2020年11月中旬、年末のふるさと納税商戦に一石が投じられました。
ヤフーショッピングにふるさと納税サイト大手の「ふるなび」が出店すると発表。しかもヤフーショッピングのお得なキャンペーンによる還元が受けられるとか…。
本ページではヤフーショッピング×ふるなびを活用し、誰でも簡単に高還元が得られる方法を解説します。
ヤフーショッピングにふるなびが出店
2020年11月18日、ふるなびを運営するアイモバイル(東証一部上場)がヤフーショッピングへの出店を発表しました。
寄付額に応じたAmazonギフト券がもらえると話題のふるなび公式サイトはそのままに、新しく「ふるなびヤフーショッピング店」を開店しました。
ヤフーショッピングにふるなびが出店したことによるユーザのメリットは次の2つです。
- PayPayでふるさと納税ができる
- ヤフーショッピングの還元キャンペーンを受けつつふるさと納税ができる
本ページでは後者の「ヤフーショッピングの還元キャンペーンを受けつつふるさと納税ができる」という点について詳しく解説します。
かんたんに高還元が
ふるなびヤフーショッピング店ではヤフーショッピング独自の還元キャンペーンが適用されています。
例えば私はワイモバイルのEnjoyパックユーザかつPayPay STEPにもいくつか参加しているので、この「佐賀産和牛切り落とし 1500g」を購入した場合…
なんと12%もの還元が得られます。
ただでさえお得なふるさと納税制度がさらにお得に…。
ふるなびヤフーショッピング店の還元ですが、「5のつく日(+4%還元)」や「日曜日 だれでも+5%」も適用されることを確認しています(2020年12月8日現在)。
なので各種キャンペーンの参加条件であるPayPay決済を利用すると、今日ヤフーIDを作成した人でも、簡単に+9%(日曜日にPayPay決済)を狙えます。
日曜日に5のつく日が重なると+13%還元です。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザは15%〜16%還元が簡単に狙えます。
ヤフーショッピングの還元率についてはこちらのページで詳しく説明していますので、よろしければ合わせてご確認ください。
ポイントサイトは成果対象外
ヤフーショッピングだけではなく、ネットで買い物をするときに欠かせないのがモッピーやハピタスなどのポイントサイトです。
ヤフーショッピングでも普通ならポイントサイトを経由するだけで+1%程度の還元が得られるのですが…
残念ながらふるなびは還元対象外に設定されています。
ポイントサイトは経由しなくても良さそうです。
各サイトとの還元比較
ここからはふるなびヤフーショッピング店と、いくつかのふるさと納税サイトを比較してみます。
ふるなび公式との比較
ふるなび公式の強みはなんと言ってもAmazon券がもらえることです。
本記事作成時点では歳末キャンペーンで7%〜8%のAmazonギフト券がもらえるキャンペーンを開催していました。
また全ての商品を比較してはいませんが、商品ラインナップ・価格はヤフーショッピング店と同様と思われます。
ふるさと納税を実施する日にもよりますが、還元率はヤフーショッピングのほうが上のため、個人的にはふるなびヤフーショッピング店の利用をオススメします。
ふるなび公式の利用は…
- PayPay残高ではなくAmazonギフト券が欲しい人
- 高還元クレジットカード(2%、できれば3%以上)を持っている人
に当てはまる場合でしたらオススメです。
ヤフーショッピングさとふる店との比較
ふるさと納税サイト大手の「さとふる」もヤフーショッピングに出店しています。
「じゃあさとふるもお得なんだね!」と思ってしまいますが、さとふるヤフーショッピング店ではポイント還元が得られません(2020年12月8日時点)。➡ 2021年7月6日追記:さとふるもポイント還元されるように変更が入りました!
ふるさと納税は高額になるので、10%近い還元率がないのは大きな痛手です…
なので「どうしてもさとふるでしか取り扱いがない返礼品がある」などの特殊なケースを除き、ふるなびヤフーショッピング店の利用をオススメします。
楽天ふるさと納税との比較
「お得なふるさと納税」と言えば「楽天ふるさと納税」です。
楽天ふるさと納税では
- SPUの適用(楽天グループサービス利用でのポイントアップ)
- ショップ買い周りなどの独自キャンペーンの適用
の2つで、20%以上の還元率も実現できます。
なので普段から楽天経済圏にどっぷり浸かっている人は、楽天ふるさと納税のほうがお得な場合が多いです。
ただ楽天の場合にはSPUをはじめ、日常的に楽天系サービスを利用している人がかなり優遇されます。
普段はインターネットであまりお買い物をしないライトユーザは、ヤフーショッピングのほうが簡単に高還元が目指せるのが特徴です。
auPayふるさと納税との比較
お得にふるさと納税を行う上でチェックしたいのがauPayふるさと納税です。
基本の還元率は1%しかありませんが、ポイント交換所の増量キャンペーンを利用するとPontaポイントを50%も増量してくれます。
ただし増量後のポイントはauPayマーケットおよびauPayふるさと納税でしか使えないほか、本記事作成時点では(最大2,000P→3,000P)となります。
詳しくは別記事でまとめていますので、合わせてご確認ください。
例えば1万円分のふるさと納税をした場合、4000P(交換後6000P) + 4000円が支払いになるので、実質8000円 = 20%オフとなります。
あとから還元ではなく、その場でオフは有難いです。
ただし交換上限が月2回・1回2000Pまでと低いため、ふるなびヤフーショッピングをはじめとする他サイトを併用することで、お得度がグッとアップします。
おわりに
ふるさと納税の大手サイトが販路を求め、各ECサイトに出店する動きが活発化しています。
ふるなびは本記事作成時点では「5のつく日」や「だれでも日曜日+5%」など、ヤフーショッピング独自のお得なキャンペーンで還元が受けられます。
しかしさとふるでは還元対象外になっていますので、いつふるなびも還元0%になるかわかりません。➡ 2021年7月6日追記:さとふるもポイント還元されるように変更が入りました!
2020年12月時点では確実に還元されることを確認していますので、2020年の寄付枠が残っている人は、お得に利用できるうちに使い倒しちゃいましょう。
コメント
Good to see real expertise on display. Your contribution is most welcome. Ellette Wilmer Lud