2025年10月より、大人気のパナソニック ドラム式洗濯機LXシリーズに新モデルが発売されます。
本記事更新時点の2025年9月末には新モデルが既に店頭に並んでおり、予約購入が開始されています。
今回発売されるLXシリーズは4モデルあり、2024年の4モデルがそのままリニューアルした形です。
しかし、2024年モデルは昨年の10月に発売されたばかり。
人気シリーズにも関わらず1年で新型発売とは、一体どれだけ見た目や機能に変化が出たのか気になるところです。
そこで家電量販店に出向き、新旧モデルの違いをリサーチしてきました。


本記事では、最新型のパナソニックドラム式洗濯機LXシリーズを2024年型とモデルごとに比較し、新機能や改悪された点などについてまとめています。
2025年最新モデルは4つ
2025年10月発売のLXシリーズは全4モデルで、それぞれに性能差・容量差があり、それに伴い価格が大きく変わります。
ざっくりとではありますが、それぞれの違いは次の通りです。
- NA-LX129EL/R:最上位モデル。12kg/6kg。温水機能・トリプル自動投入・スマホで洗濯・汚れ剥がしコース・シワとり・消臭コース付き。唯一のナノイー搭載モデル。定価約39.7万円。
- NA-LX127EL/R:ハイスペックモデル。12kg/6kg。温水機能・トリプル自動投入・スマホで洗濯・汚れ剥がしコース・シワとり・消臭コース付き。定価約34.8万円。
- NA-LX125EL/R:通常モデル。12kg/6kg。トリプル自動投入・汚れ剥がしコース付き。定価約31.8万円。
- NA-LX113EL/R:基本モデル。11kg/6kg。定価約26.8万円。
各モデルの違いはパナソニック公式に比較ページがありますので、そちらを見ると分かりやすいです。


以下ではそれぞれのモデルに対応する2024年型と比較します。
最上位モデル NA-LX129EL/RとNA-LX129DL/Rの違い
見た目や大きさには何の変化も見受けられませんが、強いて言えば2点、小さな変化がみられますが、個人的にこの変化は洗濯機周りがすっきりしそうで改良と言えそうです。
- 電源コードの長さが30cm短くなった
- 排水ホースが「伸縮式」から「切り取り式」に変更
また、今回も最上位モデルのみ「マットホワイト」と「サンドグレージュ」の2色展開です。

以下ではNA-LX129EL/Rに搭載された4つの新機能についてまとめましたが、どれもマイナーチェンジです。
「汚れはがし剤」の対応コースが拡大
NA-LX129Dには、つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする初の「汚れはがしコース」が搭載されましたが、今回は「ナイトコース」「毛布コース」でも「汚れはがし剤」が使用可能になりました。
便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品のため、手が出しにくい印象です。
ダウンジャケットもホームクリーニング
これは2025年の全モデルについた新機能ですが、以下いずれかの表示のあるダウンジャケットがあらえる新コースが登場しました。

中わたの片寄りを抑えて汚れを落としてくれるため、クリーニングに出す手間やコストが抑えられるほか、気軽に家で洗えるためいつでも清潔です。

ただ、我が家のダウンジャケットはどれも手洗い不可だったので、このコースに対応できないダウンジャケットは多そうです。
洗濯~乾燥時の電気代を節約
運転時間はそのままで、消費電力量約10%削減されました。

予約運転の終了時刻がより正確に
リニューアルの度に運転時間に関する改良があるNA/LXシリーズですが、今回は予約設定時の運転終了時間により近づけて運転が終了されるよう、改良がありました。
適用コースは「おまかせコース(洗濯~乾燥)」と「わが家流プラスコース」ですが、クラウドが正確な運転所要時間を予測してから運転をスタートするため、終了予定なのにまだ稼働しいている…ということが減りそうです。
「汚れはがし剤」の対応コースが拡大
NA-LX129Dには初の「汚れはがしコース」が搭載されました。
「つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする」便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品のため、手が出しにくい印象です。
トリプル自動投入に「汚れはがし剤」対応
NA-LX129CL/Rではトリプル自動投入で、液体洗剤・柔軟剤の他、「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来ていましたが、今回からはそれにプラスして上記の「汚れはがし剤」の投入が選べるようになりました。

