全国に急速に増えているお肉の無人販売所「おウチdeお肉」。
近年は人材不足や非接触への取り組みで、食べ物の自動販売機や餃子の無人販売所などを多く見かけますが、「おウチdeお肉」もその仲間です。
取扱商品はお肉はもちろん、冷凍のユッケやハンバーグ、餃子、スイーツなど多岐にわたります。
また、ピンクのネオンが目立つお店は、気になっている人も多いはず。
そんなおウチdeお肉ですが、私が住む札幌にも北海道1号店がオープンしたため、早速取材に行ってきました。

本記事では、「おウチdeお肉」を利用した体験談のほか、安いの?品揃えは?支払い方法は?などの疑問をまとめています。
おウチdeお肉とは?
「おウチdeお肉」はお肉の24時間無人販売所です。
インスタ映えする内装や、無人販売所とは思えない豊富な品揃え、SMSでの積極的な発信などで今話題の店舗です。
運営会社
会社はそのまま「株式会社 おウチdeお肉」というそうで、名古屋の会社です。
フランチャイズのため、店舗により運営会社は異なるようです。

公式サイトはありますが、会社などに関する情報が少なめです。
事業の発端はYoutubeで人気の「令和の虎」シリーズからです。これを見ておウチdeお肉の店舗に行った人も多いと思います。
店舗一覧
店舗一覧はこちらから確認できますが、本記事作成時点(2022.12.13)で全国に64店舗あり、既に160店舗を出店することまで決まっているそうです。
都心だけでなく、北海道・四国・九州と出店スピードがすごいです。
おウチdeお肉に行ってみた
私の住む北海道にも店舗が出来たため、早速行ってみました。
場所は、地下鉄南北線からすぐの「北24条店」です。
夜だったため、窓から店内のネオンが目立ちます。

この店舗はビルのテナントなので、入り口は夜だと真っ暗でかなり気味が悪いですが、右のピンクのドアを開けると

外から見たままの明るい店内が。

大きな冷凍ショーケースが4つあり、中央のカゴに商品を入れていくスタイルです。

肉の種類はかなり豊富ですが、私が行ったときはカルビなどの焼き肉用よりもユッケや馬刺しが豊富でした。

その他、キンパやトッポギ、ソルロンタン、トゥンカロンなどの韓国っぽい食べ物、

コールドストーンの映えアイスなども販売されています。

店内にはお客さんが書き込むノートがあるほか、利用方法やアンケートなど様々な張り紙があります。

こちらのレジで支払いをしたらそのまま退店するだけです(支払いの詳細については後述)。
レジ袋は無料です。

調理・食べてみた
今回はオープニングセールをしていた「肉汁がえぐいハンバーグ」と、「ミニ餃子50個」を購入しました。
まずはハンバーグ。
冷凍状態からも焼けますが、今回は解凍してみたのでドリップが。

袋から出してそのまま焼いてみましたが、薄めなのですぐに中まで火が通りました。

「肉汁がえぐい」と言うだけあり、本当に肉汁が出てくる出てくる。

キツイ香辛料も使われておらず、子供も

びっくりドンキーのハンバーグみたい!!
と喜んで食べていました。確かにちょっと似てるかも。
続いて餃子。ミニ餃子なので25個焼いてもフライパンが余裕です。

カリッと焼けて、野菜多めで軽い&小さめなのでスナックのようにパクパクいけます。

しっかり肉汁も。

しかし、50個入りと言えども小ぶりなのでコスパが良いとは言えません。
余談ですが、美味しくてコスパ最強の餃子と言えばガストなどでも買えるバーミヤンの冷凍餃子がイチオシです。
我が家は冷凍餃子をネットでまとめ買いすることが多いのですが、バーミヤンの冷凍生餃子は皮まで美味しく、モチモチが好みの方に推したい餃子です。

肉々しいのが好きな方は大阪王将!
軽くてパクパクイケる餃子がお好みなら幸楽苑がオススメです。
取扱商品・メニューは?
取扱商品は、一部、各店舗のインスタグラムや公LINEなどでも見ることが出来ますが、

