数分後にサッと車が借りられるマイカーがない人にとっては夢のようなサービス「カーシェア」。皆さん利用されているでしょうか?
私は10年以上マイカーなし生活を続けているほどのマイカーアレルギー(?)ですが、お金がかかる車を持たずに済んでいるので本当に助かっています。
私は数年前からタイムズカーシェアを愛用しているのですが、タイムズカーシェアのマイページで前々から気になっていた「あんぜん走行距離データ送信サービス」なるものを今回申し込んでみることに。
本ページではあんぜん走行距離データ送信サービスってなに?なんで自動車保険が割引きされるの?どれくらいお得なの?などをまとめています。
あんぜん走行距離データ送信サービスとは
タイムズカーシェアのマイページにログインすると下画像のようなメニューが目に止まります。
書いてある通りなのですが、あんぜん走行距離データ送信サービスとは「タイムズカーシェアを安全に運転すると、その走行距離に応じてマイカー購入された際の自動車保険料が割引になる」といった特典・サービスです。
「タイムズカーシェアを利用して長い距離を安全に運転した実績があるんだったら、マイカーを購入したときの任意保険も安くしましょう!」という理にかなったサービスですね。
割引額は?
肝心の割引額ですが、あんぜん走行距離(事故なく走行した距離)によって割引率が異なります。
加入する保険にもよるようですが、最大20%割引は中々にインパクトがある数字ですよね。
あんぜん走行距離の有効期限
割引率に影響するあんぜん走行距離は直近3年間のものがカウントされます。
追求するのはあくまでも「安全に運転した実績」なので、過去(3年より前)の走行距離は関係ないよ、というスタンスです。
過去のあんぜん走行距離は反映されない
カウントされるあんぜん走行距離はあんぜん走行距離データ送信サービスに申し込みをしたあとです。
つまり早く申し込めば申し込むほど、割引率が大きくなる可能性が高くなります。
TCPあんぜん走行距離とあんぜん走行距離は別
TCPプログラムのステージアップに繋がる「TCPあんぜん走行距離」と、本サービスの「あんぜん走行距離」は別々にカウントされます。
タイムズカーシェア利用直後にあんぜん走行距離データ送信サービスに申し込んだ場合や事故後は同じ数値になると思うのですが、利用目的が異なる数値には違いありません。
自動車保険価格の仕組み
そもそも自動車保険の値段ってどうやって決まるのでしょうか?
保険会社によってその仕組みは異なりますが、大きくは次の2要素で決まると言われています。
この中でもあんぜん走行距離データ送信サービスと密接に関わっているのが「等級」です。
等級
ときどき「傷を保険で直したから等級下がっちゃった〜」みたいなワードを聞いたことはありませんか?
自動車保険の価格はおおまかに等級で決まります。
等級は1等級〜20等級まであり、1等級は保険料の割増が大きく、20等級は割引が大きい等級です。
1年間無事故だと1等級上がり、事故を起こすと3等級または1等級下がります。
あんぜん走行距離データ送信サービスはこの等級の目安になる「無事故で走行した距離」を保険会社に提供するため、保険料の割引の恩恵を受けられることになります。
年齢
自動車保険は10〜20代前半の保険料が割高です。理由はもちろん事故率が高いからですね。
また保険会社によっては70代以降の保険料を高く設定している会社もあります。
あんぜん走行距離データ送信サービスと年齢は直接関係はありませんが、若いうちはカーシェアで済ませることで保険料の節約に繋がりますね。
対応している保険会社
あんぜん走行距離データ送信サービスに対応している保険会社は2020年7月現在で「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」の1社しかありません。
私はマイカーがないので「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」が良いのか悪いのかの判別がつきませんが、選択肢が1社しかないのは厳しいですね…
いくら20%割引されても、もっと安くて良い保険会社がたくさんありそうです。
ただし、あんぜん走行距離データ送信サービスが始まったのは2018年10月と比較的最近の話です。しかもカーシェア業界で初の試みということで…これからの発展に期待です。
法人での利用実績もカウント
あんぜん走行距離データ送信サービスでは法人での利用実績もカウントされます(ただしデータ送信サービスへの同意・申込が必要)。
例えばお勤めの会社でタイムズカーシェアを利用していて毎日かなりの距離を運転している場合、あなたのマイカー保険がお得になるかもしれません。
あんぜん走行距離データ送信サービスの開始手順
あんぜん走行距離データ送信サービスの始め方は非常に簡単です。
なお手順は個人プランを例にしています。
まずはタイムズカーシェアのマイページにログインします。
中ほどに「あんぜん走行距離データ送信サービス」についてのメニューがありますので、「サービス開始」を押します。
次に表示されるページを少しスクロールして「サービスへの同意」を選択。
次に規約を確認し、同意するか否かを選択します。
特に本サービスを利用すると個人情報(氏名/生年月日/免許証番号/住所)が保険会社に送信されるので要確認です。
全ての内容に問題がなければ「データ送信サービスに同意する」を選択します。
以上で登録が完了です。簡単ですね。
あんぜん走行距離データ送信サービスの終了手順
あんぜん走行距離データ送信サービスを申し込んだあとに、やっぱり利用を停止したい!と思った場合にはサービスを終了することができます。
まずはタイムズカーシェアのマイページにログインし「ご登録情報の確認」を選択。
下のほうまでスクロールしてあんぜん走行距離データ送信サービスの「ご利用停止」を選択。
内容に問題がなければ同意にチェックを付けて「データ送信サービスを停止する」を選択。
あんぜん走行距離は停止したら即リセット(0kmになる)ので再確認が入りますが、問題なければ「停止する」を選択してください。
これでデータ送信サービスは打ち切られます。再度申し込みたい場合には、初回申し込み時と同じ手順で申し込みが可能です。
あんぜん走行距離データ送信サービスのデメリット
あんぜん走行距離データ送信サービスは登録に費用がかからず保険料割引のメリットのみがあるサービスではありますが、強いてデメリットを挙げるのならば…
- 提携保険会社が1社しかない
- 個人情報(氏名/生年月日/免許証番号/住所)が保険会社に送信される
- 過去の走行距離は反映されない
特に1点目の検討先が1社しかないのは致命的ですね。
ただし繰り返しになりますが、あんぜん走行距離データ送信サービスが始まったのは2018年10月と最近の話です。これから提携会社が増えることを期待します。
おわりに
便利に活用しているタイムズカーシェアですが、将来のマイカー購入時にお得になるサービスも導入しています。
文中にも書いていますが、割引対象となる走行距離は「あんぜん走行距離データ送信サービスを申し込んでから」カウントが開始します。
私も「TCPあんぜん走行距離が送信されるのかな」と思っていたのですが、全く別のカウントとなるようです。TCPあんぜん走行距離もいいじゃないか…。
将来マイカーを購入する可能性がある人は是非申し込んでみてはいかがでしょうか。費用がかかるわけでも、提携保険会社との契約が必須なわけでもないですしね。
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