食べこぼし、エリソデ汚れ、皮脂臭、加齢臭が気になる方は液体漂白剤からの乗り換えを検討してみても良いかもしれません。

この変化は特に求めていませんが、どれほど優秀な洗剤なのか気になるところです。
シワとり・消臭コースに「香り付け」がプラス
スチームで衣類のシワやニオイを取り除くコースに「柔軟剤の香り成分だけをスチームで付着させる」機能が追加されました。
ただし、柔軟剤の自動投入設定が必須、且つ基準量の約2倍(標準時、多め設定の場合約3倍)の柔軟剤が使用されます。

「シワとり・消臭コース」は頻繁に洗濯できない衣類に使用するコースです。
新機能により、水でジャブジャブ洗えないものにも柔軟剤の香りを付着できるようになりました。
お急ぎ2kgが追加
これまでもNA-LX129CL/Rには「アプリ専用コース」として、「レースカーテンコース」や「敷きパッドコース」などがありましたが、NA-LX129DL/Rはお急ぎ2 kgが追加されました。
※アプリからコースをダウンロードすることで本体でのコース選択も可能です(3コースまで)。


柔道着やユニフォームなど、それ単体でしっかり洗濯したい時に便利なコースです。
天気くずれる通知
洗濯運転時、且つ雨が降りそうな場合のみ、洗濯終了通知時に「このあと、天気がくずれる予報です」と知らせてくれるようになりました。
これにより「室内に干そう」と予定が立てやすくなりました。

しかし、普段洗濯乾燥機を利用している人がわざわざ外で干すとは思えませんね。
また、スマホでいつでも天気がみられる時代にこの機能は必要なのでしょうか…
液体漂白剤が自動投入可能
今回の新モデルで最も注目すべき新機能は「選べるタンク」です。
これまでも液体洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗剤の3の自動投入が可能でしたが、正直おしゃれ着洗剤の出番は少ないため使っていないご家庭は多かったのでは?
そして結局はワイドハイターを毎日手動投入・・・なんてことも。
しかし、NA-LX129CL/Rには「選べるタンク」が登場し、「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来るようになりました。


粉末漂白剤には対応していませんが、この変化はかなりの改良です!
はっ水回復コース
次に、洗濯機能ではありませんが、アウトドアウェアなどの撥水加工された衣類を「はっ水回復コース」で運転すると、低下した撥水機能が乾燥の熱処理により回復するという優れた機能が登場しました。


ただし、予め衣類の汚れを落とし、乾いた状態で運転する必要があります。
撥水や防水機能の衣類を洗濯機で洗濯すると故障の原因になります。
敷きパッドコース・レースカーテンコースが追加
これまでもNA-LX129BL/Rには「アプリ専用コース」として、「ウールコース」や「シーツコース」などがありましたが、NA-LX129CL/Rは敷きパッドコースとレースカーテンが追加されました。
また、NA-LX129BL/Rではこれらのコースはアプリからのみ利用可能でしたが、NA-LX129CL/Rはアプリから以下のコースをダウンロードすることで本体でのコース選択も可能になりました。


個人的にはコースが増えたことよりも、本体操作が可能になったことが大きいです。
正確な運転終了時間をアプリで表示
NA-LX129BL/Rでも、AIの予測により乾燥開始時に洗濯終了目安をアプリで知らせてくれる機能があります(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)。
しかし、NA-LX129CL/Rでは「洗い工程の時から正確な運転終了時間をアプリで表示(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)」してくれます。

まとめると、
- 正確に近い予測終了時間→さらに正確な終了時間に改善
- 運転終了時間の予測が、乾燥開始時→洗い工程時に早まった
となり、「乾燥が終わったら出かけよう!」等の予定が立てやすくなりました。

洗濯・乾燥の終了時間は途中で変わることがよくあるので精度が高まったのは嬉しいです。
窓パッキング・ハンドルに抗菌加工に
手入れが難しいパッキング部分と、毎日触れるハンドル部分に、抗菌加工が施されました。
以下は抗菌加工が施されたものですが、見た目には抗菌加工なしの2021年モデルと何の違いもありません。