私が行った店舗で確認できたのは、以下のラインナップでした。(全て税込)
- 某有名らーめん店の餃子 1,200円(来店時900円)
- 黒豚餃子 1,000円
- 海老餃子 1,300円
- 極旨麻婆豆腐 800円
- ウインナー各種 900円
- スープ類各種 800~900円
- トッポギ 900円
- 煮込み参鶏湯 900円
- キンパ各種 800円
- トゥンカロン各種 450円
- コールドストーンアイス各種 400~500円
- マンゴーホルモン1,100円
- 国産牛ホルモンカット 600円
- 牛タンスライス 1,100円
- 国産牛モモ 1,000円
- 国産カルビ 900円
- 和牛肩ロース 1,300円
- 肉山認定カレードリア 700円
- 牛刺し 1,200~2,400円
- 和牛ユッケ 800~1,200円
- 桜ユッケ 700円
- ハンバーグ 400円
- 馬レバー刺し 2,000円
- 馬ハツ刺し 800円
- タテガミ 700円
- フタエゴ 900円
- 保冷剤3個 100円
- 保冷袋 100円

スーパーでは売っていないような珍しい商品を取り扱ってるのが強みです。
高い?安い?
肝心な商品の価格ですが、お肉だけで言えば良いものを扱っているのか、正直安くはありません。
例えば、馬刺しにおいては、仕入れ元の「熊本馬刺し屋」のホームページを見てみると、50g1,814円の馬レバー刺しが2,000円で販売されているなど、当然ながら若干上乗せされていることが確認できました。

送料などを考えると、高すぎることはなく、良心的な価格設定だと感じました。
また「コールドストーンのアイスキャンディ」は400円のものと500円のものがありました。
実際のコールドストーンは、280~580円の価格帯のため、公式価格より80円安い商品もあれば、120円も高い商品があるなどまちまちです。

公式サイトと比較して、リッチチョコレートベリーなどお得な商品を選ぶのがおすすめです。
支払い方法
支払方法は店舗により異なる可能性がありますが、私が行った店舗では
- 現金
- クレジットカード
- コード決済(PayPay・LINE Pay)
の3種類に対応していました。
レジの使い方や、支払い方法別の手順を示してくれているのでかなり分かりやすいです。

また、クレジットはタッチ決済にも対応しています。

現金はおつりが出ないため、横の両替機を使ってぴったりの金額で入れる必要があります。
ちなみに両替機に入るのは千円札のみで、100円玉への両替が可能です。

商品によっては50円の端数が出るものもあるので、ご注意を。
レジ操作が分からない場合には、電卓・封筒・お会計表があるため封筒に現金を入れて投入できるなど、誰でも利用できる仕様になっており、

緊急トラブル時の連絡先も記載があります。

解凍・調理方法はLINE登録
店頭には、ユッケの解凍方法くらいしか記載がなく、パッケージにも冷凍餃子やハンバーグの調理法の記載はありません。
これではそのまま焼くのか解凍するのか、焼き加減なども悩みますが、Instagramの公式アカウント、または各店舗のアカウントをみると、

餃子の焼き方が載っています。

ハンバーグに関しては、公式ラインを友達追加すると、

焼き方を教えてくれました。


店頭や公式サイトに記載が無いのは不親切ですが、一般的な調理をすれば問題ありませんのでわざわざフォローや友達追加をしなくても良さそうです。
おわりに
「おウチdeお肉」は個性的な店構えや、今時らしいSNSでの集客で注目を集める「お肉の無人販売所」ですが、珍しい部位の馬肉や、韓国スイーツなどがある入って楽しいお店であることが分かりました。
個人的には、無人で24時間空いていているためふら~っと立ち寄りやすい反面、暗い時間帯は少しの気味の悪さも感じます。
特段に安いわけではありませんが、餃子もハンバーグも味は良かったです。
冷凍の馬刺しや、参鶏湯などスーパーでは見かけないものも1つから購入できるため、ネット購入だと多すぎる、送料が気になるという人にとてもオススメできるお店です。
他にも、様々なお店やサービス、商品のレビューを行っておりますので、宜しければご閲覧ください。
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