020年1月10日公開)
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