唯一窓パッキングの手触りが、従来はサラサラしていたのに対し、抗菌加工済みのものはペタッとした感触に変わっていた気がします。
取り忘れアラームが追加
従来は洗濯・乾燥終了後に「ピーピー」と鳴るだけでしたが、2022年版は洗濯終了後、10分と20分後に音と表示部の点灯で運転終了を知らせてくれます。


終了音を聞き逃してしまう人には便利な機能ですが、うるさいと感じる人はアラームをOFFにすることもできます。
スチームでシワ取り・消臭が追加
これまでもNA-LX129AL/Rには「消臭・花粉抑制・除菌・ウイルス抑制」ができるナノイーXによる衛生ケアが搭載されていましたが、新たに「スチーム機能」が加わりました。
スチーム機能は約30分でズボンのシワなどを取ると同時にタバコなどの臭いも消臭してくれる今までには無かった機能です。(容量1kgまで)


アイロンをかけるほどでもないちょっとしたシワを洗濯機に入れるだけで伸ばしてくれるのは有難い機能です。
ウールコース・シーツコースが追加
これまでもNA-LX129AL/Rには「おしゃれ着洗い」や「おうちクリーニング」などのデリケートな衣類をやさしく洗う機能がありましたが、新たにウール素材に特化したウールコースが追加されました。

また、これまでシーツやタオルケットはしっかり洗える「おまかせコース」が推奨されていましたが、水を温めながら汚れをよりしっかりと落とすシーツコースが追加されました。


ただしこれらはスマホで洗濯のアプリ専用コースであり、洗濯機本体に専用ボタンはありません。
また、以前のコースでも洗うことは可能であったため必ずしも必要なコースではないと個人的には思います。
スマホで洗濯の終了時間がより正確に
これまでの運転の傾向をAIが学習して乾燥時間を予測するから、洗濯終了目安をより正確にアプリで知ることができるようになりました。(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)

洗濯・乾燥の終了時間は途中で変わることがよくあるのでAIが学習してくれるのは助かります。
ナノイーX槽カビ除菌
NA-LX129AL/Rでも洗濯終了後にナノイーXが自動で槽をキレイにしてくれる「ナノイー槽クリーン」の設定が可能でした。

しかし、NA-LX129BL/Rの「ナノイーX槽カビ菌除菌」はナノイーXがこれまでの4.8兆から10倍の48兆になり、より黒カビ対策が強固になりました。


ただし、1回60分の「ナノイー槽クリーン」に対し、「ナノイーX槽カビ菌除菌」は3時間もかかります。
どちらがオススメ?
NA-LX129EL/RはNA-LX129DL/Rより4つの点で進化していることが分かりました。
しかしながら、2021年にフルモデルチェンジをして以降、2022年以降は毎年マイナーチェンジであるため、旧型と外観や大きな機能の変化はありません。
特に今回の新機能はどれもほとんどの人にとって「あったら便利だけどわざわざ使わない機能」であるなと感じます。
また、NA-LX129DL/R以降はお風呂の残り湯が使用できない仕様のため、残り湯を使いたい人はNA-LX129CL/R以前のモデルが対応しています。

NA-LX129DL/Rは実店舗にほぼ在庫が無いため、店舗購入の場合はNA-LX129EL/Rしか選びようがないのが実情です。
過去モデルが気になる場合はネット購入がおすすめです。
2024年モデルはこちらから。
2025年最新モデルはこちらから。
ハイスペックモデル NA-LX127EL/RとNA-LX127DL/Rの違い
NA-LX127EL/RとNA-LX127DL/Rも見た目や大きさには何の変化も見受けられませんが、強いて言えば2点、小さな変化がみられますが、個人的にこの変化は洗濯機周りがすっきりしそうで改良と言えそうです。
- 電源コードの長さが30cm短くなった
- 排水ホースが「伸縮式」から「切り取り式」に変更
また、機能面で以下の4つの進化を遂げました。
「汚れはがし剤」の対応コースが拡大
NA-LX127Dには、つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする初の「汚れはがしコース」が搭載されましたが、今回は「ナイトコース」「毛布コース」でも「汚れはがし剤」が使用可能になりました。
便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品のため、手が出しにくい印象です。
ダウンジャケットもホームクリーニング
これは2025年の全モデルについた新機能ですが、以下いずれかの表示のあるダウンジャケットがあらえる新コースが登場しました。

