2022年10月にパナソニックからドラム式洗濯機の最新モデルが発売されます。
2021年モデルは11月に発売されたので、わずか11カ月での新モデル発表となりました。
今や「ドラム式洗濯機」は「ロボット掃除機」と「食洗器」とならぶ、「新・三種の神器」の1つに数えられていて、時間がない現代人に欠かせない家電の1つになりつつあります。
その中でも特にPanasonicのドラム式洗濯機はスタイリッシュな見た目や、機能面から絶大な人気があります。
しかしこれらの最新ドラム式洗濯機は価格はスタイリッシュにはならなかったようで…。
最上位モデル(NA-LX129BL/R)の定価は約38.8万円・基本モデル(NA-LX113BL/R)でも約28.8万円と、気軽に買えるお値段ではありません。
我が家では2021年に当時の最新ドラム式洗濯機「NA-LX129AL」を実際に購入しましたが、そのときに最新モデルをどうにかお得に購入できないか色々と調べた結果、最適解を見つけました。
そして、2022年発売の最新モデル「NA-LX129BL」等でも同様の技が使えることが確認できましたので共有します。

本ページではパナソニックの最新ドラム式洗濯機4機種をお得に買う方法をまとめています。
知っているだけで数万円お得になることもあります。
なお本ページの内容は実際にNA-LX129AL/Rを購入した経験に基づいて書いています。
エアレビュー・架空のお話ではないので実際に検討している人の参考になれば幸いです。
パナソニックの最新ドラム式洗濯機4機種
2022年10月にパナソニックから最新ドラム式洗濯機が発売されました。
発売されたのは4機種で、それぞれ性能差があります。
ざっくりとではありますが、それぞれの違いは次の通りです。
- NA-LX129BL/R:最上位モデル。12kg/6kg。温水機能・トリプル自動投入付き。唯一のナノイー搭載モデル。定価約38.8万円。
- NA-LX127BL/R:ハイスペックモデル。12kg/6kg。温水機能・トリプル自動投入付き。定価約34.8万円。
- NA-LX125BL/R:通常モデル。12kg/6kg。定価約30.8万円。
- NA-LX113BL/R:基本モデル。11kg/6kg。定価約28.8万円。
4機種それぞれに性能差・容量差があり、それに伴い価格が大きく変わります。
最上位モデルと基本モデルで10万円の価格差があるのは、ドラム式洗濯機に魅力を感じていない人から見ると異常でしかありません。

他社のリーズナブルなドラム式洗濯機をもう1台買えちゃうレベルですよね…
各モデルの違いはパナソニック公式に比較ページがありますので、そちらを見ると分かりやすいです。
これだけ高いお買い物ですから実物を見たいですし、何よりもっと安く購入できるヒントがないか、実際に家電量販店に足を運んでリサーチしてみることに。
全モデルで値引き制限がある
複数の家電量販店の店員さんに色々と話しを聞くと、どうやらPanasonicの新型ドラム式洗濯機は値引き制限ありでの販売ルールであることがわかりました。
具体的にはPanasonicが決めたその時の定価以下で販売してはダメ、というものです。
これはビックカメラ・ヨドバシカメラ・ヤマダ電機など、大手の家電量販店で共通のルールのようです。
値引き制限の理由は推測ですが、高級感のあるブランドイメージを守るためだと思われます。

パナソニックさんはエアコン・ドライヤーとかでも、意外と値引き制限が多いんですよね…。
と、気さくな店員さんは教えてくれました。
確かに公式HPを改めて見てみると、各製品ページには「一部店舗ではメーカー指定価格での販売となります」の一文が…。


2021年販売モデルは上位2機種のみが値引き制限対象品でしたが、今回の2022年モデルは全商品が値引き不可となっています!
さらに色々と聞いてみると
- ポイント還元も含めてメーカー指定価格より安く売ってはダメ(ポイント還元したいときは販売価格を上げればOKらしいが、それだと売れにくいから困っているとのこと)
- 「NA-LX125BL/R」と「NA-LX113BL/R」の2モデルは将来的に値下げ可能になるかも…
ということも教えて頂けました。
展示品販売も無い?
更に店員さんの話を聞くと

この展示しているやつもPanasonicさんから提供されているサンプル品なんですよ。
他社のやつだと展示品で安く販売できるんですが、これは売り物にできないので展示品販売が無いんですよ。
これはほかの家電量販店も同じ条件だと思います。
という情報も。
確かに家電は商品入れ替え時期に展示品を買うことで、かなり割安に手に入ることがあります。
特にドラム式洗濯機の場合はパソコンの展示品等と違ってバッテリーの劣化もなく、実際に洗濯をしているわけではないため、展示品はかなり狙い目です。
しかし今回の最新機種に限ってはそれも出来ないとのことで…。
「じゃあどうやって安く買ったらいいの?」と思い色々と調べていると、今の時代ならではの方法が最安値になると気づきました。
安く買うにはインターネットで購入するべき
結論から言うとPanasonicの最新ドラム式洗濯機を買うならネット購入が1番お得です。

高級洗濯機をネット購入…?ちょっと抵抗があるな…
と思う人も多いと思います。私も正直そうでした。
高い買い物だからこそ、対面販売でしっかりと購入したいですよね。
しかし実際に価格差を見てみると、その気持ちが揺らぎました。
こちらはビックカメラのNA-LX129BLの値札です(2022年9月23日時点)。
価格は税込388,080円で、ポイント還元はありません。値引き不可商品のためです。

