子供から大人までハマってしまうルービックキューブ。
我が家の小学1年生の子供も、Youtubeの影響からルービックキューブを欲しがりました。
知育玩具だから買ってもいいかな~と思い、玩具売り場で購入しようとすると、3,000円ほどと意外と高いんですよね。
かといって知らないメーカーをネットで買うのは気が引けるし、安いのは滑らかに回らないってのも聞いたことがある…
そこで店頭で購入したメジャーな商品から、ガチャガチャのカプセルトイ、お手頃ネット購入品まで6つのルービックキューブを集めて比較してみることに。
本記事では、子供にちょうど良いルービックキューブを見つけるべく、6つのルービックキューブの価格、回しやすさ、壊れやすさなどを比較し、まとめています。
ルービックキューブ6つを比較
今回比較したのは以下の6商品です。
- メガハウス メタリックルービックキューブ
- ガンキューブ
- マジックキューブ(QY Speed Cube)
- パズルキューブ
- MoYU Cubing Classroom(マカロン)
- ガチャガチャの玩具
ちなみに「ルービックキューブ」という名前はメガハウスの商標登録であり、他社は同じ商品名が利用できません。
ただルービックキューブの特許は失効しているため、同じ仕組みを利用した別の名前の商品をいろんな会社が販売している、と言った背景があります。
定番・メガハウス
1つ目は王道、「メガハウス」のルービックキューブです。
今回購入したものはメタリックシールが貼られた40周年記念商品ですが、仕様は通常のものと同様です。
メガハウスのルービックキューブ(3×3)は細かく豊富な種類に分かれていますが、通常カラーは2,400~2,800円程で販売されています(メタリックはメーカー希望小売価格、税込3,080円)。
今回比較した他メーカーと同様のサイズ感ですが、2mmほど大きめなのが特長です。
また、メタリックの場合、黒い本体にシールが貼られているため使用しているうちに傷や若干のシール剥がれや指紋が見られるようになります。
回した感じは「ごく普通のルービックキューブ」で、カチャカチャしますが、そこまで引っ掛かりがあるわけでもありません。
これを基準に残り5つを評価してみます。
ガンキューブ
2つ目はガンキューブの「GAN356 M Lite」です。
ECサイトで3,000円前後で販売されており、決して安くはありません。
中国メーカのため中国語が目立ちますが、箱や本体を入れるケース、袋などどれも立派です。
ステッカーレスなのでシールが剥がれて汚くなることもなく、角の磁石によりピタッとくっつく感じがとても使いやすいです。
ただし、角が簡単にねじれてしまうため、子供が誤ってねじってしまうと本来あるべき色と違う色になってしまいます。
戻すことは出来ますが、ねじったことに気が付かないと永遠に揃わないことに・・・
後述しますが、現在の配色を入力し、全面揃うまでの手順を教えてくれるアプリが存在しますが、角をねじって配色がバラバラになるとこのアプリが使えなくなる罠があります。
また、幼児の次男が隙間に輪ゴムを入れてしまい、壊れかけました。
回しやすさは群を抜いていますが、子供が使うには不向きかもしれません。
肝心な動きは、感動するほど滑らかです。
するする動くのに角の磁石のおかげでピタッと止まります。
マジックキューブ
3つ目はマジックキューブ(Amazon購入価格994円)です。
マジックキューブの名で販売されていますが、「QY ToysのQY Speed Cube」という商品のようです。
中央の中国語が気になりますが、色や見た目はよくある感じで、マスの表面にはシールが貼っています。
回した感じは特別滑らかさもありませんが、1,000円以下なら悪くはないです。
ただし、商品の当たりが悪かったのか、ちょっと落とすとすぐに中央のマスがポロポロ落ちて、ハメなおす必要があるため最終的にセメダインで接着して使用しています。
パズルキューブ
4つ目はパズルキューブです。
こちらもシールが貼られているタイプで、説明書を見る限り中国商品のようです。
箱には「MAGIC CUBE」と書かれていました。
単体購入もできますが、私は楽天市場で下記で紹介するマカロンカラーと2個セット(楽天価格871円)を購入しました。
1個あたり400円ちょっとなので許容範囲ですが、滑りの悪さが動画でも伝わります。