中わたの片寄りを抑えて汚れを落としてくれるため、クリーニングに出す手間やコストが抑えられるほか、気軽に家で洗えるためいつでも清潔です。

ただ、我が家のダウンジャケットはどれも手洗い不可だったので、このコースに対応できないダウンジャケットは多そうです。
洗濯~乾燥時の電気代を節約
運転時間はそのままで、消費電力量約10%削減されました(画像はLX129ですが、127も同様です)。

予約運転の終了時刻がより正確に
リニューアルの度に運転時間に関する改良があるNA/LXシリーズですが、今回は予約設定時の運転終了時間により近づけて運転が終了されるよう、改良がありました。
適用コースは「おまかせコース(洗濯~乾燥)」と「わが家流コース」ですが、クラウドが正確な運転所要時間を予測してから運転をスタートするため、終了予定なのにまだ稼働しいている…ということが減りそうです。
汚れはがしコース
NA-LX127Dには初の「汚れはがしコース」が搭載されました。
「つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする」便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品です。
トリプル自動投入に「汚れはがし剤」対応
NA-LX127CL/Rではトリプル自動投入で、液体洗剤・柔軟剤の他、「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来ていましたが、今回からはそれにプラスして上記の「汚れはがし剤」の投入が選べるようになりました。

食べこぼし、エリソデ汚れ、皮脂臭、加齢臭が気になる方は液体漂白剤からの乗り換えを検討してみても良いかもしれません。

この変化は特に求めていませんが、どれほど優秀な洗剤なのか気になるところです。
シワとり・消臭コースに「香り付け」がプラス
スチームで衣類のシワやニオイを取り除くコースに「柔軟剤の香り成分だけをスチームで付着させる」機能が追加されました。
ただし、柔軟剤の自動投入設定が必須、且つ基準量の約2倍(標準時、多め設定の場合約3倍)の柔軟剤が使用されます。

「シワとり・消臭コース」は頻繁に洗濯できない衣類に使用するコースです。
新機能により、水でジャブジャブ洗えないものにも柔軟剤の香りを付着できるようになりました。
お急ぎ2kgが追加
これまでもNA-LX127CL/Rには「アプリ専用コース」として、「レースカーテンコース」や「敷きパッドコース」などがありましたが、NA-LX129DL/Rはお急ぎ2 kgが追加されました。
※アプリからコースをダウンロードすることで本体でのコース選択も可能です(3コースまで)。


柔道着やユニフォームなど、それ単体でしっかり洗濯したい時に便利なコースです。
天気くずれる通知
洗濯運転時、且つ雨が降りそうな場合のみ、洗濯終了通知時に「このあと、天気がくずれる予報です」と知らせてくれるようになりました。
これにより「室内に干そう」と予定が立てやすくなりました。

しかし、普段洗濯乾燥機を利用している人がわざわざ外で干すとは思えませんね。
また、スマホでいつでも天気がみられる時代にこの機能は必要なのでしょうか…
液体漂白剤が自動投入可能
今回の新モデルで最も注目すべき新機能は「選べるタンク」です。
これまでも液体洗剤、柔軟剤、おしゃれ着洗剤の3の自動投入が可能でしたが、正直おしゃれ着洗剤の出番は少ないため使っていないご家庭は多かったのでは?
そして結局はワイドハイターを毎日手動投入・・・なんてことも。
しかし、NA-LX127CL/Rには「選べるタンク」が登場し、「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来るようになりました。


粉末漂白剤には対応していませんが、この変化はかなりの改良です!
はっ水回復コース
次に、洗濯機能ではありませんが、アウトドアウェアなどの撥水加工された衣類を「はっ水回復コース」で運転すると、低下した撥水機能が乾燥の熱処理により回復するという優れた機能が登場しました。


ただし、予め衣類の汚れを落とし、乾いた状態で運転する必要があります。
撥水や防水機能の衣類を洗濯機で洗濯すると故障の原因になります。
敷きパッドコース・レースカーテンコースが追加
これまでもNA-LX127BL/Rには「アプリ専用コース」として、「ウールコース」や「シーツコース」などがありましたが、NA-LX127CL/Rは敷きパッドコースとレースカーテンが追加されました。
また、NA-LX127BL/Rではこれらのコースはアプリからのみ利用可能でしたが、NA-LX127CL/Rはアプリから以下のコースをダウンロードすることで本体でのコース選択も可能になりました。


