ガスト・バーミヤン・ジョナサン・しゃぶ葉などの運営で知られるすかいらーく(3197)。
2017年に突然株主優待を3倍にしたことが話題になりましたが、2020年6月権利確定分を最後に優待内容の改悪を発表しました。
そしてついに改悪前最後の優待が到着。嬉しいような悲しいような…
すかいらーく 株主優待の基本情報
株主優待の基本情報は下記の通りです。
権利確定月
6月と12月、年2回です。
優待内容
変更前の優待内容は次の通りです。
そして変更後の優待内容は次の通りです。
最後に変更前と変更後の優待内容の変化はこちら。
300株以上の保有だと軒並み半分の額面となります。
100株保有だと33%減となり、優待内容もそうですが株価的にもダメージが小さくなる形となりました。
優待利回り
株価を1,550円と仮定した場合の優待利回りです。
優待内容改悪後の優待利回りで計算しています。
100株 | 2.58% |
300株 | 2.15% |
500株 | 2.06% |
1,000株 | 2.19% |
以前までなら1,000株保有が一番利回りが高かったのですが、改悪後には100株保有が最大利回りとなりました。
優待を目的とするのならば、100株保持がお得ですね。
また改悪前は株価によっては優待利回りが4%超だったのに対し、2%〜2.5%に落ち込みました。
2020年9月現在は配当も0円なので高利回り銘柄とは言えない水準となります。
利用単位
すかいらーくの株主優待はプリペイドカード形式です。
現在は「3000円」と「5000円」の2種類ですが、2020年12月権利確定分(改悪開始分)からは「2000円」「3000円」「5000円」の3種類となります。
優待は500ポイント単位(500円相当)で利用できます。
端数は現金のほか、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済・ジェフグルメカードなどで支払いができます。
利用制限
利用ポイントの制限はありません。
1会計で何ポイントでも利用可能です。
アプリのクーポン等との併用可能です。
ただしレジ横の売店商品には利用できませんのでご注意ください。
なお裏面の注意事項はこちら。
出前・宅配での利用
株主優待券は宅配・出前は利用できません。
お持ち帰り(テイクアウト)での利用
株主優待券は店内飲食のほか、お持ち帰りでも利用可能です。
お釣り
お釣りはでません。
先述した通り端数は他の支払い方法と併用可能です。
利用可能店舗
すかいらーくが展開しているガスト等のブランドのほか、子会社が運営している店舗でも利用可能です
- ガスト
- バーミヤン
- ジョナサン
- しゃぶ葉
- 夢庵
- グラッチェガーデンズ
- 藍屋
- 魚屋路(ととやみち)
- chawan
- 三〇三(みわみ)
- ゆめあん食堂
- とんから亭
- から好し
- ばーみやん軒
- むさしの森珈琲
- La Ohana
- フェスタガーデン
- パパゲーノ
- グランチャイナ
- ブッフェ エクスブルー
- じゅうじゅうカルビ
- トマト&オニオン
利用可能店舗は公式サイトの「すかいらーく優待店舗検索」を見ると一目瞭然です。
URL:https://store-info.skylark.co.jp/yutaiken/
優待到着時期
6月期分 | 9月中旬に到着 |
12月期分 | 3月中旬に到着 |
数年保有している実績から、だいたい10日〜15日ころに到着するイメージです。
有効期限
株主優待の有効期限は到着月の1年後の月末までです。
有効期限が長くて助かりますね。
有効期限はカード裏面右上で確認ができます。
利用方法
優待カードの利用方法は至って単純で、使いたい優待カードを会計時に店員さんに渡すだけです。
店員さんは裏面のバーコードを読み取って残高を教えてくれますので、500円単位でいくら利用するかを伝えましょう。
もちろん優待カードを2枚、3枚と複数利用することも可能です。
残高の確認方法は3つ
株主優待カードの残高は以下3つの方法で確認できます。
- 利用後のレシート
- 専用コールセンター
- Webサイト
詳しくは株主優待に同封されている書類に「残高確認方法」の記載がありますのでそちらをご確認ください。
個人的には有効期限が差し迫らない限り、利用時に店員さんが残高を教えてくれるのでそれほど気にしたことはないです。
商品引換は出来ない
他の外食系優待によくあるような「商品引換制度」は利用できません。
すかいらーくは豊富な店舗数もウリの1つですので、利用先にはあまり困らない印象です。
株主優待改悪はいつから?
改悪後の優待内容は2020年12月権利確定分から適用されます。
つまり今回の2020年6月権利分が改悪前の最後の優待となります。悲しいですね…。
私は1000株保有していますので、36,000円届くはずだった優待が17,000円の大減額です。
株価の下落も気になりますが、精神的には優待の減額のほうが響きます。
オススメの証券会社
私は楽天証券・カブドットコム証券・松井証券など有名どころの証券会社口座を開設していますが、普段売買に利用しているのは「SBI証券」です。
SBI証券を利用している理由は
- 売買手数料が0円(ゼロ革命)
- IPO実績が他社に比べて豊富
の2つです。
SBI証券は「ゼロ革命」と呼ばれる施策で、ネット証券会社の主な収入源である手数料無料化を実施した証券会社です。
次の図はSBI証券自身が作成した手数料の比較表ですが、SBI証券は約定代金問わず手数料が無料となっています。
楽天証券も同じく手数料無料を実施していますが、これはSBI証券の後追いをしているため、貴重な手数料収入を泣く泣く手放す格好となりました。
米ドル為替手数料ゼロの実施もSBI証券がいち早く行い、楽天証券がそれに常に追随する形となっていて、トップランナーはSBI証券です。
株は保有口座の切り替え(移管)が面倒なので、どうせ利用するならトップの証券口座を利用することをオススメします。
これからSBI証券を開設予定の人は、ポイントサイトからの開設を強くオススメします。
現在(2024年8月24日)ではげん玉というポイントサイトで19,000円相当がゲットできます。
条件は「SBI証券開設 + 住信SBIネット銀行ハイブリッド口座からの50,000円の入金」です。
同時に住信SBIネット銀行口座を開設しても良い人や、既にSBIネット銀行口座がある人にオススメです。
公式HPからそのまま申し込むとこの特典は貰えませんのでご注意ください。
ポイントサイトは
- 楽天市場やヤフーショッピングで買い物するとき ➡ 1%還元
- クレジットカードを作るとき ➡ 数千~数万ポイント還元
など、経由するだけでノーリスクでポイントが貯まる、知っている人だけが得するツールです。
「ポイントサイト」という言葉を初めて聞いた人は、是非これを機に使い始めることをオススメします。
おわりに
2020年9月に優待の改悪を発表したすかいらーく。
改悪内容は保有株数によっては50%を超えるなど、かなり思い切った内容となりました。
感染症の流行による外食控えがモロに直撃した形ではありますが、元々の優待内容が無理があったという話もあり、正常な優待内容に戻ったという見方もあります。
個人的にはガストのテイクアウトを中心に美味しく・楽しく活用させて頂いてますので、これからも現物を持ち続ける予定です。
これからも応援させて頂きます。
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