フリマアプリが急速に広まった昨今、個人で荷物を送る機会が大幅に増えています。
利益を手元に多く残すためには安価に発送するのが基本です。
安価に商品を送ろうとすると、メルカリで言えばネコポス(らくらくメルカリ便)やゆうパケット(ゆうゆうメルカリ便)の利用が欠かせません。
フリマアプリを利用しない場合でもレターパックライトやクリックポストが全国一律で安価に発送できます。
ですがこれらの発送方法には一律で「厚さ3cm」という壁が存在します。
本ページではこの「厚さ3cm」に関して、ちょっとでも超えるとダメなの?超えそうな場合の対処法は?などをまとめています。
厚さ3cm制限のある発送方法
厚さ3cm制限のある代表的な発送方法は次の通りです。
- ゆうパケット(日本郵便)
- ゆうメール(日本郵便)
- クリックポスト(日本郵便)
- レターパックライト(日本郵便)
- 定形外郵便 – 規格内(日本郵便)
- ネコポス(ヤマト運輸)
この中でも「ゆうパケット」と「ネコポス」はヤフオク・メルカリ・PayPayフリマなどと提携しているため、多くの人が利用しているサービスです。
ちなみに私は物販をしていますが、クリックポストをメインの発送に利用しています。
3cmをちょっとでも超えるとダメなの?
「厚さ3cmまで」と記載があると、ちょっとでも3cmを超えるとダメなの?と思いますよね。
規約としては3cmを1mmでも超えるとNG(受領してくれない)のですが、実際には「計測する人による」というのが現状です。
ゆうパケットやクリックポストを郵便窓口で送る時には、厚さを測るためにこんな定規で間を通るかチェックされることが多いです。私も同じような定規を常備しています。
明らかに3cmを超えて通らないものはここでNGとされます。
しかし緩衝材を巻いているなど、グッと押せばなんとか通りそうなものは人によって一生懸命3cm定規に通そうとしてくれます。
また人によってはちょっとでも引っかかるとすぐNGとされます…。
日本郵便やヤマト運輸の公式見解としては「少しでも引っかかればダメ」なのですが、人によって対応はまちまちです。
3cmを超えそうな場合には…
「3cmをちょっとだけ超えそうだな…」「窓口でダメって言われそうだな…」という場合には次の3つの方法をお試しください。
緩衝材を減らす
荷物の保護に緩衝材・プチプチを巻いている場合にはそれを薄くできないか確認しましょう。
緩衝材は保護に必須な反面、結構な厚みが出るので要注意です。
窓口を回避する
これはちょっとリスクのある方法なのですが、日本郵便では窓口で厚さNGを出されても、ポスト投函ならOKという場合があります(管轄郵便局の対応にもよりますが)。
大きく3cmを超えているものは論外ですし、3cmを超えていたから返送される、というケースもありますので積極的にオススメはしない方法です。
同じように
- ゆうパケット(ゆうゆうメルカリ便)を郵便局で出したら厚さNGだったけど、ローソン発送なら出せた
- ネコポス (らくらくメルカリ便)はヤマト営業所で出したら厚さNGだったけど、PUDOで発送できた
などという話をよく聞きます。
もし、すごく厳しい窓口の人にあたってしまい、厚さの超過がほんのわずかであれば試す価値は十分にあると思います。
専用の箱を使う
「商品自体がほぼ厚さ3cmで緩衝材を巻く余裕すらない…」「3cmの厚さチェックがストレスだ!」という人には専用の段ボールを強くオススメします。
こんな感じの段ボールです。
私も常に100枚〜200枚はストックしている必須アイテムです。
常にこの箱を使えば確実に3cm以内で梱包できます。
個人的にはこんな感じの3cmぎりぎりな荷物を送りたいときに活躍しています。
厚みが出ないように薄いビニール袋で防水&テープを貼ってもいいように梱包して…
箱の中で動かないように四辺をテープで貼り付け。
もちろん中に緩衝材を敷き詰めて保護するのでもOK。
こうすることで梱包前で厚さ3cmに近いものを緩衝材で厚みを出さずに、しっかりと保護して送ることが出来ます。
追記:厚さ3cm超でゆうパック料金に?
2021年3月16日にフリマアプリの「PayPayフリマ」や「ラクマ」でゆうパケットを差し出すときに、3cmを超えるとゆうパック60サイズ料金(600円)にすると発表がありました。適用は2021年4月7日からです。
対策としては
- 厚さギリギリの場合の差し出しを郵便局で行う(コンビニは避ける)
- 厚さ3cmに余裕を持たせる
などが考えられます。
おわりに
安価な発送方法を選択すると必ず立ちはだかる3cmの壁。
利益を手元に残すために、なんとか工夫して3cm以内に収めたいところです。
3cmを超える場合にはメルカリであればゆうパケットプラスが第一候補となりそうです。
それ以外であればレターパックプラスを検討して、それに収まりそうになければ宅配便、というのが有力でしょうか…。
以上、厚さ3cmって実際どれくらいまでOKなの?でした。
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