個人的にはコースが増えたことよりも、本体操作が可能になったことが大きいです。
正確な運転終了時間をアプリで表示
NA-LX127BL/Rでも、AIの予測により乾燥開始時に洗濯終了目安をアプリで知らせてくれる機能があります(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)。
しかし、NA-LX127CL/Rでは「洗い工程の時から正確な運転終了時間をアプリで表示(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)」してくれます。

まとめると、
- 正確に近い予測終了時間→さらに正確な終了時間に改善
- 運転終了時間の予測が、乾燥開始時→洗い工程時に早まった
となり、「乾燥が終わったら出かけよう!」等の予定が立てやすくなりました。

洗濯・乾燥の終了時間は途中で変わることがよくあるので精度が高まったのは嬉しいです。
窓パッキング・ハンドルに抗菌加工に
手入れが難しいパッキング部分と、毎日触れるハンドル部分に、抗菌加工が施されました。
以下は抗菌加工が施されたものですが、見た目には抗菌加工なしの2021年モデルと何の違いもありません。



唯一窓パッキングの手触りが、従来はサラサラしていたのに対し、抗菌加工済みのものはペタッとした感触に変わっていた気がします。
取り忘れアラームが追加
従来は洗濯・乾燥終了後に「ピーピー」と鳴るだけでしたが、2022年版は洗濯終了後、10分と20分後に音と表示部の点灯で運転終了を知らせてくれます。


終了音を聞き逃してしまう人には便利な機能ですが、うるさいと感じる人はアラームをOFFにすることもできます。
スチームでシワ取り・消臭が追加
NA-LX127AL/Rには消臭等の衛生ケア機能は実装されていませんでしたが、新たに「スチーム機能」が加わりました。
スチーム機能は約30分でズボンのシワなどを取ると同時にタバコなどの臭いも消臭してくれる今までには無かった機能です。(容量1kgまで)


アイロンをかけるほどでもないちょっとしたシワを洗濯機に入れるだけで伸ばしてくれるのは有難い機能です。
ウールコース・シーツコースが追加
これまでもNA-LX127AL/Rには「おしゃれ着洗い」や「おうちクリーニング」などのデリケートな衣類をやさしく洗う機能がありましたが、新たにウール素材に特化したウールコースが追加されました。

また、これまでシーツやタオルケットはしっかり洗える「おまかせコース」が推奨されていましたが、水を温めながら汚れをよりしっかりと落とすシーツコースが追加されました。


ただしこれらはスマホで洗濯のアプリ専用コースであり、洗濯機本体に専用ボタンはありません。
また、以前のコースでも洗うことは可能であったため必ずしも必要なコースではないと個人的には思います。
スマホで洗濯の終了時間がより正確に
これまでの運転の傾向をAIが学習して乾燥時間を予測するから、洗濯終了目安をより正確にアプリで知ることができるようになりました。(「おまかせ(洗濯~乾燥)」コースの場合のみ)

洗濯・乾燥の終了時間は途中で変わることがよくあるのでAIが学習してくれるのは助かります。
どちらがオススメ?
NA-LX127EL/RはNA-LX127DL/Rより4つの点で進化していることが分かりました。
しかしながら、2021年にフルモデルチェンジをして以降、2022年以降は毎年マイナーチェンジであるため、旧型と外観や大きな機能の変化はありません。
特に今回の新機能はどれもほとんどの人にとって「あったら便利だけどわざわざ使わない機能」であるなと感じます。
また、NA-LX127DL/R以降はお風呂の残り湯が使用できない仕様のため、残り湯を使いたい人はNA-LX127CL/R以前のモデルが対応しています。

