インターネットでのお買い物が当たり前になった近年、個人のお買い物は当たり前ですが、法人・個人事業主の方が仕事で使うモノをネットで購入することも増えてきています。
そこで必要になるのが「領収書」という存在です。
この度、auPayマーケットで領収書発行機能が追加されるとの情報をキャッチしました。
仕事で利用している人にとってはありがたいニュースなのですが、某ECサイトと比べて若干の落とし穴が…
本ページではauPayマーケットの領収書発行手順や、発行できない場合の対処法についてまとめています。
いつから領収書が発行可能なの?
auPayマーケットで領収書が発行になるのは2020年3月9日〜(予定)とされています。
2020年3月9日以降に注文した商品について領収書が発行可能になります。
2020年3月8日以前に注文した商品は本機能が利用できませんので、ご注意ください。
今までの領収書発行
今までauPayマーケットでは「お客」から「ストア」に領収書を依頼しなければならない、というスタンスをとっていました。
例えば注文時の要望欄に…
と記入した上で注文を行ったり、注文履歴のお問い合わせ機能から領収書の発行を依頼したりと、「お客」と「ストア」の両方に負荷がかかっていました。
一部ストアでは「領収書発行システム」を導入し、領収書をお客が任意で発行できるよう対応している所もありますが、それはほんの一握りです。
これからの領収書発行
2020年3月9日からは「注文履歴」から領収書が発行できるようになります。
自分の好きなタイミングで領収書が発行できるのは大変ありがたいですね。
ストアも業務効率がアップしてありがたい機能だと思います。
領収書が発行できない場合もある
大変便利そうな領収書発行機能ですが、下記の要件を満たしている必要があります。
領収書を発行できる要件を満たしていないと、領収書発行ボタンは表示されません。
注文日が2020年3月9日以降であること
繰り返しになりますが、2020年3月9日以降であることが絶対条件となります。
過去の注文を遡って本機能が利用できるようにはなりませんので、ご注意ください。
ストアが領収書発行機能を「利用する」と設定している必要がある
利用したストアが領収書発行機能を「利用しない」としている場合、注文者は領収書発行機能は利用できません。
ストアの領収書発行機能は実装当初「利用しない」に設定されることから、リリース直後に本機能を利用できるストアは少ないのかな?と予想します。
デフォルトは「利用する」にして欲しいですよね…。
発行回数が2回未満であること
領収書が発行できるのは初回と再発行の計2回のみのようです。
2回も発行して紛失してしまった場合にはストア独自の領収書の発行依頼をする事も可能ですが、二重発行防止のために取り合ってもらえないことも考えられます。
発行後は電子保存、心配なら印刷して保存をしておきましょう。
WEBサイトにアクセスされていること
しばらくはWowmaアプリからの領収書発行は出来ないようです。
Webサイトにログインしてのみ、発行可能となります。
領収書発行機能が利用できない場合の対処法
先述した通り、ストアが「領収書発行機能を利用しない」としてる場合など、領収書発行機能が利用できない場合があります。
その場合には従来通り、「注文履歴」→「注文に関する問合せ」から領収書が発行できるかを確認するしか方法はなさそうです。
Amazonの領収書発行機能と比べると…
Amazonではかねてより領収書発行機能を提供しており、ストア・お客の両方から重宝されています。
そのAmazonでは、「ストアごとに領収書発行機能を利用するかしないか」という選択ができない仕組みになっています。
つまりPrime商品もマーケットプレイス商品でも、全ての注文が領収書発行の対象となるわけです。
注文者の立場では「このストアは領収書発行が出来るから自分で発行しよう」「このストアは領収書発行出来ないからストアに問合せなきゃ…」という無駄な手順が発生しないのは有難い限りです。
領収書発行機能の使い勝手としては、auPayマーケットよりAmazonに軍配が上がりそうです。
おわりに
本記事を作成しているのが2020年2月22日で、本機能の公開日は2020年3月9日です。
現時点で公開されている使い勝手ではAmazonに劣りそうですが、公開後の仕様変更に期待したいです。
ただ、私もauPayマーケットで仕事用の商品を注文することがあるのですが、全ての注文ではないにしても、領収書発行が自分の中で完結するのはありがたい限りです。
たま〜に「領収書の発行はしていません」というストアもあるので、これを機に領収書発行機能を「利用する」としてくれると嬉しいですね。
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