好きな時に好きな時間だけ車を借りられるタイムズカーシェア。
私も普段から愛用しており、当サイトでも複数の記事を掲載しています。
タイムズカーシェアは専用アプリから車両の予約ができるのですが、ステーションによっては「車種おまかせ」と表示されることがあります。この表記です。
通常のステーションであれば「フィット」や「シエンタ」などの車種がはっきりと書かれていますが、一部ステーションは「車種おまかせ」のような表記になっています。
はじめてこのステーションを使うときはちょっと不安だと思いますが、大丈夫です。
通常のステーションに比べ、5つの違いに注意しておけば、快適に利用できます。
本ページではタイムズカー予約時の「車種おまかせ」の概要と、車種指定は出来るの?何が違うの?などの疑問をまとめています。
タイムズカーの車種おまかせって?
タイムズカーシェアでは一部ステーションにおいて「車種おまかせ」の仕組みを導入しています。
左が「車種おまかせ」のステーション、右が通常のステーションです。
タイムズカーシェアではサービス開始当初は「1ステーション = 1車両」としていましたが、最近では利用者数の増加を受け、1ステーションから複数の車両を出発させる仕組みを導入しています。
利用者は予約がスムーズになり、タイムズはステーション数はそのままに売上を伸ばせる、Win-Winの仕組みと言えます。
つまり、この仕組みを導入しているステーションが「車種おまかせ」と表記されるステーションです。
車種おまかせのステーションの近くにはタイムズレンタカーなどの有人拠点が存在していて、レンタカーとカーシェアの予約状況から、空き車両をなるべく減らすように効率的な運用がされます。
ここで気になるのが「車種おまかせステーションと、通常のステーションとの違いについて」です。
細かな違いはいくつかありますが、以下では主な違いを5つに絞ってご紹介します。
その1.利用手順の違い
1つ目の違いは利用手順です。
車種おまかせステーションの予約をした場合の利用手順は
- 予約をする
- 利用の20分~30分前を目途に車両の確定メールが届く
- 車両を利用する
- 車両を返却する
の4ステップで、通常ステーションとの違いは、赤字部分の車両確定メールが届くか否かです。
車種おまかせステーションで予約をすると、予約完了メールの車両情報には「約20分前にメールを送るから確認してください」と記載されます。
だいたい利用開始時間の30分前くらいになると、「【Times CAR】 ご予約車両情報のお知らせ」というメールの件名で車両に関する情報が届きます。
実際に乗る車両が利用ぎりぎりまでわからないのは、気になる人によってはデメリットになりそうです。
その2.車種指定の違い
2つ目の違いは「車種指定の違い」です。
車種おまかせのステーションでは、上で説明した「ご予約車両情報のお知らせ」というメールをもって、どの車両に乗車するのかが確定する仕組みですが、乗車人数等によって車種を指定したい場合もありますよね。
そんなときは車種指定オプションを利用しましょう。
「車種おまかせ」とありますが、車種指定をして予約することも出来るんです。
しかもオプション料金などはかからず、無料で指定ができます。
車種を指定して予約したいときは、Webページを利用する必要があります。
アプリからだと、青字リンクの「オプションや車種指定はWeb予約へ」を選択します。
右側の丸い「予約」ボタンからでは車種指定は出来ませんので、ご注意ください。
Webページが表示されたら「予約入力」タブを選択して…
利用したいクラスが選択されていることを確認して、「車種を指定する」にチェックONをし、「選択」の部分をタップします。
ここでお好みの車種が選択できます。
※指定できる車種はステーションや日時によって異なります。
同じミドルクラスでも5人乗りと6人乗りの車両があるので、車種指定があるのはすごく有難いですよね。
その3.車種確定後の違い
3つ目の違いは「車両確定後の挙動が異なる」点です。
通常のステーションであれば予約時間の1分前まで開始日時の変更が出来ますが、車種おまかせステーションの場合は、車両の確定メールが届いた時点で開始時間の変更が出来なくなります。
下の画像は車両確定後の予約変更画面です。
開始時間をはじめ、オプションや料金プランの変更がグレーアウトになり、変更できなくなっています(返却日時は変更可能です)。
私は遠方のステーションなど、何時に到着するか見通しが立ちづらいときは、開始時間にちょっと余裕を持って予約するときが多いです。
そして移動中に実際に到着しそうな時間に予約変更するのですが、約30分前には開始時間が確定してしまうトラップに何度か引っかかっています。
小まめに開始時間を変更する使い方をしている人はご注意ください。
その4.ガソリン残量が見えず、給油割引が狙いにくい
4つ目の違いは「給油割引の狙いにくさ」です。
タイムズカーシェアでは誰でも利用できるお得技が3つあります。
- 利用開始15分前の乗車
- 給油で30分無料
- 洗車で30分無料
これらを合わせて利用することで、1時間15分を無料で利用できるんです。
少し古い記事になりますが、詳しくはこちらで解説しているので、合わせてご覧ください。
これらの割引の中でも1番手軽なのが「給油割引」です。
20L以上給油をすると30分の料金(440円~880円)が割り引かれるので、お得に利用する上では欠かせません。
給油割引を積極的に狙いにいくには、ガソリン残量が少ない車両を狙うのが鉄則です。
通常のステーションであればガソリン残量が少ないと、下の画像のように「△」表記がされますが、車種おまかせステーションの場合はガソリン残量が見えません。
これは車種指定オプションを使っても同様で、実際に車両に乗って、ガソリンメーターを見るまでは残量がわからない仕組みになっています。
細かいことですが、よりお得に利用したいなら通常ステーションが狙い目です。
その5.出発ステーションでの一時駐車の違い
最後の違いは「出発ステーションでの一時駐車の違い」です。
冒頭で触れた通り、タイムズカーシェアでは「1ステーションでの複数台運用」を進めています。
そのため、2021年末には「出発ステーションへの一時駐車はお控えください」というアナウンスが発表されました。
長いので内容をざっくりとまとめると、「出発ステーションに駐車しないで、早く出発してほしい」というアナウンスです。
このようなアナウンスがされた原因は
- 出発ステーションを駐車場代わりにする
- 出発ステーションで車中泊をする
という利用が多かったためだと思われます。
ちなみに本記事作成時点では、「1ステーションでの複数台運用」をしているのは車種おまかせステーションのみであると思われます。
私が知る限り、通常ステーションは「1ステーション1台」の運用がされています。
もちろん通常ステーションでも出発ステーションに駐車することは推奨されていませんし、推奨することもありませんが、「何らかの理由で出発ステーションに車両を停めたままだと、注意される可能性が高いのは車種おまかせステーションだ」というのは念のため覚えておきましょう。
おわりに
初めて利用するときにちょっと不安な「車種おまかせ」について、通常ステーションとの違いをまとめてみました。
車種指定オプションがなければ使い辛いですが、現時点では無料で車種指定が出来るのは嬉しいですよね。
どんどんステーション数を増やしているタイムズカーですが、それに比例して、この車種おまかせステーションも増えることが予想されるので、使い方をしっかりマスターしておきましょう。
またタイムズカーを申し込む予定の人は、お得な紹介キャンペーンを活用しましょう。
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