NA-LX127DL/Rは実店舗にほぼ在庫が無いため、店舗購入の場合はNA-LX127EL/Rしか選びようがないのが実情です。
過去モデルが気になる場合はネット購入がおすすめです。
2024年モデルはこちらから。
2025年最新モデルはこちらから。
通常モデル NA-LX125EL/RとNA-LX125DL/Rの違い
NA-LX125EL/RとNA-LX125DL/Rも見た目や大きさには何の変化も見受けられませんが、強いて言えば2点、小さな変化がみられますが、個人的にこの変化は洗濯機周りがすっきりしそうで改良と言えそうです。
- 電源コードの長さが30cm短くなった
- 排水ホースが「伸縮式」から「切り取り式」に変更
また、機能面で3つのマイナーチェンジがありました。
「汚れはがし剤」の対応コースが拡大
NA-LX125Dには、つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする初の「汚れはがしコース」が搭載されましたが、今回は「ナイトコース」「毛布コース」でも「汚れはがし剤」が使用可能になりました。
便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品のため、手が出しにくい印象です。
ダウンジャケットもホームクリーニング
これは2025年の全モデルについた新機能ですが、以下いずれかの表示のあるダウンジャケットがあらえる新コースが登場しました。

中わたの片寄りを抑えて汚れを落としてくれるため、クリーニングに出す手間やコストが抑えられるほか、気軽に家で洗えるためいつでも清潔です。

ただ、我が家のダウンジャケットはどれも手洗い不可だったので、このコースに対応できないダウンジャケットは多そうです。
洗濯~乾燥時の電気代を節約
運転時間はそのままで、消費電力量が減ったため、僅かな電気代の節約が期待できます。


ここまでは改良点ですが「化繊60分コース」がなくなるという変化もありました。
汚れはがしコース
NA-LX125Dには初の「汚れはがしコース」が搭載されました。
「つけおき・予洗いの手間を軽減してガンコな皮脂汚れを楽にキレイにする」便利なコースですが、花王と共同開発の「極ラク汚れはがし」を使用することで初めて使用できるコースです。

汚れはがし剤はいつもの「おまかせコース」などでも使用可能です。
なお、「極ラク汚れはがし」は「汚れはがしコース搭載機種専用剤」で自動投入で使用することが前提の商品です。
トリプル自動投入に「汚れはがし剤」対応
NA-LX125CL/Rではトリプル自動投入で、液体洗剤・柔軟剤の他、「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来ていましたが、今回からはそれにプラスして上記の「汚れはがし剤」の投入が選べるようになりました。

食べこぼし、エリソデ汚れ、皮脂臭、加齢臭が気になる方は液体漂白剤からの乗り換えを検討してみても良いかもしれません。

この変化は特に求めていませんが、どれほど優秀な洗剤なのか気になるところです。
トリプル自動投入&選べるタンク
今回の新モデルで最も注目すべき新機能は「トリプル自動投入&選べるタンク」です。
そもそも、NA-LX125BL/Rには自動投入機能自体がありませんでした。
ちなみに「選べるタンク」は洗濯洗剤、柔軟剤の他に「おしゃれ着洗剤」または「酸素系液体漂白剤」の好きな方を自動投入にすることが出来る画期的な投入口です。


NA-LX125BL/RとNA-LX125CL/Rの発売価格は同じなので、この価格での自動投入は大進化です。
はっ水回復コース
次に、洗濯機能ではありませんが、アウトドアウェアなどの撥水加工された衣類を「はっ水回復コース」で運転すると、低下した撥水機能が乾燥の熱処理により回復するという優れた機能が登場しました。


ただし、予め衣類の汚れを落とし、乾いた状態で運転する必要があります。
撥水や防水機能の衣類を洗濯機で洗濯すると故障の原因になります。
窓パッキング・ハンドルに抗菌加工に
手入れが難しいパッキング部分と、毎日触れるハンドル部分に、抗菌加工が施されました。
以下は抗菌加工が施されたものですが、見た目には抗菌加工なしの2021年モデルと何の違いもありません。



唯一窓パッキングの手触りが、従来はサラサラしていたのに対し、抗菌加工済みのものはペタッとした感触に変わっていた気がします。
取り忘れアラームが追加
従来は洗濯・乾燥終了後に「ピーピー」と鳴るだけでしたが、2022年版は洗濯終了後、10分と20分後に音と表示部の点灯で運転終了を知らせてくれます。


終了音を聞き逃してしまう人には便利な機能ですが、うるさいと感じる人はアラームをOFFにすることもできます。
どちらがオススメ?
今回の変化はどれも無くてもいい機能に感じます。
そのため、とにかく安い方を買うのがおすすめです。

