厚さ3cm以内という制限はありながらも、低料金&全国一律料金で届けてくれる日本郵便のレターパックライトとクリックポスト。
北海道という送料が高くなりがちな地域に住む私にとっては、どちらも欠かせない発送方法です。
また2つは似たような規格のためか、何かと比べられることが多い発送方法でもあります。
本ページではレターパックライトとクリックポストの違いと、どちらの方がオススメかをまとめています。
レターパックライトは2024年10月1日に370円から430円に値上げされました。
レターパックライトとクリックポストの違い
レターパックライトとクリックポストは似たような規格ですが各所に違いがみられます。
1つ1つ違いを理解して適切な発送方法を選択しましょう。
価格
各発送方法の価格は次の通りです。
- レターパックライト:430円
- クリックポスト:185円
単純な価格ではクリックポストに軍配が上がります。
価格差は245円ですが、クリックポストは送料のほかに封筒代やラベル印刷に必要なインク代がかかります。レターパックライトは封筒代やインク代はかかりません。
これらの諸経費は人によって異なりますが、実際の価格差は220円~230円程度と思われます。
規格
レターパックライトの規格は「縦34cm・幅24.8cm・厚さ3cm以内・重さ4kg以内」です。
クリックポストの規格は「縦14cm〜34cm・幅9cm〜25cm・厚さ3cm以内・重さ1kg以内」です。
どちらも似たような規格ですが、重さに関してはレターパックライトが4kg以内に対し、クリックポストが1kg以内とかなりの差があります。
つまり「3cm以内と薄めなのに1kg超の重いモノ」を送るときにはレターパックライト一択です。
宛名書き
レターパックライトは手書きが基本です。もちろん判子や印刷した自前の宛名ラベルを貼っての発送も可能です。
一方、クリックポストは専用ラベルの印字が不可欠です。逆にラベルに加筆することで引き受けてもらえない可能性もあります。
私は字がお世辞にも綺麗と言うわけではありませんので、クリックポストの宛名印字にはだいぶ助けられています。
荷姿
レターパックライトは専用封筒の発送のため、荷姿は固定です。購入者視点で考えると荷姿が安定しているのは安心です。
一方、クリックポストは規格さえ満たせば荷姿は自由です。
小物であれば小さな封筒でもいいですし、極端な話スーパーでもらえるビニール袋でも構いません。
またクリックポストの規格に沿った箱型段ボールも多く販売されているため、これを使うことで185円という低価格ながらも、そこそこな量の荷物を入れることが出来ます。
配送方法
荷物の届け方はレターパックライトもクリックポストも郵便ポストへの投函になります。
ただし郵便ポストに入らない場合には対面渡しとなります。
配達速度
レターパックライトは準速達です。
準速達とは「ゆうパックやレターパックプラスと基本は同じ配達速度だけれども、荷物があまりにも多いと後回しにしちゃうときもあるよ」という速度です。
一方、クリックポストは普通の速度です。
速達 > 準速達 > 普通の順に早いため、レターパックライトよりは遅い配達速度になります。
ただし普通郵便とは異なりクリックポストは土日祝の配送もあります。
急いでいる場合にはレターパックライトを選択することをオススメします。
追跡
レターパックライト・クリックポスト共に追跡が可能です。
集荷
レターパックライト・クリックポスト共に集荷は出来ません。
集荷を利用したい場合にはレターパックプラスの利用をオススメします。
事前の準備
レターパックライトを利用するには事前に専用封筒を購入しておく必要があります。
クリックポストは以下のものを準備する必要があります。
- YahooアカウントもしくはAmazonアカウント
- 決済用のクレジットカード
- プリンタ等の印刷環境(家にない場合にはコンビニ印刷)
クリックポストは自分でラベルを作成するため、事前にいろいろと準備をしておく必要があります。
オススメの方法は使い分け
ここまでレターパックライトとクリックポストの違いを説明してきましたが
結局どっちで送ればいいの?
と思う人も多いはず。
結論としては「場合によって使い分ける」のがオススメです。
私の場合はメインにクリックポストを利用し、急ぐもの・1kgを超えるものはレターパックライトを利用しています。
また、たまにではありますがパソコンの調子が悪くクリックポストのラベルが印刷できなかったり、クリックポストのサイトがダウン(2度だけ遭遇しました)している場合もあります。
このようなイレギュラーな事態に対応できるよう、レターパックライト封筒は常に数十枚ストックしておくように心がけています。
そのほかにも、家にプリンタが無い(置きたくない)場合や、使わない切手が大量にある発送に使いたい場合などはレターパックライトを強くオススメします(使わない切手は手数料がかかりますがレターパックライト封筒に交換が可能です)。
レターパックライトを安く・お得に送る方法
レターパックライトを安く・お得に送るには下記2点を活用をオススメします。
キャッシュレス決済を利用する
日本郵便では多くの店舗でキャッシュレス決済の導入を進めています。
本記事作成時点でも既に多くの店舗で導入済みです。
クレジットカード等で決済するとポイントが付与されますので、その分お得になります。
レターパックライトを3%還元の決済方法で購入した場合、約13円お得になります。何回も繰り返しているとなかなか大きい金額になりますよね。
高還元クレジットカードはいくつもありますが、年会費無料で1.2%還元が得られるリクルートカードがオススメです。
リクルートカードに限らず、クレジットカードを作成する場合は、必ずポイントサイトを経由しましょう。
例えば本記事作成時点(2024年11月5日)では、Powlというポイントサイトを経由してリクルートカードを作成すると、公式特典とは別に1,600円相当のポイントが獲得できます。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
金券ショップを利用する
金券ショップによってはレターパックプラスやライトのような専用封筒を取り扱っています。
価格は店舗によって異なりますが、430円の定価より10円〜18円ほど安く販売されているようです。
ネット上の金券ショップで買うと送料がかかる場合がほとんどなので、お住まいのお近くで取り扱いがある場合にオススメです。
クリックポストを安く・お得に送る方法
クリックポストを安く送るにはAmazonギフト券での支払いをオススメしています。
詳細は別記事にまとめていますので、合わせてご確認ください。
まとめ
レターパックライトとクリックポストは規格が似ている発送方法ではありますが、価格・荷姿・配達速度などを中心に多くの違いがみられます。
特にクリックポストは自分でラベルを作成する必要があることから、頻繁に利用するのであればプリンタは必須です(たまにの利用だったらコンビニ印刷でいいかもしれません)。
基本は価格が安価なクリックポストをオススメしますが、「急ぎ具合」や「1kg以内の収まるか」などにより使い分けることで効率よく、お財布に優しく利用が可能です。
以上、レターパックライトとクリックポストの違いと比較でした。
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