一方こちらは楽天市場で販売しているNA-LX129BLで、楽天ビックで同価格の税込388,080円で販売されていました。
しかし店頭販売と違うのはポイント還元があるところ。
特にイベントがない日で、そこまでSPUアップを頑張っていない私でも約2万円ほどのポイントが付きました。

これがお買い物マラソン開催中だったり、SPUをもっと上げている人であれば3万~4万ほどの還元を受けられるはずです。
一方こちらはヤフーショッピング。こちらも特にイベントがない日でしたが、約2.1万円相当の還元が受けられることを確認しました。
こちらもイベント日に狙いを定めれば、3万~4万ほどの還元を受けられそうです。

このように家電量販店では値引き制限によりポイント還元は0に近いですが、ヤフーショッピングや楽天市場でのポイント還元はOKという仕組みみたいです。
これを知ってる・知らないではかなりの差があります…。
例えばキャンペーン時に購入し、4万円も違えば旅行に行けちゃうレベルのお金が浮いちゃいます。
ものによってはこの価格差を提示して家電量販店で値段交渉ができるのですが…本商品は値引き不可商品です。交渉が出来ないものは諦めるしかありません。

これに気づいてからは家電量販店で購入するのは諦め、ネットで1番還元が高い日に買うことに注力しました。
なお購入するのにオススメなのは楽天市場とヤフーショッピングです。ポイント還元のキャンペーンや仕組みが優秀だからです。
Amazonはポイント還元が若干しかありませんので、特別な理由がない限りは楽天市場とヤフーショッピングでの購入をオススメします。
ただしネットでお得に買えるとはいえ、いきなり買うのはあまりオススメしません。
実店舗で実物をしっかり見て、機能に質問があれば店員さんに聞いたほうが満足度の高い買い物ができると思います。
ですが

実店舗の店員さんに聞いたあとにインターネットで購入するのはなんだか悪い気がして…
という心優しい方は、説明を聞いた店舗のネット通販を利用してあげてください。
ヨドバシカメラは楽天市場・ヤフーショッピングにありませんが、
- ビックカメラは楽天市場店
- ヤマダ電機は楽天市場店とヤフーショッピング店
- ケーズデンキは楽天市場店とヤフーショッピング店
など、各モールに出店がありますので是非そこからお買い上げください。
また当ブログではヤフーショッピングと楽天市場のお買い物デーを毎月2回更新でまとめています。購入日を決定する参考にして頂ければ幸いです。
2021年モデル(NA-LX129AL/127AL/125AL/113AL)の検討も
ここまで2022年モデルを安く・お得に買う方法をまとめてきましたが、場合によっては2021年モデル(NA-LX129AL等)を検討するのもオススメです。
というのも2年前の
- 2020年モデルの「NA-VXシリーズ(画像左)」と
- 2021年モデルの「NA-LX129A等(画像右)」では、
見た目のスタイリッシュさはもちろん、容量・機能面において大幅にアップデートがされました。これでは旧モデルを勧めるのは若干ためらわれます。
https://panasonic.jp
2020年モデルhttps://panasonic.jp
2021年モデル
しかし2021年モデルと2022年モデルでは、機能面が若干アップグレードされているものの、そこまで変わらず…。見た目や容量なんてそのままとなっています(画像左が2021年モデル・右が2022年モデル)。
2021年モデル 2022年モデル
家電量販店に行っても

ほとんどそのままっす!!
と元気よく言われるほどです(実話です)。
なので2021年モデルがお安く買えそうであれば、積極的に2021年モデルを狙いにいくのもアリだと思います。
例えば本記事作成時点(2022年9月24日)では、ヤフーショッピングでNA-LX127ALが約25.8万円で販売されていました(在庫状況は日々変わります)。
NA-LX127BLの定価は約34.8万円なので、その差は9万円です。


2021年モデルと2022年モデルの比較についてはこちらのページでまとめています。是非合わせてご覧ください。
おわりに
Panasonicの最新ドラム式洗濯機をお得に購入する方法はネット一択です。
なぜならメーカー指定で販売価格を統制しているからです…。
その抜け道が各ECサイトのポイント還元です。
ネット価格でもメーカー指定価格制限はありますが、楽天市場やヤフーショッピングのポイント還元は制限適用外なようで、数万単位で還元があります。
これを取りこぼすのは勿体なさすぎます。
店頭購入はそれ特有の魅力がありますが、大きなお買い物 = ポイント還元も大きいため、個人的にはネットでの購入を強くオススメします。
またインターネットで購入するときの「5つの注意点」を別記事でまとめています。よろしければこちらも是非合わせてご確認ください。
NA-XL129B。全部載せの最上位機種はこちら。
NA-XL127B。ナノイー以外は全て搭載されている上位機種はこちら。
NA-XL125B。自動投入なしだけれど、洗濯容量12kgの通常モデルはこちら。

NA-XL113B。必要最低限の機能が全て揃った基本モデルはこちら。

コメント
アメリカから日本に引っ越して来て3年です。
ここに書く事ではないかもしれないのですが、日本で『ドラム式洗濯機』という名称を初めて目にして「凄いなぁ!日本にはドラム式ではない(洗濯槽が無い)洗濯機もあるのか!」と驚いたのですが、日本で『ドラム式』と呼ばれてるのは横型ドラム式の事なんですね。
(前からあるのは縦型ドラム式)
アメリカでは、横型ドラム式はフロント・ロードで縦型ドラム式はトップ・ロードと呼ばれています。
読んで頂きありがとうございます。
そうなんですよね!家電量販店などでも縦型ドラム式は「縦型洗濯機」として売られていて、「ドラム式 = 横型」が一般的ですよね。
アメリカではフロント・トップで呼び分けているんですね、勉強になりました。
是非またお越しください!