NA-LX125DL/Rはとても人気で実店舗にほぼ在庫が無いため、実店舗ではNA-LX125EL/Rしか選びようがないのが実情です。
過去モデルが気になる場合はネット購入がおすすめです。
2024年モデルはこちらから。
2025年最新モデルはこちらから。
基本モデル NA-LX113ELとNA-LX113DLの違い
NA-LX113EL/RとNA-LX113DL/Rも見た目や大きさには何の変化も見受けられませんが、強いて言えば2点、小さな変化がみられますが、個人的にこの変化は洗濯機周りがすっきりしそうで改良と言えそうです。
- 電源コードの長さが30cm短くなった
- 排水ホースが「伸縮式」から「切り取り式」に変更
また、機能面で3つのマイナーチェンジがありました。

なお、2024モデルは2023と見た目・機能ともに変化なしのため、実質2年ぶりのモデルチェンジと言えそうです。
ダウンジャケットもホームクリーニング
これは2025年の全モデルについた新機能ですが、以下いずれかの表示のあるダウンジャケットがあらえる新コースが登場しました。

中わたの片寄りを抑えて汚れを落としてくれるため、クリーニングに出す手間やコストが抑えられるほか、気軽に家で洗えるためいつでも清潔です。

ただ、我が家のダウンジャケットはどれも手洗い不可だったので、このコースに対応できないダウンジャケットは多そうです。
洗濯~乾燥時の電気代を節約
運転時間はそのままで、消費電力量が減ったため、僅かな電気代の節約が期待できます。


ここまでは改良点ですがダウンジャケットコースと引きかえに「はっ水回復コース」がなくなるというマイナス変化もありました。
はっ水回復コース
唯一の進化した点は、アウトドアウェアなどの撥水加工された衣類を「はっ水回復コース」で運転すると、低下した撥水機能が乾燥の熱処理により回復するというものです。


ただし、予め衣類の汚れを落とし、乾いた状態で運転する必要があります。
撥水や防水機能の衣類を洗濯機で洗濯すると故障の原因になります。
窓パッキング・ハンドルに抗菌加工に
手入れが難しいパッキング部分と、毎日触れるハンドル部分に、抗菌加工が施されました。
以下は抗菌加工が施されたものですが、見た目には抗菌加工なしの2021年モデルと何の違いもありません。



唯一窓パッキングの手触りが、従来はサラサラしていたのに対し、抗菌加工済みのものはペタッとした感触に変わっていた気がします。
取り忘れアラームが追加
従来は洗濯・乾燥終了後に「ピーピー」と鳴るだけでしたが、2022年版は洗濯終了後、10分と20分後に音と表示部の点灯で運転終了を知らせてくれます。


終了音を聞き逃してしまう人には便利な機能ですが、うるさいと感じる人はアラームをOFFにすることもできます。
どちらがオススメ?
NA-LX113シリーズは4年前の発売からほとんど変わっていません。
そのため、重視するべきは「とにかく安い方を買う」の一点です。
こちらでもまとめている通り、NA-LX113シリーズに関しては新型よりも旧型の方が4.5万円程安く購入可能ですので、NA-LX113DLが残っているうちの購入することをお勧めします。

それでもLXシリーズはとても人気で、実店舗ではNA-LX113ELしか選びようがないのが実情です。
NA-LX113DLを狙うならネット購入一択です。
2024年モデルはこちらから。
2025年最新モデルはこちらから。
おわりに
2021年11月に発売されたパナソニックドラム式洗濯乾燥機のLXシリーズ。
2022年のモデルチェンジ時には、あっても無くても良いマイナーチェンジ、値上がり、ダニバスターがアプリでしか使えなくなる等、注目も薄かったのですが、2023年10月はマイナーチェンジながら「通常モデルの自動投入機能追加」「液体漂白剤の自動投入」など、画期的な進化を遂げた新型発売となりました。
そして2024年、2025年とあまり目を惹く進化はありません。
そのため、新型旧型で選ぶより、とにかく安い方を選ぶに限ります。
また、LXシリーズの実力は本物で、実際に2021年モデルのNA-LX129ALを使用している私としては、これなしでは生きていけない最高クオリティの洗濯乾燥機です。
元々高価な洗濯機であるため、値下がったタイミングを逃さないようにしましょう。
パナソニックのドラム式洗濯機について多くの記事をまとめていますので、購入検討の参考になれば幸いです。













コメント