三井住友カードが発行しているVポイントというポイントサービスがあります。こんなロゴのポイントです。

似たような名前で「Vポイントギフト」というものもあります。これも三井住友カードが発行しています。
「Vポイント」と「Vポイントギフト」という2つの名前だけを見ると

「Vポイントギフト」は「Vポイント」を貯めるギフトコードのようなものでしょ?
と思いがちですが、実は全く違うんです。
本ページでは「Vポイント」と「Vポイントギフト」の違いをなるべく簡潔に、わかりやすく解説します。
Vポイントとは?
Vポイントは三井住友カードが発行するポイントサービスです。
主に「Vポイントが貯まる三井住友カードでの決済」で貯まります。
Vポイントの主な用途・使い道は
- 三井住友系カードの支払金額への充当
- Visaプリペイド・かぞくのおさいふへのチャージ
- Vポイントアプリへのチャージ(Vポイントアプリについては後述)
- 他ポイント・マイル・ギフトカードへの交換
です。
以前までは他社ポイントへの移行をオススメしていたのですが、最近は交換レートの改悪が相次ぎ…。今はクレジットカード利用への充当が1番使い勝手がよいと感じています。

Vポイントギフトとは?
Vポイントギフトは「Vポイント」というアプリにチャージして使えるギフトコードです。
アプリの名前とポイント名が「Vポイント」という同じ名前なので混乱する人が多いんですよね。
こちらはVポイントアプリの画面です。
上側の①がVポイントアプリの残高で、Visaタッチ決済やiD決済で支払いが出来ます。
左下の②がVポイント残高です。右側の「移行」をタップすると、VポイントをVポイントアプリの残高に交換(②のポイントを①に移行)することも出来ます。
右下の③部分でギフトコードからVポイントアプリ残高にチャージが可能です。

VポイントはVポイントアプリの残高に移行することはできますが、その逆(Vポイントアプリの残高をVポイントに交換)は出来ません。
なので「VポイントギフトをVポイントにして、そこからdポイントに交換する」なども出来ません。
Vポイントギフトの使い道はVポイントアプリを利用した決済に限られます。
VポイントとVポイントギフトの違いは?
以上をまとめるとVポイントとVポイントギフトは全くの別物で、1番の違いはその用途です。
Vポイントは利用代金充当や他社Pへの交換などができるため、かなり汎用性が高いポイントです。
一方、VポイントギフトはVポイントアプリでの決済にしか使い道がない非常に限られた使い道しかありません。
三井住友カードが開催するキャンペーンの還元方法が「Vポイント」なのか、または「Vポイントギフト」なのかで全く変わってきますので、注意して見る必要がありそうです。
ワールドプレゼントってなに?
最後にワールドプレゼントというポイントについて触れておきます。
ワールドプレゼントも三井住友カードが発行するポイントサービスですが、Vポイントの前身のようなポイントです。
ワールドプレゼントは1P = 5円相当の価値があるポイントで、以前は多くの三井住友カードで貯まるポイントでした。
しかし2020年6月から、わかりやすく・貯めやすい、1P = 1円のVポイントにリニューアルされた経緯があります。

今もワールドプレゼントが貯まるカードがあるため、完全にVポイントに移行したわけではありませんが、三井住友ナンバーレスなど、現在売り出し中のメインカードは全てVポイントが貯まるカードになっています。
おわりに
VポイントとVポイントギフト、名前は似ていますが全く違う性質を持っているのでご注意ください。
先日、VISAタッチ×ドトールの最大2000円還元キャンペーンが開催されましたが、この特典がVポイントではなくVポイントギフトでした。

特典が到着すると、SNS上では「還元はVポイントかと思ってた」「Vポイントギフトってなに?Vポイントと何が違うの?」という声が意外と多かったので、本記事を作成した次第です。
同じような疑問を持っている人の参考になれば嬉しいです。
この手のサービスは似たような名前が多いので混乱してしまいますよね。TポイントとTマネーの違いもまとめていますので、是非合わせてご確認ください。
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