ただし、滑らかな他のルービックキューブを知らない状態で使う分には不満もないと思われるため、子供の初めてのルービックキューブとしては十分ではないでしょうか。
MoYu Cubing Classroom(マカロン)
5つ目は上記とセット購入したマカロンカラーです。
箱を見る限り正式には「MoYu Cubing Classroom」という商品で、4色展開の製品のようです。
見た目も可愛らしく、ステッカーレスで滑りもよく1つ400円台とは思えないクオリティです。
ガチャガチャの玩具
最後は400円のカプセルトイのルービックキューブです。
ガチャガチャ商品らしくかなり小さいのが分かります。
ちなみにロイズチョコレートタウンでゲットしたものです。
遊べはするものの、かなり固く動かしにくく、これでは練習する気にもなりません。
キーホルダー付きの小型の物は「遊ぶ」ことは二の次で「可愛く付けること」がメインの商品です。
おすすめはベーシックカラー
このように価格も400~数千円と幅広いルービックキューブですが、子小さな子供におすすめなのは種類問わず、白・赤・黄・橙・青・緑の「ベーシックカラー」を選ぶことです。
我が家の場合、上手く揃えられない未就学児は以下のようなアプリを使って色を揃えたがります。
手入力も可能ですが、カメラ入力の場合、メタリックカラーやマカロンだと反応しません。
カワイイキャラクターデザインも良いですが、アプリを使う可能性のある方はベーシックカラーがオススメです。
ステッカーレスがおすすめ
ルービックキューブといえば、6色のシールにより面のカラーが分かれていますが、最近は本体に直接色が付いた「ステッカーレス」が増えています。
シールが貼られていないため、剥がれて見た目が汚くなることもありませんし、今回購入したステッカーレスの2商品はどちらも他の商品に比べて滑らかさが抜群でした。
また、手元にはありませんが近頃はメガハウスのルービックキューブもシールではなくパーツ自体に色がついた「カラープレート仕様」の商品が主流のようです。
さすが正規品のルービックキューブ、と言った感じです。
安いのは引っ掛かる
6つのルービックキューブを使用して感じた滑らかさは以下の順で、特に4位以下は引っ掛かりを感じます。
安いのに優秀なマカロンカラーの例もありますが、1,000円以下の商品は滑らかには程遠い使用感だったため、実物が触れないネット購入の場合安すぎるものは禁物です。
- ガンキューブ
- MoYu Cubing Classroom(マカロン)
- メガハウス
- マジックキューブ
- パズルキューブ
- ガチャガチャ商品
マジックキューブのようにすぐにパーツが外れる例もあるため、ネット購入なら返品のしやすいAmazonがおすすめです。
実際に2023年9月にAmazonで購入した分は、届いてすぐにパーツが外れたため返品し、新しいものに買い換えました。
1つだけ買うならメガハウス商品
以上を踏まえると、1つだけ購入するならメガハウスのベーシックカラーの商品がおすすめだと言えます。
ネットの方が安く購入できる場合が多いため、おすすめはネット購入ですが、店舗で実物が見られる点や日本メーカーである安心感は強いです。
種類が豊富なため迷うところですが、おすすめは以下の点に気を付けて選ぶことです。
- 3×3
- 通常サイズ
- ベーシックカラー
- カラープレート仕様
コスパ最強はパズルキューブ(マカロンカラー)
ルービックキューブを揃えるアプリのカメラ機能は使用しないという場合なら、安さ、滑らかさ、可愛さ共にマカロンカラーの「MoYu Cubing Classroom」がイチオシです。
なお、実物を使用していないため不明ですが、上記のマカロンカラーに加えて「MoYu Cubing Classroom」にはベーシックカラーもあるようです。
おわりに
価格がピンキリのルービックキューブですが、価格や耐久性、使いやすさを考えると、子供には安いのに使いやすさ抜群の「MoYu Cubing Classroom」か、安心の「メガハウス商品」がオススメであると判断しました。
当ブログでは他にも「商品やサービスのレビュー」「子育てに関する記事」を多くまとめていますので宜しければご閲覧ください。
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